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【完結済み】短編漫画おすすめランキング20選【短い名作】

おすすめマンガ

何十巻も続く長編漫画もいいが、1巻~10巻くらいで短くまとまった漫画も面白い。

というわけでKindleで読める短編漫画の中から、オススメの完結作を紹介していこう。

短編漫画おすすめランキング

【1位】プラネテス

プラネテス(1) (モーニングコミックス)

「宇宙」と「愛」がテーマの傑作SFヒューマンドラマ!

今よりも気軽に宇宙へ行けるようになった近未来。
宇宙のデブリ(ゴミ)回収業者として働く主人公をはじめ、宇宙で妻を失った同僚や、ロケット技術者を目指す少年、宇宙船以外何一つ愛せない科学者など、宇宙に関わる様々な人々の物語が展開される。


画像は『プラネテス』1巻。事故が原因でパニック障害を引き起こし、自分と語り合う主人公。

同じ宇宙飛行士モノでも夢に向かって突き進む『宇宙兄弟』とは異なり、こちらは人生観などの哲学・思想を描いた作品。

言葉にするのが難しいが、全4巻で短いながらも、宇宙を通して人生や愛などについて考えさせられる。

20歳前半のデビュー作でこれを描いた作者に脱帽だ。

【2位】蟲師

蟲師(1) (アフタヌーンコミックス)

怪異を引き起こす「蟲」と対峙する伝記ファンタジー!

江戸時代~明治時代あたりの架空の日本が舞台。
常人には見えない「蟲」への対処を生業とする「蟲師」の主人公が各地を旅し、「蟲」による怪異を解決していく。


画像は『蟲師』1巻。蟲に取り付かれてしまったことで角が生えた少年。

要は妖怪ミステリー系だが、蟲は人に取り付くだけで喋るわけではないので、話の中心はあくまでも人間。
蟲に取り付かれた人々の人生を見ていきながら、それを主人公が解決する流れになっている。

淡々とした儚さがあるものの、古き良き日本や、自然の美しさを感じる和の雰囲気がクセになる作品だ。

【3位】BLAME!

新装版 BLAME!(1) (アフタヌーンコミックス)

どこまでも続く巨大構造物を探索するSFアクション漫画の金字塔!

遥か遠い未来、都市は複雑高度に階層化され、ネットワーク社会も拡大し、ネットワークへの正規アクセスを可能にする「ネット端末遺伝子」が市民権となる。
しかし災厄によりネット端末遺伝子は失われ、人間は市民権を失ってしまい、AIにより排除されるようになる。

そんな絶望的な世界で、サイボーグの主人公はこの世界を救う鍵となる、失われたネット端末遺伝子を持つ人間を探し出そうと、果てしない探索と戦いの旅を繰り広げる。


画像は『BLAME!』1巻。壮大な都市構造物を歩く。

制御できなくなったAIによって際限なく拡張されていく階層都市、不法居住者としてAIに排除されるようになった人間、そして人間とは異なる進化を遂げた珪素生物・・・・・・。

そんなワクワクするSF世界を、サイボーグで不老不死の主人公が淡々と戦いながら、黙々と探索していく。

セリフも少なく雰囲気も暗いのでかなり人を選ぶかと思うが、このスケール感と音のない世界には引き込まれる。

【4位】夕凪の街 桜の国

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

原爆の被爆者家族の日常を描いた感動作!

被爆から10年後、生き延びて日常を歩んでいた人に突然訪れる原爆症による死。
そして今も続く、被爆により家族を亡くした二世の悩みや差別。


画像は『夕凪の街 桜の国』。

涙なくして語れない、多くの人に知ってほしい、読んでほしい作品。

原爆がテーマではあるものの絵柄も主人公も明るいため、重苦しい雰囲気ではなく読みやすいかと思う。

【5位】寄生獣

寄生獣(1) (アフタヌーンコミックス)

人間に寄生し捕食する生物との戦いと共生を描いた傑作!

