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【Kindle】面白い漫画おすすめランキング50選【2020年最新】

おすすめマンガ

電子書籍のブログを運営し、漫画だけでもこの1年間で数千冊ほど読んだ私が、Kindleで読めるオススメな名作漫画を50タイトルに厳選して紹介しよう(本当は100タイトルにしたかったが、記事が重くなるので50にした)。

ラインナップは少年漫画や青年漫画がメインで、10巻以内に完結する短い漫画から、数十巻以上の長編まで扱っている。
またなるべく2000年以降の作品を優先し、そして最近の連載作も含めている。

(※2月17日更新)

この記事の目次

【殿堂入りTOP10】

【1位】ワンピース

ONE PIECE カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

累計4億6000万部以上でギネス世界記録の海賊大冒険!

伝説の海賊王が遺した大秘宝を巡り、海賊たちが覇権を賭けて争う大海賊時代。
新米海賊の少年ルフィは海賊王を目指し、仲間を集めて大航海の冒険に出る。


画像は『ワンピース』1巻。大いなる旅の第一歩を踏み出すルフィ。

仲間と船旅で世界中をまわる壮大な旅。
様々な個性的な国でのワクワクする冒険。
泣けるエピソードや、熱いバトルからの敵を倒す爽快感。

少年漫画の面白さのすべてが詰まっている王道の傑作だ。

ストーリーは1話目から掴みが完璧。
そして大長編ながら全体の完成度も高い。

また泣ける話もうまい。
訪れる先で必ずひとつ泣けるエピソードを持ってくるのだが、それがわかっていても毎回泣ける、感動する。

あえて欠点を述べるなら長すぎることか。
まぁ23巻まででもキリよく話がまとまっているので、とりあえずそこまででも読むことをオススメする。

(※進行はモノクロ版のほうが早い)

【2位】ヒカルの碁

ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

囲碁ブームを巻き起こした傑作囲碁漫画!

小学生のヒカルはある日、祖父の蔵で古い碁盤に触れたことから、平安時代の天才囲碁棋士の霊に取り憑かれる。
当初は碁に興味を持たなかったヒカルだが、同い年でありながらプロ級の実力を持つ塔矢アキラに刺激され、次第に碁の魅力に目覚めていく。


画像は『ヒカルの碁』13巻。平安時代の棋士と現代の名人がインターネットを通して対戦。

囲碁のルールがわからない?
大丈夫、ルールが一切わからなくても最高に面白い。

囲碁は何をしているのかサッパリわからない、そのうえ動きのない地味な競技。
しかしそれを、ほったゆみ氏と小畑健氏の名コンビが少年漫画らしい熱い演出で、手に汗握る白熱の闘いを描いてくる。

また数々の出会いと別れを経て少年が成長していく物語も巧妙。
特に1巻~17巻までのストーリーの完成度は名人級だ。

囲碁を題材とした作品でこれ以上のものはもう生まれないだろうと思われる傑作。

【3位】鋼の錬金術師

鋼の錬金術師 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)

錬金術たちのダークファンタジー・バトル!

幼いながらに天才錬金術師の兄弟2人は、死んだ母を甦らせたいがために禁忌の人体錬成に手を染める。
しかしその代償はあまりにも大きく、兄は義手義足に、弟は全身を失うことになる。
そうして2人は失ったものを取り戻すための旅に出る。


画像は『鋼の錬金術師』1巻。少年漫画だがカッコイイ大人たちが多く登場する。

錬金術という名の魔法バトル物だが、ストーリー(と設定)の完成度の高さが素晴らしい。

全27巻もの長編でありながら、ストーリーにまったくの無駄がない。
少年漫画にありがちな引き伸ばしも一切なく、最初から最後まで話が一本に繋がっている。

また登場するキャラクターひとりひとりが大事にされており、特におっさんたちが格好良くて魅力的だ。
少年漫画というよりむしろおっさん漫画と言っても過言ではないほど、おっさんたちの生き様がカッコイイ。

バトル物の少年漫画だが、男女問わず読みやすい作品だと思う。

【4位】ドラゴンボール

DRAGON BALL カラー版 孫悟空修業編 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

インフレバトル漫画の金字塔!

人里離れた山奥で暮らしている野生味あふれる少年・孫悟空。
西の都からやってきた少女ブルマと出会い、7つ揃えたらどんな願いでも叶う「ドラゴンボール」を探す冒険の旅に出る。


画像は『ドラゴンボール』1巻。初期の頃は冒険物だった。

まぁ冒険活劇は最初だけで、すぐに天下一武道会などのバトルメインになる。そしてそのバトルが面白い。

修行でパワーアップ⇒強敵との派手なインフレバトル。基本的にはひたすらこの繰り返し。
とてもシンプルだが、パワフルな熱い戦いにワクワクする。

個人的には、バトルだけなら『ワンピース』よりこちらのほうが面白いと思っている。
愛とか友情とか世のため人のためとかそういうのではなく、純粋にバトルだけを楽しめるストーリーだ。

やや古い漫画ではあるが、鳥山明氏の絵は今でも通じる上手さがある。

(カラー版はいくつもに分かれていてややこしいが、この上から順に読んでいけばOK)

【5位】宇宙兄弟

宇宙兄弟 オールカラー版(1) (モーニングコミックス)

宇宙を目指す大人たちの宇宙飛行士ドラマ!

