【Kindle】漫画おすすめランキング! 面白い名作50タイトルを厳選紹介【2020年最新】

おすすめマンガ

(10月21日更新)

Kindleで読める個人的にオススメな名作漫画を50タイトルに厳選して紹介。

古い漫画を含めるとキリがないので、掲載する作品はなるべくここ20年以内の漫画を優先している。

【総合TOP10】

【1位】鋼の錬金術師

鋼の錬金術師 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)

賢者の石と国の陰謀を巡る錬金術師たちのダークファンタジー!

魔法のような「錬金術」が存在する近代ヨーロッパ風の世界。
幼くして母親を亡くした天才兄弟の2人は、母親を蘇らせたいがために錬金術を用いて禁忌の人体練成を行う。しかしその代償は大きく、兄は片手と片足を、弟は全身を失ってしまう。
2人は失ったものを取り戻すため、伝説の「賢者の石」を探す旅に出る。


画像は『鋼の錬金術師』1巻。少年漫画だがカッコイイ大人たちが多く登場する。

錬金術というの名の魔法バトル物。
基本的にシリアスなダークファンタジーだが、笑いあり涙あり勧善懲悪ありの、少年漫画として王道のストーリーでもある。

そしてそのストーリーは全27巻もの長編でありながら、とても綺麗にまとまっていて完成度が非常に高い。
少年漫画にありがちな引き伸ばしも一切なく、最初から最後まで話が一本に繋がっていてお見事。

また登場するキャラクターひとりひとりが大事にされており、どの脇役たちも格好良くて魅力的だ。
特におっさんたちの生き様がカッコイイ。少年漫画というよりむしろおっさん漫画。

ストーリーや設定の完成度、そして画力を考慮すると、少年漫画ではこれをオススメするのが最も無難に思える。

【2位】ヒカルの碁

ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

一大囲碁ブームを巻き起こした少年漫画で異色の囲碁漫画!

平安時代の天才囲碁棋士の霊に取り憑かれた小学生のヒカルは、霊にせがまれて嫌々ながらも碁を始める。
しかし同い年でありながらプロ級の実力を持つ塔矢アキラに刺激され、次第に碁の魅力に目覚めていく。


画像は『ヒカルの碁』13巻。平安時代の棋士と現代の名人が対戦。

囲碁はルールがわからない?
大丈夫、ルールが一切まったくわからなくても最高に面白い。

「囲碁をここまで熱い闘いに描けるのか!」と感心するくらい、ほったゆみ氏と小畑健氏の名コンビが少年漫画らしい燃える演出で、手に汗握る白熱した対戦を描き出してくる。
これは今のところ誰にも真似できていない芸当だと思う。

ストーリーはライバルや仲間との出会いと別れを経ながら、次第に高みへと登りつめてゆく少年の成長を描いた王道。
特に1巻~17巻までの第一部は、週刊連載でありながら文句なしの高い完成度でまとまっている。

囲碁を題材とした作品でこれ以上のものはもう生まれないだろうと思われる傑作。

【3位】宇宙兄弟

宇宙兄弟 オールカラー版(1) (モーニングコミックス)

夢を追い続ける大人たちを描いた宇宙飛行士ヒューマンドラマ!

幼い頃に星空を眺めながら宇宙へ行く約束を交わした兄と弟。
弟はそのまま夢を追い続けて宇宙飛行士になるが、兄は成長するにつれて夢をあきらめてしまう。
しかし会社をクビになり、さら弟に後押しされたことで、兄は再び宇宙飛行士の夢を目指すことを決意する。


画像は『宇宙兄弟』1巻。幼い頃に宇宙を夢見た兄弟。

宇宙飛行士の夢を追い続けて叶えた弟と、夢を諦めて就職した兄。
その兄が30を過ぎてから再び夢を目指し、様々な困難を乗り越えながら少しずつ夢を叶えていくサクセスストーリーとなっており、こういった話は読んでいてモチベーションが上がる。

天才肌の弟に対して、兄はそこそこ優秀ながらも天才というわけではなく、弟に対して劣等感を抱いたり、困難な状況に毎回思い悩む。
そういう人間臭さがある主人公に応援したくなる魅力があるし、共感もできる。

また登場する団体はNASAやJAXAといった宇宙関連の実在団体。
宇宙飛行士になるための選抜試験や、宇宙飛行士の訓練、宇宙での任務など、宇宙飛行士のことが丁寧かつリアル(たぶん)に描かれている。
これを読んで宇宙飛行士の大変さがわかり、尊敬の念を抱くようになった。

夢に向かって突き進む情熱を思い出させてくれる、大人にこそオススメしたい漫画。

(※進行はモノクロ版のほうが早い)

【4位】ワンピース

ONE PIECE カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

累計4億6000万部以上でギネス世界記録の海賊大冒険漫画!

伝説の海賊王が遺した大秘宝を巡り、海賊たちが覇権を賭けて争う大海賊時代。
新米海賊の少年・ルフィは海賊王を目指し、仲間を集めて大航海の冒険に出る。


画像は『ワンピース』1巻。大いなる旅の第一歩を踏み出すルフィ。

これ紹介いる?
と言いたくなるほど有名な日本一売れている漫画。

船に乗って仲間と世界中をまわる壮大な旅。
個性的な土地や国でのワクワクする冒険。
泣けるエピソードや、熱いバトルでの巨悪を倒す爽快感。

少年漫画の面白さのすべてが詰まった傑作だ。

ストーリーは1話目から掴みが完璧。
そして大長編ながら構想がしっかり練られているため全体の完成度も高い。

また泣けるエピソードもうまい。
訪れる先々で必ずひとつ泣けるエピソードを持ってくるが、それがわかっていても毎回泣ける、感動する。

あえて欠点を述べるなら巻数が長すぎることか。
まぁ1~23巻でひとつの大きな話がキリよくまとまっている感じなので、とりあえずそこまででも読むことをオススメする。

(※進行はモノクロ版のほうが早い)

【5位】ドラゴンボール

DRAGON BALL カラー版 孫悟空修業編 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

いまだ色あせぬ王道インフレバトル漫画の金字塔!