あるとき謎の寄生生物が空から降ってきて、人間の頭に寄生し、人間そっくりの姿で人間社会に紛れ込むようになる。そしてその裏で密かに人間を捕食する。
日本に住む高校生の主人公も寄生されるが、寄生先が右手だったために命は助かり、以降その寄生生物との奇妙な共生関係が続くことになる。


画像は『寄生獣』1巻。右手に寄生される主人公。

人間を捕食する寄生生物側と、その寄生生物を探し出して滅ぼそうとする人間側、そして寄生生物と共生する主人公たちの三者が入り乱れ、戦いを繰り広げていく。

寄生生物の中にも「自分達は何のために生まれてきたのか、どこから来てどこへ行くのか」という考えを持つものが現れるなど、ストーリーには哲学的な内容も多く含まれる。

絵柄こそ古いものの完成度の高い名作なので、一度は読むことをオススメする。

【6位】幽麗塔

幽麗塔(1) (ビッグコミックス)

セクシャル・マイノリティを絡めた傑作ミステリー!

物語は昭和29年の神戸が舞台。
無職ダメ人間でのび太のような主人公はある日、謎の美青年にそそのかされ、金を目当てに財宝が眠るといわれる幽霊塔を調査することになる。

しかし幽霊塔を狙う殺人鬼の出現や、過去の幽霊塔の惨劇、幽霊塔を買い取った検事の目論見、相棒となった美青年の正体など、次から次へと謎を呼ぶ展開になり、様々な怪事件へと巻き込まれてゆく。


画像は『幽麗塔』1巻。財宝が眠るとウワサされる幽霊塔を巡り事件が起こる。

そうした波瀾万丈なミステリーと同時に、トランスジェンダーの悩み・苦しみも巧みに表現される。
日頃トランスジェンダーについて考えることなどなかったが、この漫画を読んで、私にもその気持ちが少しだけ理解できたつもりになれた。

ミステリーとしても、葛藤や成長を描いたヒューマンドラマとしても、綺麗にまとまった満足度の高い名作だ。

【7位】ひきだしにテラリウム

ひきだしにテラリウム

『ダンジョン飯』の九井諒子氏による傑作ショートショート!

SFを中心としたコメディ集で、1話数ページの引き出しの中にクスッと笑える話が詰め込まれている。


画像は『ひきだしにテラリウム』。ショートショートの主人公として生まれた少女のお話。

発想もさることながら、ストーリーにあわせて絵柄を変えているので1つ1つが新鮮な気分で楽しめる。

ちなみに中には龍を料理する話も出てくるが、これが後にドラゴンを料理する『ダンジョン飯』へと繋がるわけか。

ほかにも同作者の『竜のかわいい七つの子』『竜の学校は山の上』も短編でオススメ。

ひきだしにテラリウム
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【8位】テルマエ・ロマエ

テルマエ・ロマエI (ビームコミックス)

古代ローマ人が現代日本の風呂文化にカルチャーショックを受ける風呂コメディ!

古代ローマの浴場設計技師が事故で現代日本にタイムスリップするも、転移先はなぜか風呂の中。
主人公はそこで古代ローマより遥かに発達し、様々な面で合理的な日本の風呂の凄さを知り、驚愕する。
そしてそこで得た着想をもとに、古代ローマに戻って浴場を設計して評価されていく。

シリアスな笑いとして面白いだけでなく、風呂を通して古代ローマ文化の親近感や、日本文化の素晴らしさを教えてくれる良い作品。

「マンガ大賞」と「手塚治虫文化賞」をダブル受賞し、また欧米でも評価されている。

【9位】日常

日常(1) (角川コミックス・エース)

高校生たちの日常シュールギャグ!

日常といっても、開幕からロボ娘が曲がり角で男子高校生にぶつかりその衝撃でお互いが上空に吹っ飛び、そして荷物から飛び散ったこけしや赤ペコ、しゃけが頭の上に降ってくるような日常。


画像は『日常』1巻。頭の上にシャケが降ってくる日常。

シュールなギャグに昭和のノリ、そして個性的なキャラクターたちが加わって、クセになる笑いを提供してくれる。

独特すぎて理解できない人にはサッパリかと思うが、ハマる人には凄くハマるコメディだ。個人的にはとてもツボに入った。

【10位】ハチミツとクローバー

ハチミツとクローバー 1

美大生たちの青春と、報われないそれぞれの片思いを描いた少女漫画の名作!