幼少時代、星空を眺めながら約束を交わした兄・六太と弟・日々人。
弟は夢を追い続け宇宙飛行士の夢を叶えるも、六太は成長するにつれ夢をあきらめてしまっていた。
しかし会社をクビになり、さら弟に後押しされたことで、再び宇宙飛行士を目指すことを決意する。


画像は『宇宙兄弟』1巻。幼い頃に宇宙を夢見た兄弟。

NASAやJAXAといった宇宙関連の実在団体が登場し、宇宙飛行士になるための選抜試験や、宇宙飛行士の訓練、宇宙での任務など、宇宙飛行士のことがリアルに丁寧に描かれる。
私はこれを読んで宇宙飛行士という職業がわかり、尊敬の念を抱くようになった。

また兄らしくあろうとするが、同時に弟に劣等感を抱いている主人公には人間臭いリアリティがあり、応援したくなる魅力を感じる。
そしてその主人公を中心に、同じ夢を目指すライバルたちとの競争や友情、そして兄弟愛には目頭が熱くなる。

夢に向かって突き進む情熱を思い出させてくれる大人向けの名作。

(※進行はモノクロ版のほうが早い)

【6位】BLUE GIANT

BLUE GIANT(1) (ビッグコミックス)

ひたすらに真っ直ぐな青年が世界一のジャズプレイヤーを目指す音楽漫画の感動作!

ジャズに心打たれた素朴な高校生の宮本大は、世界一のジャズプレイヤーを目指して毎日河原でサックスを吹き続ける。
そうして出会う多くの人たちに応援され、助けられながら、世界への道を立ち止まることなく一直線に突き進んでいく。


画像は『BLUE GIANT』1巻。世界一のジャズプレーヤーを目指す主人公。

ジャズがマイナーなジャンルだとか、そもそも漫画では音が聴こえないとか、そんなことは関係ない。
夢と情熱を持ち、目標に向かって突き進む主人公のひたむきさに心を動かされる。

そしてそんな頑張る主人公を支える人たちの優しさに、ジワッと感動させられる。
『岳』でもそうだったが、この作者はそういった人間の温かい優しさを描くのが本当に上手だ。

有名な音楽漫画としては『のだめカンタービレ』や『ピアノの森』などもあるが、個人的にはこれが音楽漫画の最高傑作だと思っている。

【7位】岳

岳(1) (ビッグコミックス)

山の厳しさと素晴らしさを描いたマンガ大賞受賞作!

北アルプスで暮らしながら山岳遭難救助の民間ボランティアを行う青年・三歩。
その三歩を中心に、登山者や遭難者、県警山岳遭難救助隊など、山に関わる人たちのエピソードが描かれる。


画像は『岳』5巻。遭難救助が間に合わない厳しい現実も。

この漫画は山で油断したら、あるいは油断せずとも運が悪ければ遭難して最悪死ぬという、厳しい現実を教えてくれる。
現実に起こりうる様々なケースの遭難や死が描かれるので、読んでいて山の怖さに震えてくるほどだ。

しかしそれと同時に、明るく心優しく山が大好きな主人公が「それでも山は楽しいよ」ということも教えてくれる。

山は怖い。でも登ってみたくなる不思議な魅力がある。
それが伝わってくる優しい名作。

【8位】コウノドリ

コウノドリ(1) (モーニングコミックス)

出産を描いた感激の医療ドラマ!

医者とジャズピアニストを両立する産科医・鴻鳥サクラを主人公に、その患者の妊婦と家族たちの物語が描かれる。


画像は『コウノドリ』2巻。産科医でありながら有名なジャズピアニストでもある主人公。

この漫画を読めば、出産はリスクがある命がけの行為だし、生まれてくる子供も必ずしも無事とはいかないということがよーくわかる。
これは出産をする女性だけでなく、父親になる男性にも読んでほしい。というか必読だ。

母子ともに無事に出産を終えるのは幸運な奇跡なのだなと認識させられる。
そして日々そういった命を扱う産科医も大変だなと感心。

付け加えるなら、ほかの医療漫画と違ってドロドロとした院内政治がないので、純粋に出産関係のエピソードに集中して読めるのも良い点か。

くどいようだが、男性にも必読の出産書だ。

【9位】ベルセルク

ベルセルク 1 (ヤングアニマルコミックス)

世界中に影響を与えたダークファンタジー漫画の金字塔!