人里離れた山奥で暮らしている野生味あふれる少年・孫悟空。
西の都からやってきた少女ブルマと出会い、7つ揃えたらどんな願いでも叶う「ドラゴンボール」を探す冒険の旅に出る。


画像は『ドラゴンボール』1巻。初期の頃はドラゴンボールを探す冒険物だった。

当初は冒険物語だったが、すぐにトーナメントなどのバトルメインになり、それから2億6000万部を超える大ヒット作へと成長を遂げた。

バトルメインになってからのドラゴンボールは「戦闘狂の主人公が修行をして強くなって強敵と戦う」ということをひたすら繰り返すシンプルな内容。

凝った伏線だとか、泣けるお話があるとかではなく、ただひたすらにド派手でパワフルなインフレバトルを楽しむ漫画になっている。
しかしそれゆえに、純粋にバトルを楽しみたい人にオススメだ。

やや古い作品ではあるものの、鳥山明氏の描くアクションの上手さと相まって、いま読んでもバトル漫画としては最高峰の出来だと思う。

(カラー版はいくつもに分かれていてややこしいが、この上から順に読んでいけばOK)

【6位】岳

岳(1) (ビッグコミックス)

山の厳しさと素晴らしさを描いた心温まる山岳救助漫画!

北アルプスで暮らしながら山岳遭難救助の民間ボランティアを行う変わった青年・三歩。
山と山に来る人を愛する三歩は、いつも明るく元気に山を登りながら遭難者を救助していく。


画像は『岳』5巻。遭難救助が間に合わない厳しい現実も描かれる。

山岳救助のボランティアをしている主人公を中心に、登山者や遭難者、県警山岳遭難救助隊など、山に関わる人たちのエピソードを描いた漫画。

基本的には山での遭難者と、その遭難者を救助する話が多い。
しかもたまに救助が間に合わず、遭難した人が無慈悲にも死ぬ。

しかし山が大好きで底抜けに明るく優しい主人公が、それでも山は素晴らしい、登山は楽しいということを教えてくれるため、読んでいて決して暗い気持ちにはならない。

むしろ人に対して優しい気持ちになれる温かい漫画だ。

【7位】BLUE GIANT

BLUE GIANT(1) (ビッグコミックス)

ひたすらに真っ直ぐな青年が世界一のジャズプレイヤーを目指す感動の音楽漫画!

ジャズに心打たれた素朴な高校生の宮本大は、世界一のジャズプレイヤーを目指して毎日河原でサックスを吹き続ける。
そうして出会う多くの人たちに応援され、助けられながら、世界への道を立ち止まることなく突き進んでいく。


画像は『BLUE GIANT』1巻。世界一のジャズプレーヤーを目指して演奏する主人公。

『岳』の石塚真一氏によるジャズ漫画。
『岳』は完成された主人公による1話完結の物語なのに対して、こちらは主人公が成長と成功をしていく長編ストーリーになっている。

世界一のジャズプレイヤーになるという夢と情熱を持ち、その目標に向かってひたむきに邁進する主人公。
その主人公を支える周囲の人たちの優しさにジワッと感動させられる。

この作者は人間の優しさ、温かさを描くのが本当に上手で、この作品でもそれは遺憾なく発揮されている。

ジャズを知らないとか、漫画だと音が聴こえないとか、そういうことはまったく関係ないくらいに良い話の塊だ。

【8位】コウノドリ

コウノドリ(1) (モーニングコミックス)

出産と命を描いた感激の産科医ドラマ!

医者とジャズピアニストを両立する産科医・鴻鳥サクラ。
日々、命の危険と隣り合わせの出産を扱っていく。


画像は『コウノドリ』2巻。産科医でありながら有名なジャズピアニストでもある主人公。

妊婦とその家族を中心とした出来事が数話完結で掲載されていく出産エピソード集。
これは出産に関する知識を身に付けるためにも全員が読んでほしい漫画だ。

この漫画を読めば、出産はリスクがある命がけの行為だし、生まれてくる子供も必ずしも無事とはいかないということがよーくわかる。
これは出産をする女性だけでなく、父親になる男性にも知っておくべきこと。
母子ともに無事に出産を終えるのは幸運な奇跡なのだなと強く認識させられる。

付け加えるなら、ほかの医療漫画と違ってドロドロとした医者同士の人間関係や院内政治がないので、純粋に出産関係のエピソードに集中して読めるのも良い点。

医療漫画は数多あれど、これが一番読むべき漫画だと思う。

【9位】ベルセルク

ベルセルク 1 (ヤングアニマルコミックス)

世界中で支持を集めるダークファンタジー漫画の金字塔!

中世ヨーロッパ風のファンタジー世界。
身の丈を超える大剣を背負った黒い剣士が、怪物たちを相手に壮絶な復讐の旅をする。


画像は『ベルセルク』40巻。壮大なダークファンタジーの世界観が魅力。

「剣と魔法のダークファンタジーといえばコレ!」と断言できる傑作。

身の丈を超える大剣「ドラゴンころし」を振るう、黒い鎧に身を包んだ巨漢の剣士・ガッツの壮絶すぎる戦いの人生を描いている。

話の内容はかなり暗いし、グロテスクな描写も多い。
しかし緻密で重厚な画から繰り広げられる、壮大で幻想的な世界観には魅了される。

ハイファンタジー好きなら一度は読むべき作品。

【10位】それでも町は廻っている

それでも町は廻っている(1) (ヤングキングコミックス)

商店街の喫茶店を中心としたほんわか日常コメディ!