貧乏アパートで暮らす美大生の男3人組が、可憐な天才少女と出会うことから物語が動き出す。


画像は『ハチミツとクローバー』の1巻。コロボックル扱いされるヒロイン。

主要登場人物のほとんどが報われない片思いをしているのが切ない。

しかしハイテンションなノリのコメディもミックスされているので、暗さを感じさせない切なさだ。
少女漫画というより青年漫画に近い作風だろうか。

作者は『すごいよ!!マサルさん』をリスペクトしているそうだが、そのためか女性だけでなく男性でも読みやすい漫画になっている。
性別を問わずオススメできる少女漫画。

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【11位】竹光侍

竹光侍(1) (ビッグコミックススペシャル)

『ピンポン』などで知られる松本大洋氏と、僧侶(!)の永福一成氏による時代劇漫画。

あまり知られていないかもしれないが、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞や、手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞するなど、高く評価されている作品である。

で、この作品の何が凄いかというと、ストーリーも完成度が高いのだが、何よりに目を見張る。

画像1枚目は『竹光侍』1巻で、2枚目は2巻。独特の画風で描かれる。

そう、みんな知っているであろうピカソのアレ。

キュビズムなどと言うそうだが、漫画でもこのような描き方ができるとは、目からウロコだった。
これはもう、アートとして後世に残していいレベルだと思う。

また絵だけでなく、浪人・瀬能宗一郎の剣の道を描いた物語も面白い。
渋くも丁寧に語られ、良質な時代小説を読んだような満足感を得ることができた。

もっと広まってもいい傑作漫画だと思うのだが、絵的に映像化で魅力を引き出すことができないのが難点か。

しかしとにかく漫画としては素晴らしい。

【12位】スプリガン

スプリガン〔保存版〕(1) (少年サンデーBOOKS)

超人の特殊エージェントたちが軍隊などと戦うサイエンス・アクション!

超古代文明の遺産を巡って争う各国・企業と、それらを悪しき者たちから守るべく戦う特殊工作員「スプリガン」の戦いが描かれる。


画像は『スプリガン』1巻。主人公はオーパーツを組み込んだオリハルコン製のパワードスーツを装着して戦う。

この作者のだいたいの作品にいえることだが、軍や特殊部隊相手に高校生が活躍するという心踊る中二設定が魅力的。
この作者はそういうのを描くのがホントうまい。

また古代文明や神話を用いたエピソードも多く出てくるので、その手の話が好きな人にもオススメだ。

【13位】ファイアパンチ

ファイアパンチ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

週刊少年ジャンプで『チェンソーマン』を連載している藤本タツキ氏の連載デビュー作。

1話目が大きな話題になったのでマイナーとは言えないかもしれないが、しかし映像化はされていないのでメジャーというほどでもない作品か。

まぁ1話目早々から主人公は飢える村人のために「ボクの腕をお食べ」とアンパンマンよろしくカニバリズム奉仕に走るため、内容的にアニメ化は厳しいのかもしれない(この場合はカニバリズムではなくアントロポファジーだろうか)。


画像は『ファイアパンチ』1巻。1話目から衝撃的な展開が繰り広げられる。

物語は雪に覆われ、祝福者と呼ばれる能力者が存在する遠い未来の地球。

主人公は再生する能力を活かし、食べる物がない村人たちに自身の肉を分け与えて暮らしていた。
しかし食人を嫌悪したほかの祝福者により、「焼け朽ちるまで消えない炎」で村を燃やされてしまう。

だが主人公は燃やされながらも強力な再生能力と強靭な意志で生き続け、全身に炎を纏った復讐者と化す。

という、文章だけだと伝わりにくいかもしれないが、衝撃的な展開で1話目から引き込まれる
『チェンソーマン』もそうだったが、この作者は導入部で読者のハートをつかむのがうまい。

グロやら食人やらがあるのでかなり人を選ぶものの、Amazonなどで1話目がまるまる公開されているので、最初だけでも是非とも読んでみてほしい。

またその後にしても、作者の頭の中はほんとぶっ飛んでると感心する展開が続く(内容は賛否あるかと思うが)。

【14位】セトウツミ

セトウツミ 1 (少年チャンピオン・コミックス)

男子高校生2人が川辺で放課後漫才トーク!

元サッカー部の瀬戸と、優等生の内海。
性格は対極だがなぜか気が合う2人は、毎日放課後に川辺で日常のくだらない会話をする。


画像は「セトウツミ」1巻。ちょっと神妙な面持ちをしてみる2人。

コメディだが奇抜なシチュエーションを用いるのではなく、会話のセンスや間の取り方で笑わせにくる。
要は漫才で、クオリティの高いやり取りで笑わせてくれる。

しかも最終巻には驚愕の展開まで用意されている。
まさかこれまでの会話が伏線だったとは・・・・・・とビックリ。

【15位】エマ

エマ 1巻 (HARTA COMIX)

森薫氏によるメイドと貴族のブリティッシュロマンス!

