電子書籍サイトはどこがおすすめ? それぞれの特徴をわかりやすく紹介してみる

特集

電子書籍に興味を持っても、電子書籍配信サイト(以下「電子書籍サイト」)が乱立しすぎていて、どこで購入すればいいのか悩んでしまう。

AmazonにはKindleがあるし、楽天はKoboを買収する、大手印刷会社はBookLive!hontoを運営し、KADOKAWAもBOOK☆WALKERで参入する・・・・・・。

Kindleが一歩抜きん出ているとはいえ市場を制しているわけではなく、世はまさに電子書籍戦国時代だ。

というわけで、各電子書籍サイトの特徴を短くまとめたうえで分かりやすく紹介していこう。

ちなみに漫画アプリはここでは除外する。それはまた別の機会に。

Amazon Kindle

世界最大級のネット書店

世界最大級のECサイトにして世界最大級のネット書店のAmazonによる、世界最大級の電子書籍サイト
国内でもいくつかの調査で利用率1位ということが判明している。

2018年8月 電子書籍の利用に関する調査
MMD研究所は、「2018年8月 電子書籍の利用に関する調査」を実施しました。 2018年8月17日から21日の期間で、全国の男女2,093人を対象に、電子書籍の利用経験や、利用したことのある電子書籍ストア・アプリ、読み放題サービスについて聴取しています。利用サービスの違いなど、男女別の傾向も調査しました。

Amazonなだけにサービス終了のリスクが最も低いのと、書籍の取り扱い数が最も多いのが強み。
またレビューも膨大なため、購入の際の参考にしやすい。

セールも豊富で、国内電子書籍サイトが独自セールを行うと、それに対抗して同じ本をポイント還元セールにしてくる。
ただし国内電子書籍サイトのようなクーポン配布は行っていない。

目に優しいKindle電子書籍リーダー

Kindleでは無料アプリのほかに、専用の電子書籍リーダーが販売されている。
国内で電子書籍リーダーを販売しているのはKindleと楽天Koboくらい(のはず)。

電子書籍リーダーはE Inkディスプレイで紙のように読みやすく、また直接目を照らさないフロントライト方式で目に優しいため、長時間の読書でも疲れにくいという仕様。

軽く読書をするときはスマホやタブレットでいいが、がっつり読書をするときは電子書籍リーダーを使いたい。

Kindle Unlimitedで幅広いジャンルが読み放題

読み放題サービスには月額980円の「Kindle Unlimited」がある

和書12万冊以上(たぶんもっとある)、洋書120万冊以上が対象で、漫画だけでも4万冊以上読める。

ただし漫画はマイナータイトルばかりなため、どちらかといえば小説やライトノベル、ビジネス・実用書といった、漫画以外を読む人向けかと思う。

最初の30日間は無料。

評価

  • サービス終了のリスクがたぶん最も低い
  • 書籍の取り扱い数やレビュー数が最も多い
  • 目に優しいKindle電子書籍リーダーがある
  • Kindle Unlimitedで幅広いジャンルが読み放題

正直アプリのUIは他の国内電子書籍サイトより明らかに劣っているが、サービス終了のリスクの低さを考えると現状ではここが一番オスススメだ。

電子書籍は利用しているサイトのサービスが終了すると、最悪の場合は購入した本が読めなくなるので、サービス終了のリスクが最も低いサイトを使うのが好ましい。

その点については下の記事でも解説した。

また書籍数やレビュー数も豊富で、電子書籍リーダーもある

電子書籍サイト選びの際に電子書籍リーダーの有無は軽視されがちだが、上述したようにE Inkディスプレイで紙のように読みやすく、また直接目を照らさないフロントライト方式で目に優しいため、長時間の読書でも疲れにくいという必須級の端末だ。

詳しくは下の記事で解説しているので、興味のある人はそちらをどうぞ。

ebookjapan

Yahoo!の電子まんが書店

Yahoo!が運営する漫画に特化した電子書籍サイト。

漫画以外も扱っているが特に漫画の紹介に力を入れており、サイト内容はほとんど漫画一色。漫画以外のジャンルは「その他」扱い。

取り扱い書籍数は50万冊以上(一説によると60万冊以上)で特に不足はない。

Yahoo!プレミアム会員だとお得なサービス

Yahoo!のサービスと連携しており、月額462円のYahoo!プレミアム会員になると、毎週金曜日にPayPayボーナスライトで購入金額の20%相当が戻ってくる

他にも雑誌110誌以上、漫画1万3千冊以上などが読み放題になる特典もある。

評価

  • 漫画の紹介に特化したデザイン
  • Yahoo!プレミアム会員だとポイント特典や読み放題特典がある

電子書籍の利用は主に漫画という人に向いている。
漫画に絞っているためWEBサイトも見やすい。

またYahoo!のサービスと連携しているので、Yahoo!プレミアム会員だとお得になる。

BOOK☆WALKER

KADOKAWAのライトノベル品揃えNo.1サイト

KADOKAWA直営の電子書籍サイト。

ライトノベル最大手のKADOKAWAなだけに「ライトノベル品揃えNo.1」を謳っている。

取り扱い書籍数は約65万冊。
ほかでは発売日が一月ほど遅れるKADOKAWAの一部電子書籍も、ここでは発売日通りに配信される(最近そういうことは減ったと思うが)。

ライトノベルの中には、BOOK☆WALKER限定の書き下ろしショートストーリー特典が付くこともある。

毎日10分タダ読みできる

2万冊以上のライトノベル・小説が毎日10分間読み放題になる「まる読み10分」という無料サービスがある

『ソードアート・オンライン』などの人気作の最新巻までもが毎日10分間タダで読めてしまう。大変お得。

マガジン☆WALKERで雑誌読み放題

読み放題サービスとしては、月額500円で雑誌が読み放題になる「マガジン☆WALKER」がある。

『電撃大王』や『電撃マオウ』といった主にKADOKAWAの雑誌が対象になっている。

評価

  • ライトノベル品揃えNo.1
  • 限定特典が付く作品もある
  • 「まる読み10分」で毎日10分間タダ読みできる
  • 月額の雑誌読み放題サービスがある

電子書籍の利用は主にライトノベルという人に向いている。

毎日10分間タダで読める「まる読み10分」だけでも利用する価値がある
速読できる人には素晴らしいサービスだろう。

BookLive!