商店街のみんなに可愛がられている、タヌキっぽい元気な女子高生。
その少女とおかしなメイド喫茶を中心に、ノスタルジックな商店街でドタバタ活劇が繰り広げる。


画像は『それでも町は廻っている』1巻。一昔前のノリを感じさせるコメディが多い。

メイドの格好をしたお婆さんの喫茶店でアルバイトをする女子高生のなんでもない日常を、1話完結のオムニバス形式で綴った物語。

1話1話の完成度が高く、笑いあり、ミステリーあり、SFありで飽きさせない。
時系列をバラバラにしつつ伏線が散りばめられていくので、読み直しても楽しめる作りになっている。

そしてそういったちょっとした日常を積み重ねながら、主人公が少しずつ成長していく点も見逃せない。
子供の成長に感動する親になった気分を味わえる。

また舞台となる商店街の、古き良きほんわかとした雰囲気も良い。
「こんな街で暮らしたい」と思える商店街と住人たちが描かれてゆく。

ストーリーも雰囲気も上質な日常漫画といえる。

【完結済み長編】

【1位】デスノート

DEATH NOTE カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

名前を書いた相手を殺せる「死神のノート」を巡った天才同士の頭脳バトル・サスペンス!

とある死神が人間界に落とした、名前を書いた相手を好きなように操って殺せるノート。
それを拾った日本一の天才高校生は、ノートを使って犯罪者を心臓麻痺で裁き、犯罪のない世の中を作ろうとする。
その一方でその殺人を阻止しようと、誰も本名を知らない世界一の名探偵が動き出す。


画像は『DEATH NOTE』3巻。監視を欺くため、ポテチを食べるふりをしながら犯罪者を殺す有名なシーン。

週刊少年ジャンプで異例の頭脳戦サスペンス漫画。

殺人犯の主人公は証拠を掴まれたら負け。
探偵は名前を知られたら負け。

証拠と名前を巡る頭脳戦・心理戦の駆け引きがとても面白く、連載当時は毎週毎週とても楽しみに読んでいた。
大場つぐみ氏の読者を飽きさせないストーリー構成は本当に上手い。

そして小畑健氏の繊細で美麗な画も完成されている。

ストーリーも作画もクオリティが高い名作だ。

【2位】金田一少年の事件簿

金田一少年の事件簿 File(1) (週刊少年マガジンコミックス)

IQ180の高校生が難事件を解決する推理漫画の金字塔!

名探偵・金田一耕助の血を引く高校生の金田一一。
幼なじみの頼みで演劇部の合宿に参加するが、合宿先の孤島のホテル「オペラ座館」では恐ろしい事件が待ちかまえていた。


画像は『金田一少年の事件簿』1巻。孤島で起きた殺人事件に挑む金田一少年。

推理漫画ブームの先駆けとなった名作。
普段はダメ人間だけど事件のときだけ能力を発揮する天才高校生が、数々の難事件を解決に導いていく。

推理漫画だと後から刊行された『名探偵コナン』も有名だが、コナンは子供向けの軽めなストーリーなのに対し、こちらは主に復讐を扱った悲劇的な重い内容になっている。
特に犯人の悲しい動機には同情させられてしまう。

どちらが良いかは好みの問題だが、大人向けとしてはこちらのほうがオススメだろう。

【3位】ナルト

NARUTO―ナルト― カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

忍者たちが己の信念をかけて戦うファンタジーバトル!

少し前まで忍者たちが大きな戦争を行い、殺しあっていた世界。
孤児の少年・ナルトは落ちこぼれの忍者で、さらに大人たちから差別される悲惨な境遇にいた。
しかし努力と諦めない真っ直ぐな心でまっすぐに成長し、次第に周囲を認めさせていく。


画像は『ナルト』1巻。高い画力からのアクション描写が魅力のひとつ。

落ちこぼれ呼ばわりされていた主人公が努力して実力を身につけ、そして活躍する様が気分爽快なファンタジー忍者漫画。

デビュー作にもかかわらず画力が高く、アクション描写がとても上手い。
その画力から繰り出されるファンタジー忍術バトルがカッコイイ。

ストーリーは少年漫画らしい熱さがありながらも、戦争や復讐を扱った重い話も多い。
争いに対して必ずしも力で解決するのではなく、対話で解決する道を模索するなど、少年ジャンプにしては大人向けなところもある。

【4位】もやしもん

もやしもん(1) (イブニングコミックス)

楽しく騒がしい農大の菌類青春コメディ!

肉眼で菌が見える不思議な力を持った農大新入生の沢木惣右衛門直保。
変人の教授や研究室の仲間たちと共に、祭り好きな大学でキャンパスライフを送りながら菌について学んでいく。


画像は『もやしもん』12巻。酒造りのうんちくを語る菌たち。

主人公が肉眼で菌を見れるという設定は正直あまり関係ない。
面白いキャンパスライフ物語であり、菌の世界について楽しく学べる学習漫画である。

菌といっても、出てくるのは主に日本酒やビール、ワインといったお酒の発酵食品。
なので酒好きだとより楽しめる。

農大コメディとしても学習漫画としても最高傑作。

【5位】幽遊白書

幽★遊★白書 カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

喧嘩最強の中学生が妖怪と戦う格闘異能力バトル!

子供を助けて交通事故で死んだ不良中学生・浦飯幽助。
予定外の死により紆余曲折を経て霊界探偵として蘇り、人間界で悪さをする妖怪を退治することになる。


画像は『幽★遊★白書』12巻。主要メンバーの4人。特に飛影と鞍馬の2人は当時人気が高かった。

オカルトコメディとしてスタートしたものの、3巻頃からバトル路線に変更。そしてそれで大ヒットした作品。

『ドラゴンボール』のような熱いトーナメントバトルを行ったり、『ジョジョの奇妙な冒険』のような心理戦の能力バトルを繰り広げたり、かと思えば日常短編だったりと作風がコロコロ変わる。
しかし何を描かせても面白いのが冨樫氏の凄いところ。

子供の頃は中盤のトーナメントが面白かったが、大人になってから読み返すと後半も傑作だったなと理解できる。

【6位】GANTZ

GANTZ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

死者が再生されて異星人と戦わされるSFバトル!