ヴィクトリア朝時代のロンドンを舞台に、まだ伝統的な身分制度が根強く残る貴族社会の身分差の恋を描いている。


画像は「エマ」1巻。19世紀後半のロンドンが舞台。

初期の頃はまだ絵が洗練されていないものの、徐々に『乙嫁語り』へと繋がる緻密な描き込みに昇華していく。

森薫氏が表現する煌びやかな世界と、淡々とした日常の雰囲気がとても好みで何度も読んでしまう。

【16位】僕だけがいない街

僕だけがいない街

タイムリープ能力で小学生の頃に戻り、事件の真犯人を探すミステリー・サスペンス

売れない漫画家の主人公はある日、小学生の頃に起きた連続小学生誘拐事件の真犯人に母親が殺され、その罪を擦り付けられてしまう。

しかしそのことがキッカケで小学生の頃までタイムリープし、当時の事件の真犯人を追うこととなる。

見た目は子供、頭脳は大人になった主人公は、虐待を受けている同級生を救おうとするなど、事件を追う過程で周囲の人々を襲う悲劇を回避する方向へと進んでいく。

先が気になりどんどん引き込まれる作品。

【17位】彼方のアストラ

彼方のアストラ

SF惑星サバイバル少年漫画のヒット作

宇宙の惑星キャンプへ向かおうとしていた高校生の主人公たちは謎の襲撃を受け、故郷から遠く離れた宇宙空間へと飛ばされてしまう。

そこで生徒たちは自分たちの力だけで宇宙船を操り惑星間を旅し、自力で生還しようとする。

前半は惑星でのサバイバルを通して仲間たちとの絆を強めていく少年漫画らしい物語だが、後半にはミステリー要素が強まり、意外な展開に読者は驚愕させられる。

SF惑星サバイバルに少年漫画のキャラクターやコメディ、そしてミステリーが組み合わさった良作。

【18位】山賊ダイアリー

山賊ダイアリー(1) (イブニングコミックス)

東京から岡山の田舎に帰った著者が、空気銃を片手に猟仲間たちと楽しく狩猟。

猟師にして漫画家の岡本健太郎氏が、ウサギやハト、カラス、イノシシなどを狩猟し、狩猟した動物は自分で解体して調理する日々を描くコミックエッセイ。

マムシやカラスなども食べるが、そういった料理も美味しそうに見えてしまう。

猟の手法やサバイバルの知識、資格、コミュニティなど、リアルな狩猟体験が淡々と詳細に描かれて、読んでいて男心がくすぐられる。

【19位】いちえふ

いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) いちえふ 福島第一原子力発電所労働記 (モーニングコミックス)

福島原発作業員の日常を描いたルポ漫画。

東日本大震災後の福島第一原子力発電所(通称「1F」)で、実際に作業員として働いた作者の体験談をまとめている希少な本。

採用までの流れや、作業員が実際にどんな環境でどんな仕事をしているのかが分かりやすく描かれており、また1F内での闇取引めいた転職活動などの話もあって読み物としても面白い。

国内だけでなく海外からも注目された作品だが、メディアではあまり報じられない福島の現実を知ることができるので一度は読んでおきたい。

【20位】フリージア

フリージア愛蔵版 1 (1) (ビームコミックス)

松本次郎氏のバイオレンス・アクション漫画。
実写映画化されたものの評価がイマイチであまり話題にならなかったが、漫画のほうは面白いのでオススメ。

舞台は凶悪犯罪による被害者が加害者に復讐する「敵討ち法」が成立した近未来の日本。

被害者遺族はプロの執行代理人に敵討ちを依頼し、また加害者は警護人に護衛を依頼する。
そうして執行代理人と、警護人および加害者の殺し合いが演じられるようになる。


画像は『フリージア』1巻。妄想の相手と会話をする主人公。

主人公は特殊部隊出身の凄腕の執行代理人。

物語ではこの主人公の活躍を中心に、執行代理人たちの仕事や日常と、ターゲットにされた加害者および警護人の葛藤などのヒューマンドラマが展開される。

そしてなんといってもこの作品の特徴は、登場人物のイカレっぷりである。

精神がおかしくなっており、しょっちゅう妄想相手と会話をする主人公をはじめ、登場人物の多くがどこか狂ってしまっている、あるいは徐々に狂っていく。

かなーりアクが強い作品かと思うが、この狂いっぷりにハラハラドキドキさせられるし、読んでいてクセになる魅力がある。

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