国内最大級の総合電子書籍サイト

世界最大規模の総合印刷会社である凸版印刷グループの電子書店。

90万冊以上取り扱っており、Kindleなどを除いた電子書籍専用サイトとしては国内最大級(らしい)。

毎日引けるクーポンガチャ

ここの特徴は毎日引けるクーポンガチャ

1日1回ガチャを回すことで、「漫画全作品が何冊でも10%OFF」などのクーポンをゲット。TwitterやFacebookでシェアすれば再チャレンジもできる。

毎日チャレンジしたくなる面白いシステムだ。

評価

  • 毎日引けるクーポンガチャ

ebookjapanやBOOK☆WALKERのように特定のジャンルに特化しているわけではないので、やや個性が乏しい感はある。
しかし毎日のクーポンガチャには引き付けられる

毎日のクーポンをうまく活用すればお得だろう。

Renta!

日本初の電子書籍レンタルサイト

パピレスによる日本初の電子書籍レンタルサイト

ちなみに同社の「電子書店パピレス」は日本最古の電子書籍配信サイト。

なかなかチャレンジングな会社だと思う。

48時間レンタル

レンタルサービスには48時間レンタルと無期限レンタルの2つがある

48時間レンタルだと購入するより何割か安くなる。
無期限レンタルは要は普通の購入。

対象6万冊以上のうち漫画は5万冊弱で、少女漫画やBL・TLなど、女性向け漫画が多い

またレンタル中に販売価格との差額を払うことで、無期限レンタルにアップグレードすることもできる。

評価

  • 女性向け漫画がメイン
  • 漫画を48時間レンタルできる

女性向け漫画のレンタルサイトとしてオススメ

レンタルはサービス終了のリスクを気にしなくていいのが強みだ。

コミックシーモア

NTTの女性向け漫画サイト

NTTグループのNTTソルマーレによる電子書籍サイト。

62万冊以上の書籍を取り扱っているが中でも女性向け漫画に力を入れており、BL用の公式Twitterアカウントまで用意されている。

72時間レンタル

最大72時間レンタルできるサービスがある。
対象は8万冊以上で女性向け漫画がメイン。

レンタルだと最大83%OFFになり、レンタル期間中に購入価格との差額を支払えば普通の購入に切り替えることができる。

女性向け漫画などが読み放題

読み放題サービスとしては月額780円で2万冊以上が読める「読み放題ライト」と、月額1480円で6万冊近くが読める「読み放題フル」がある。

こちらも主に女性向け漫画。

評価

  • 女性向け漫画がメイン
  • 漫画を72時間レンタルできる
  • 月額の読み放題サービスがある

女性向け漫画のレンタルサイトとしてオススメ

レンタル時間はRenta!が48時間で、こちらは72時間という違いがある。
とはいえ漫画のレンタルに時間はさほど関係ないので、安いほうを利用すればいいと思う。

honto

ハイブリッド型総合書店

世界最大規模の総合印刷会社である大日本印刷が運営するハイブリッド型総合書店。

特筆すべき店はリアル書店との連携
電子書籍や紙の本のネット通販だけでなく、丸善・ジュンク堂・文教堂などと提携し、それら提携書店の各店舗の在庫状況を確認できるようになっている。

読割50で紙の本と同じ電子書籍が半額

さらにhontoの通販や提携書店で対象の紙の本を購入すると、5年以内なら同一タイトルの電子書籍が50%OFFで購入できる「読割50」というサービスがある

紙の本購入時に電子書籍が未発売の場合は、電子書籍の発売から5年以内が条件。

評価

  • 提携しているリアル書店の在庫状況を確認できる
  • 紙の本を購入すると5年以内なら同一タイトルの電子書籍が半額

純粋に電子書籍サイトとしては可もなく不可もなくだが、紙の本を購入するとその電子書籍が半額で購入できる「読割50」が素晴らしい

紙の本も電子書籍も両方ほしいという人にオススメだ。

まとめ

各電子書籍ストアの特徴

  • Kindle:最大手でサービス終了のリスクが低い。目に優しい電子書籍リーダーもある。
  • ebookjapan:漫画を読む人にオススメ。Yahoo!プレミアム会員だとお得。
  • BOOK☆WALKER:ライトノベルを読む人にオススメ。毎日10分タダ読みできる。
  • BookLive!:毎日クーポンガチャを引ける。
  • Renta!:女性向け漫画などを48時間レンタルできる。
  • コミックシーモア:女性向け漫画などを72時間レンタルできる。
  • honto:リアル書店と連携。紙の本を購入すると同一の電子書籍が半額。

まとめるとこんな感じ。

個人的にはKindleがオススメだが、漫画はebookjapanもアリだと思う。

まぁKindle以外は新規会員向けの初回クーポンが貰えたりするので、一通り使ってみるといいかもしれない。

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