地下鉄のホームではねられて死んだ高校生の玄野と加藤は、謎のマンションの一室に転送される。
そこで得体の知れない黒い玉に武器とスーツを渡され、異星人と戦うよう指示される。


画像は『GANTZ』21巻。死んだ者たちが部屋に集められ、謎の黒い玉に異星人討伐を指示される。

異星人の強さに応じて倒したときにポイントを得られる。
そして100ポイント貯まると、「解放」「仲間の蘇生」「強力な武器」の3つから1つを選択できる。
こういったゲーム的設定が面白い。

また主要キャラクターでもあっさりと死ぬ緊張感があるため、毎回ハラハラドキドキさせられる。

【7位】シグルイ

シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)

刀に狂った漢たちの剣豪時代劇!

江戸時代初頭、隻腕の剣士と盲目の剣士が、駿河城内の御前試合で真剣を用いて斬り結ぶ。
隻腕や盲目になりながらも戦うこの2人には一体何があったのか、その因縁の過去が語られる。


画像は『シグルイ』9巻。2人の剣鬼の因縁の戦いが物語の中心。

絵を見てもらってもわかる通り、かなーり人を選ぶクセの強すぎる漫画だ。

しかし迫真の表現で描かれる剣士たちの生き様、斬り合いには、強く引き付けられる蠱惑的な美しさがある。

残酷でグロテスクで狂気の壮絶な物語。
一度読んだら忘れられない力作である。

【8位】嘘喰い

嘘喰い 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

命がけのスリリングなギャンブル×格闘バトル!

「嘘喰い」の異名を持つ伝説のギャンブラー斑目貘。
貘はあらゆる賭博を取り仕切る秘密組織「賭郎」の長・お屋形様の座を奪い取るため、命がけのギャンブルに身を投じる。


画像は『嘘喰い』4巻。ギャンブルだけでなく迫力ある格闘シーンも魅力。

ババ抜きやポーカー、ハンカチ落としといったシンプルなゲームを、文字通り命を賭けて真剣に戦うギャンブル漫画。
ゲーム内容ひとつひとつが凝っていて面白い。

さらに賭けに勝ってはい終わりではなく、その金を暴力から守らなくてはいけないのもこの漫画の特徴。
ギャンブルと同時に、あるいはギャンブル後に熱い格闘バトルが繰り広げられる。

ギャンブル漫画ではこれが一番面白かったし、画力が高いので格闘漫画としても一級品。

【9位】封神演義

封神演義 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

中国の古典小説を基にした能力バトル歴史ファンタジー!

紀元前11世紀の古代中国・殷の末期。
仙人の太公望は、悪しき仙人や道士を封印する「封神計画」という任務を受け、殷で暴虐の限りを尽くす仙女・妲己と対立する。


画像は『封神演義』20巻。「宝貝」という仙界の道具を用いて戦う。

古代中国の殷と周の、そして仙人たちの壮大な戦争を描いた物語。

原作が原作なだけに、敵も味方も死にまくりで悲しいエピソードが多い。
しかし主人公の軽い性格とコミカルなギャグにより、そこまで暗くは感じさせない読みやすい作品になっている。

さらに特筆すべき点は、ストーリーが綺麗にまとまって完結していること。
少年ジャンプの長編では珍しい完成度の高さ。

【10位】ガンスリンガーガール

GUNSLINGER GIRL(1) (電撃コミックス)

義体化された少女たちと担当官の儚いヒューマンドラマ。

テロ行為の絶えないイタリア。
悲しい過去により瀕死になった少女たちが、政府組織によって義体化と洗脳を施され、担当官と共にテロリストと戦うこととなる。

画像は『GUNSLINGER GIRL』1巻。機械の体を与えられ洗脳を施された少女たちがテロリストと戦う。

儚さ全力全開の作品。

凄惨な事件などで身体を失った少女をサイボーグ化。
さらに薬物投与による洗脳で記憶を消去。
そうして対テロリストの人間兵器となった短命の彼女たちが、殺し合いの日常の中で「小さな幸せ」を見つけるお話。

理不尽な世界で悲しい物語だけど、一抹の希望を感じる読後感ではあった。

【完結済み短編】

【1位】プラネテス

プラネテス(1) (モーニングコミックス)

「宇宙」と「愛」がテーマの傑作SFヒューマンドラマ!

今よりも気軽に宇宙へ行けるようになった近未来。
宇宙のデブリ(ゴミ)回収業者として働く青年・ハチマキはいつか宇宙船を所有することを夢見ながら、ゴミ拾いの日々を送る。


画像は『プラネテス』1巻。事故が原因でパニック障害を引き起こし、自分と語り合う主人公。

同じ宇宙飛行士モノでも夢に向かって突き進む『宇宙兄弟』とは異なり、こちらは人生観などの哲学・思想を描いた作品。

言葉にするのが難しいが、全4巻で短いながらも、宇宙を通して人生や愛などについて考えさせられる。

20歳前半のデビュー作でこれを描いた作者に脱帽だ。

【2位】蟲師

蟲師(1) (アフタヌーンコミックス)

怪異を引き起こす「蟲」と対峙する伝記ファンタジー!

江戸時代~明治時代あたりの架空の日本。
常人には見えない「蟲」への対処を生業とする「蟲師」のギンコは各地を旅し、蟲による怪異を解決していく。


画像は『蟲師』1巻。蟲に取り付かれた少年のエピソード。

古き良き日本を感じる作品。

要は妖怪ものに近い形で、超自然現象の「蟲」に取り付かれた人々の人生を見ながら、それを主人公が解決する1話完結の物語になっている。

儚い雰囲気の中で淡々と進行していくが、個人的にはそれがとても心地良い。

【3位】寄生獣

寄生獣 フルカラー版(1) (アフタヌーンコミックス)

人間を捕食する寄生生物との戦いと共生を描いた傑作!

あるときどこからともなくやって来た謎の寄生生物たち。人間の頭に寄生し、人間そっくりの姿で人間社会に紛れ込み、密かに人間を捕食するようになる。
日本に住む高校生の新一も寄生されるが、寄生先が右手だったために命を取られずに助かる。以降その寄生生物との奇妙な共生関係が続いていく。


画像は『寄生獣』1巻。右手に寄生される主人公。

人間そっくりの捕食者が日常に潜むという、その後の作品に大きな影響を与えた漫画。
最近のだと『東京喰種』や『亜人』はこれの影響を受けている模様。

食物連鎖の頂点に立つ人間が被食者になるとか、環境問題とか、バディ物とか、親子愛とか、哲学とか、主人公が活躍するアクションとか、そういったものを全て詰め込んで10巻で綺麗にまとめている。

一昔前の漫画だし、絵柄も80年代チックで古臭い(そしてファッションはダサい)。
しかしメッセージ性と漫画としての完成度の高さは抜きん出ている名作なのでオススメだ。

【4位】BLAME!

新装版 BLAME!(1) (アフタヌーンコミックス)

巨大構造物を探索する圧倒的スケールのSFアクション!

遥か遠い未来。都市は複雑高度に階層化され、ネットワーク社会も拡大し、ネットワークへの正規アクセスを可能にする「ネット端末遺伝子」が市民権となる。
しかし災厄によりネット端末遺伝子は失われ、人間は市民権を失ってしまい、AIにより排除されるようになる。
そんな絶望的な世界でサイボーグの霧亥はこの世界を救う鍵となる失われたネット端末遺伝子を持つ人間を探し出そうと、果てしない探索と戦いの旅を送る。


画像は『BLAME!』1巻。壮大な都市構造物が魅力。

制御できなくなったAIによって際限なく拡張されていく階層都市、不法居住者としてAIに排除されるようになった人間、そして人間とは異なる進化を遂げた珪素生物・・・・・・。

そんなワクワクする超未来のSF世界を、サイボーグで不老不死の主人公が淡々と戦いながら、黙々と探索していく。

セリフも少なく雰囲気も暗く息苦しい。
しかし圧倒的なスケール感と音のない世界には引き込まれてしまう。

【5位】スプリガン

スプリガン〔保存版〕(1) (少年サンデーコミックス)

超人の特殊エージェントたちが軍隊などと戦うSFアクション!

超古代文明の遺産を封印する特殊工作員「スプリガン」。
高校生の御神苗優はそのスプリガンの一員として、各国の軍隊を相手に古代遺産を守るべく戦っていく。


画像は『スプリガン』1巻。オーパーツを組み込んだオリハルコン製のパワードスーツを装着して戦う主人公。

『ARMS』と並ぶ皆川亮二氏の代表作。
やや古い漫画なものの、個人的に好きな作品なので掲載。

特殊部隊を相手に活躍するという心踊る中二設定が魅力的。
この作者はそういうのを描くのが上手い。

また超古代文明のオーパーツや神話を絡めたストーリーとなっているので、その手の話が好きな人にもオススメ。

【6位】幽麗塔

幽麗塔(1) (ビッグコミックス)

セクシャル・マイノリティを絡めたレトロなミステリー冒険活劇!

昭和29年の神戸。ニートで怠惰した生活を送る天野はある日、謎の美青年・テツオにそそのかされ、金を目当てに財宝が眠るといわれる幽霊塔の調査に協力する。
しかしそれをキッカケに、幽霊塔を巡った連続殺人事件に巻き込まれていくことになる。


画像は『幽麗塔』1巻。財宝が眠ると噂される幽霊塔を巡った殺人事件が起きる。

幽霊塔を狙う殺人鬼の出現や、過去の幽霊塔の惨劇、幽霊塔を買い取った検事の目論見、相棒の美青年の正体など、次から次へと謎を呼び、様々な怪事件へと巻き込まれるミステリー冒険漫画。
最初はのび太のような頼りない主人公も、そうした波瀾万丈な展開を乗り越えて成長していく。

またトランスジェンダーを中心とした、セクシャル・マイノリティたちの葛藤が描かれる点も特徴的だ。
むしろそちらが本題と言えるほど力が入っており、ジェンダーをテーマとした『センス・オブ・ジェンダー賞』の大賞を受賞したほどである。
漫画での大賞受賞はこの作品くらいだと思う。

ミステリーとしても、葛藤や成長を描いたヒューマンドラマとしても、綺麗にまとまった名作。

【7位】ピンポン

ピンポン(1) (ビッグコミックス)

高校生たちの才能と挫折と成長を描いた卓球青春ストーリー!

スマイルとペコは小学生のころから一緒に卓球をしている幼馴染。
いつも天才肌のペコのほうが活躍していたが、実はスマイルは親友のペコに遠慮して才能を隠していた。


画像は『ピンポン』5巻。松本大洋氏による躍動感ある卓球描写。

【8位】夕凪の街 桜の国

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

被爆者家族の日常を描いた必読作!

広島の原爆投下から10年後。
生き延びて日常を歩んでいた人に突然訪れる原爆症による死。
そして現代まで続く、被爆により家族を亡くした二世の悩みや差別。


画像は『夕凪の街 桜の国』。温かみのある絵。

日本人なら知っておかなくてはいけない原爆漫画。

原爆を生き残っても、その後に発症して死ぬ恐れがある原爆症。
そして今もまだ終わっていない原爆による被害。
恥ずかしながら、この漫画を読んではじめて知ったことだ。

絵柄も主人公も明るいため、重苦しい雰囲気ではなく読みやすい。
1巻完結なので一度は読もう。

【9位】日常

日常(1) (角川コミックス・エース)

シュールさを極めた日常コメディ!

ロボ娘が曲がり角で男子高校生にぶつかり、その衝撃でお互いが上空に吹っ飛び、そして荷物から飛び散ったシャケが通行人の頭の上に降ってくる。
そんなシュールな日常がぼちぼちと繰り広げられる。


画像は『日常』1巻。頭の上にシャケが降ってくる日常。

何かよくわからないけど笑ってしまうシュールギャグ。
ただただひたすらにシュールな展開が続いていくので、かなり好みが分かれるかと思う。

「何これよくわからん」と思う人も多いだろう。
でもツボに入る人にはめちゃくちゃツボに入るはずだ。

個人的にはとてもツボに入ったのでオススメしておく。

【10位】エマ

エマ 1巻 (HARTA COMIX)

森薫氏による貴族とメイドのブリティッシュロマンス!

19世紀ヴィクトリア朝のイギリス・ロンドン。
貿易商人の跡取り息子・ウィリアムは、かつての家庭教師だった老婦人の家でメイドのエマと出会う。
身分差がある二人だが、少しずつお互いに惹かれ合っていく。


画像は「エマ」1巻。19世紀後半のロンドンを中心に貴族社会が描かれる。

貴族とメイドの身分差の恋愛を描いた森薫氏のデビュー作。
序盤は絵がまだアレだが、後半には『乙嫁語り』のような華やかな描き込みになっている。

森薫氏が描く煌びやかな世界観と、淡々とした日常の雰囲気にはとても魅力がある。

男女問わず読みやすい恋愛漫画だし、イギリスやメイドが好きな人にもオススメだ。

【連載中】

【1位】ダンジョン飯

ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX)

モンスターをリアルに調理するダンジョンファンタジー・グルメの傑作!

ダンジョンで金も仲間も失ってしまった主人公たち冒険者一行は、死んだ仲間を蘇生するため再びダンジョンに挑む。
しかし金がなくて食料を用意できないため、倒したモンスターを調理にしながら進むことを決意する。


画像は『ダンジョン飯』1巻。リアリティのあるスライムの構造と調理。

ファンタジー世界でモンスターをリアルに調理するという、ありそうでなかった作品。

剣と魔法の王道ファンタジーでありながら、モンスターの設定にリアリティを追求している。
そのリアルなモンスターをリアルに調理しているため世界観に説得力がある。
作中に出てくる料理はまるで本物のように美味しそうだ。

戦闘もモンスターのリアルな設定を活かして、生物としての弱点を突いていく戦い方になっている。
こちらも大人向けのリアルさで面白い。

大人向けのファンタジー作品としてオススメの一品。

【2位】乙嫁語り

乙嫁語り 1巻 (HARTA COMIX)

森薫氏が描写する煌びやかな中央アジア文化!

19世紀後半の中央アジア、カスピ海周辺の地域を舞台に、様々な民族の文化や生活、そして結婚が描かれる。


画像は「乙嫁語り」1巻。綿密な描き込みが魅力。

この漫画はとにかく装飾品の描き込みが緻密。

民族衣装や布地、絨毯、装飾品、工芸品などなど、装飾品1つ1つを徹底的に描き出しているため、中央アジアの文化が絵でしっかりと伝わってくる。

この美しい世界観は老若男女誰にでもオススメだ。

【3位】ハンターハンター

HUNTER×HUNTER カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

怪物・財宝・賞金首・美食・遺跡・幻獣などに生涯をかけるハンターたちの冒険ファンタジー!

ハンターである父親を探すため、少年ゴンはハンターを目指して故郷を旅立つ。
そうして道中出会った仲間たちと共にハンター試験を受験するが、それは多くの死亡者が出る命がけの試練だった。


画像は「HUNTER×HUNTER」1巻。ハンターを目指して旅立つ主人公。

ハンター試験にはじまり、闘技場やオークション、ゲーム世界と、次から次へとワクワクする冒険が生み出されていく。

また能力バトルも『ジョジョの奇妙な冒険』並に面白い。

大人にもオススメな少年漫画の名作。

(※進行はモノクロ版のほうが早い)

【4位】喧嘩商売/喧嘩稼業

喧嘩商売(1) (ヤングマガジンコミックス)

最強の格闘技は何か!?

空手家、柔道家、合気道家、力士、日本拳法家、中国拳法家、召琳寺拳法家、軍隊格闘家、ボクサー、キックボクサー、プロレスラー、総合格闘家、裏世界のシラットの使い手、ヤクザの用心棒、忍術・剣術家、古流武術家・・・・・・。
それぞれの分野で最強のファイターたちが、最強の格闘技を決めるトーナメントで雌雄を決する。


画像は「喧嘩稼業」1巻。最強を決めるトーナメントが始まる。

『喧嘩商売』の序盤はコメディ要素が強いものの、6巻あたりから徐々にシリアスになり(6巻まで飛ばしても問題ない)、『喧嘩稼業』の最強トーナメントへと繋がっていく。

ヘビー級ファイターたちが心理戦の駆け引きをしながら戦う様が、ほかの漫画にはない魅力だ。
またトーナメントは誰がどうやって勝つのか予想できないため、とにかく先が気になって仕方がない。

そして格闘漫画界一の外道で頭脳派な主人公も個性的で面白い。
今一番熱い格闘漫画。

【5位】ジョジョの奇妙な冒険

ジョジョの奇妙な冒険 第1部 カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

能力バトル漫画の金字塔!まぁ能力バトルは3部からだが。

ジョースター一族と吸血鬼・ディオの、1世紀以上にわたって繰り広げられる因縁の戦いが描かれる。


画像は『ジョジョの奇妙な冒険』第5部。3部以降は能力バトルと心理戦が魅力。

能力バトル物に大きな影響を与えた作品。
様々な能力者たちとの心理戦を交えた戦いが面白い。

かなりの長編シリーズだが、全部を読むのは大変という人には4部、5部、7部をオススメする。

4部は一つの街を舞台とした日常バトル。
平穏な街に潜む能力を悪用した殺人者との戦いもあれば、能力者たちのちょっとした平穏な日常のエピソードもある。

5部はイタリアを舞台としたマフィア同士の抗争。
息をつかせぬ命がけの戦いの連続で、テンポの良いスリリングなストーリーになっている。

そして7部は、19世紀後半のアメリカを舞台とした大陸横断の壮大な乗馬レース大会。
1部~6部までの一連のストーリーがリセットされているため、シリーズをはじめて読む人でも楽しみやすいかと思う。

【6位】ヴィンランド・サガ

ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンコミックス)

11世紀初頭のヴァイキングや奴隷を描いた中世ヨーロッパ・アクション!

ヴァイキングに父親を殺された過去を持つ主人公は、復讐のためにヴァイキングの一味に身を置き、戦争と殺戮の少年時代を過ごす。
しかしあることがキッカケで暴力で解決することを否定するようになり、争いや奴隷のない世界を目指すため、新大陸のヴィンランド(北アメリカ)へ旅立とうとする。


画像は「ヴィンランド・サガ」1巻。奴隷のいない平和な国を望む奴隷の女性。

史実をベースに戦争に明け暮れるヴァイキングの生き様と、戦争の犠牲者である奴隷の悲哀なストーリーが展開される。

前作の『プラネテス』同様に哲学的な内容を含む物語ながらも、今作では迫力あるアクションも魅力的になっている。

【7位】進撃の巨人

進撃の巨人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

人間と巨人の戦いを描いた大人気ダークファンタジー!

突如出現した巨人により窮地に陥った人類。
生き残った人々は巨大な壁の内側で辛うじて生活していたが、巨人によりその壁も壊され、再び滅亡の淵に立たされる。


画像は「進撃の巨人」1巻。次々と巨人に食い殺されていく仲間たち。

圧倒的な力を持つ巨人に対し、「立体機動装置」なるものを用いて飛び回りながら戦うアクションが独創的。

そしてなぜ巨人が存在するのかといった世界の謎が解き明かされていくストーリー展開もよくできており、先が気になる面白さがある。

【8位】キングダム

キングダム 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

壮大な中国・春秋戦国時代の戦場アクション!

500年の争乱が続く古代中国の春秋戦国時代。
戦災孤児で下僕身分の少年が天下の大将軍を目指して乱世に身を投じる。


画像は「キングダム」13巻。敵将を討ち取る主人公。

一兵卒未満からのスタートとなる主人公が、戦場で敵将を倒して活躍し、徐々に出世していくストーリーがシンプルに面白い。

戦場での戦いを通して強くなり、強敵を倒して出世する。シンプルイズベストな王道展開が面白い。

大人向けの少年ジャンプといった感じの漫画。

【9位】アオアシ

アオアシ(1) (ビッグコミックス)

Jリーグのユースを舞台としたリアル志向の熱血サッカー漫画!

天性のセンスはあるが技術のない弱小サッカー校の少年が、サッカープロクラブの下部組織「ユース」の監督に見出され、ユースの試験を受けることになる。
当初は周囲との技能の差で苦悩するも、厳しい練習や実践を通して次第に技術を身に付け、才能を開花させていく。


画像は「アオアシ」6巻。1つ1つの実践でサッカーを学んでいく主人公。

『GIANT KILLING』同様にリアル志向の本格サッカーで、しっかりとしたサッカーの戦術と、練習を通した主人公の成長が描かれる。

またチーム内の人間関係や競争の描写もリアル。
チーム全員がプロを目指すライバル同士という、部活とは一味違うユースの厳しい環境には緊張感がある。

【10位】GIANT KILLING

GIANT KILLING(1) (モーニングコミックス)

監督が戦術でジャイアントキリングをするリアル志向サッカー漫画の金字塔!

元日本代表でイングランド帰りの若き天才サッカー監督が、戦術とカリスマで弱小プロクラブを立て直し、勝利へと導いていく。


画像は「GIANT KILLING」3巻。日本サッカー界を面白くすると宣言する主人公。

少年漫画的な必殺技を用いない、戦術で戦うリアルなプロサッカーが描かれる。

また主人公の活躍や選手の成長だけでなく、クラブの経営陣や地元のサポーターなど、サッカーに関わる様々な人たちの群像劇になっているのも特徴的だ。

まさに大人向けのサッカー漫画。

【11位】ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

明治時代アイヌ文化の金塊をめぐるサバイバルバトル!

舞台は日露戦争後の北海道。
偶然にもアイヌが隠した莫大な埋蔵金の存在を知ってしまった元軍人の主人公は、アイヌの少女を仲間に、大日本帝国陸軍や新撰組の生き残りと金塊をめぐる戦いを繰り広げることとなる。


画像は「ゴールデンカムイ」1巻。熊との戦い。

明治時代の歴史に加え、狩猟、グルメ、アイヌ文化、新撰組などの面白い要素をごちゃまぜにした作品。
中でも特にアイヌ文化に力を入れており、アイヌの料理、狩猟、風習といった文化がリアルに描写されている。

熱いサバイバルバトル漫画としてもアイヌ文化漫画としても、どちらでも楽しめる。

【12位】リアル

リアル 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

『スラムダンク』の井上雄彦氏が描く車イスバスケのヒューマンドラマ!

短距離走選手だったが骨肉腫で右脚を切断した過去を持ち、現在は車イスバスケに打ち込む主人公・戸川。
バスケ一筋だったが高校中退になり、生き方を見失った野宮。
自尊心の高い性格で他人を見下していたが、交通事故により下半身不随の障害者となってしまった高橋。
この3人を中心とした人間模様が展開される。


画像は「リアル」1巻。スピード感ある車イスバスケ。

健常者でも、ある日突然に障害者となってしまう可能性がある。
もし自分がそうなったらどうするか、と考えさせられるリアリティがある漫画。

そしてバスケシーンは相変わらず熱い。

【13位】ヒストリエ

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

『寄生獣』の岩明均氏が描く、古代ギリシアの天才軍師エウメネスの生涯!

紀元前4世紀の古代ギリシア。
マケドニア王国のアレクサンドロス大王に仕えた書記官・エウメネスの波乱万丈の人生が描かれる。

画像は「ヒストリエ」1巻。インターネット・ミームで有名なシーン。

エウメネスといってもよく分からない人が多いかと思うが、まったく知らなくても大丈夫。歴史に関係なく純粋に漫画として面白い。

またシリアスな笑いが上手いのか、「ば~~~っかじゃねえの!?」「文化がちが~う!」といったインターネット・ミームとして使われているネタも多い。

【14位】ゆるキャン△

ゆるキャン△ 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

女子高生たちがゆるく楽しくキャンプ!

一人キャンプが好きな女子高校生・志摩リンは冬の一人キャンプを楽しんでいたところ、遭難しかけていた同じ高校の生徒・各務原なでしこを助ける。
なでしこはリンのと出会いをきっかけにキャンプに興味を持つようになり、高校の同好会である「野外活動サークル」に入部し、キャンプを楽しんでいく。


画像は「ゆるキャン△」8巻。1人スクーターで目的地へ向かう。

キャンプの準備や目的地までの移動、野外調理や温泉など、キャンプ・アウトドアの楽しさが伝わってくる雰囲気の良い丁寧な作品。

読んだらふらっとキャンプへ行きたくなる魅力がある。

【15位】ブルーピリオド

ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス)

成績優秀なリア充不良が全力で美術に情熱を注ぐ!

成績優秀でリア充ながらも、打ち込めるものがなく空虚な日々を過ごす高校生の主人公。
しかし一枚の絵に心を奪われ、さらに授業中に真剣に描いた絵が褒められたことで美術の世界にハマり、狭き門の東京藝術大学を目指すようになる。


画像は「ブルーピリオド」2巻。ライバルの言葉に刺激され感情を込めて描く主人公。

主人公は高校2年生という遅れたスタートで絵を描き始めたにも関わらず、最難関の東京藝術大学を受験する。
その努力と葛藤にはリアリティがあり、読んでいて応援したくなる魅力がある。

とても熱い青春漫画であり、そして美術の世界の一端を知ることもできる。
ちなみに受験で終わりではなく、その後も続いていく。

【16位】異世界おじさん

異世界おじさん 1 (MFC)

尾田先生も愛読している異世界帰りYouTuberおじさんファンタジーコメディ!

異世界へ転移させられ、17年もの間たいへんな冒険を体験することになったおじさん。
なんとか現実世界に帰ってきたら、待っていたのは親族一同に引取を拒否されたあげくの一家離散。
それでもめげずに魔法の力を活用してYouTuberになり、甥っ子と生活をしていく。


画像は「異世界おじさん」1巻。オークと勘違いされて殺されかけた話をするおじさん。

おじさんが甥に異世界での過去話を語っていくのが基本的な流れ。
しかし異世界でオークとみなされて何度も殺されかけたりと、おじさんが話す冒険譚は重く辛い話ばかり。
助けた女の子に好意を寄せられることもあるが、好意に気づかずフラグは徹底的にへし折ってしまう。

またSEGAネタや17年間ものジェネレーションギャップの笑える話もあり、30~40代にはグサリと刺さるネタが多い。

異彩を放ちまくる異世界漫画で面白い。

【17位】異種族レビュアーズ

異種族レビュアーズ (ドラゴンコミックスエイジ)

ファンタジー世界の風俗コメディ!

人間、エルフ、獣人、天使たちが、様々なファンタジー種族の風俗店を体験し、ファミ通風クロスレビューで異種族ならではの感想を書き記す。


画像は「異種族レビュアーズ」1巻。異種族間の好みの違いレビュー。

例えば人間は50歳くらいの人間の女性よりも、500歳でも見た目が若いエルフの女性を好む。
しかしエルフにとっては見た目が若くても500歳のエルフよりも、50歳の人間のほうが生命力が若くて好みだったりする。

そういった独自設定の異種族間の好みや身体の違いをコメディとして面白おかしく表現している。とにかく発想が天才的。

【18位】メイドインアビス

メイドインアビス(1) (バンブーコミックス)

底知れぬ巨大な縦穴「アビス」の深層を目指すダークファンタジー!

人類最後の秘境にして、どこまで続くとも知れない深く巨大な大穴「アビス」。
偉大な探窟家を母に持つ少女は、「奈落の底で待つ」と書かれた母の手がかりを頼りに、少年の姿をした記憶喪失のロボットと共にアビスに挑む。


画像は「メイドインアビス」6巻。広大な地下迷宮のアビス。

絵柄は可愛らしいが内容はダークでグロく、徐々にしかし確実に読者の心を抉ってくる。

とはいえダーク&グロだけが特徴ではなく、果てしなく広大なダンジョンを探索するという冒険心をくすぐるストーリーも魅力的だ。

ダンジョン探索モノが好きな人にオススメ。

【19位】チェンソーマン

チェンソーマン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

週刊少年ジャンプの新時代ダークヒーローアクション!

悪魔が蔓延る現代社会。
チェーンソーの悪魔に変身する力を手に入れた少年は公安に拾われ、公安所属のデビルハンターとして悪魔と戦う日々に身を投じる。


画像は『チェンソーマン』3巻。嬉々として悪魔を切り刻むクレイジーな主人公。

敵を切り刻み、血や贓物が飛び散るバイオレンス・アクションが『週刊少年ジャンプ』で連載されるとは、時代の移り変わりを感じる。

敵も味方もあっけなく死んでいくので展開の予想も難しい。個人的に今の『週刊少年ジャンプ』で一番楽しみな漫画。

【20位】シャーリー

20世紀初頭のロンドン。
13歳の少女・シャーリーは、カフェを営む女主人・ベネットの元にメイドとして雇われる。
そうしてふたりの緩やかな日常が送られてゆく。


画像は『シャーリー』2巻。

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