中世ヨーロッパ風のファンタジー世界を舞台に、身の丈を超える大剣を背負った黒い剣士の復讐の旅が描かれる。


画像は『ベルセルク』40巻。壮大なダークファンタジーの世界観が魅力。

「剣と魔法のダークファンタジーといえばコレ!」と断言できる傑作。
壮大で幻想的な世界観には圧倒される。

初期の頃は正直それほどでもないのだが、5巻あたりから面白くなってくる。
そして画力や描き込みも次第にアートレベルに昇華されていく(そのせいで不定期連載だが)。

話は暗いし描写はグロいしでかなり人を選ぶかと思う。
しかしそれでもこれ以上にダークファンタジーの世界観を描いた漫画は存在しないので、ハイファンタジー好きなら一度は読むべき作品だ。

【10位】金田一少年の事件簿

金田一少年の事件簿 File(1) (週刊少年マガジンコミックス)

IQ180の高校生が難事件を解決する推理漫画の金字塔!

主人公は名探偵・金田一耕助の血を引く高校生。
幼なじみの頼みで演劇部の合宿に参加するも、合宿先の孤島のホテル「オペラ座館」では恐ろしい事件が待ちかまえていた――。


画像は『金田一少年の事件簿』1巻。孤島で起きた殺人事件に挑む金田一少年。

推理漫画ブームの先駆けとなった名作。

推理漫画だと『名探偵コナン』も有名だが、コナンは子供向けの軽めなストーリーなのに対し、こちらは主に復讐を扱った悲劇的な重い内容になっている。
特に犯人の動機には読んでいて同情させられることが多い。

また推理物の名探偵といえば完璧超人が一般的だが、金田一少年は普段はダメ人間という親しみやすいキャラクターになっているのも特徴。
しかしそんなダメ人間が事件のときだけ能力を発揮するというギャップがカッコイイ。

子供から大人まで楽しめるエンタメ性とドラマ性の合わさったミステリー作品。

【完結済み長編】

【1位】ナルト

NARUTO―ナルト― カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

忍者たちが己の信念をかけて戦うファンタジーバトル!

少し前まで忍者たちが大きな戦争を行い、殺しあっていた世界。
孤児の少年・ナルトは忍者の落ちこぼれで、大人たちから差別されている悲惨な境遇にいた。
しかし努力と諦めない真っ直ぐな心でまっすぐに成長し、次第に周囲を認めさせていく。


画像は『ナルト』1巻。高い画力からのアクション描写が魅力のひとつ。

落ちこぼれ呼ばわりされていた主人公が努力して実力を身につけ、そして活躍する様が気分爽快なファンタジー忍者漫画。
累計発行部数は2億5000万部で『ドラゴンボール』に匹敵している。

デビュー作にもかかわらず画力が高く、アクション描写がとても上手い。
その画力から繰り出されるファンタジー忍術バトルがカッコイイ。

ストーリーは少年漫画らしい熱さがありながらも、戦争や復讐を扱った重い話も多い。
争いに対して必ずしも力で解決するのではなく、対話で解決する道を模索するなど、少年ジャンプにしては大人向けなところもある。

【2位】DEATH NOTE

DEATH NOTE カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

名前を書いた相手を殺せる「死神のノート」を巡った天才同士の頭脳バトル・サスペンス!

とある死神が人間界に落とした、名前を書いた相手を好きなように操って殺せるノート。
それを拾った日本一の天才高校生は、ノートを使って犯罪者を心臓麻痺で裁き、犯罪のない世の中を作ろうとする。
その一方でその殺人を阻止しようと、誰も本名を知らない世界一の名探偵が動き出す。


画像は『DEATH NOTE』3巻。監視を欺くため、ポテチを食べるふりをしながら犯罪者を殺す有名なシーン。

主人公側は証拠を掴まれたら負け。
探偵側は名前を知られたら負け。

証拠と名前を巡る頭脳戦・心理戦の駆け引きがとても面白く、連載当時は毎話楽しみに読んでいた。
大場つぐみ氏は読者を飽きさせないストーリー構成が本当に上手い。

とりあえず買って読んでハズレのない作品。

【3位】それでも町は廻っている

それでも町は廻っている(1) (ヤングキングコミックス)

商店街の喫茶店を中心としたほんわか日常コメディ!

商店街のみんなに可愛がられているタヌキっぽい元気な女子高生が、ちょっとおかしなメイド喫茶を舞台にドタバタ活劇を繰り広げる。


画像は『それでも町は廻っている』1巻。一昔前のノリを感じさせるコメディが多い。

笑いあり、ミステリーあり、SFありの日常が、1話完結の短編で綴られていく。

『ちびまる子ちゃん』の高校生版とでも言った感じだろうか。
「こんな街で暮らしたい」と思える、懐かしい雰囲気を感じる。

そしてちょっとした日常の積み重ねで少しずつ成長していく主人公にも、最後まで読むと感動していくる。
またところどころに伏線がちりばめられているため、読み直すと新しい発見がある点も面白い。

【4位】もやしもん

もやしもん(1) (イブニングコミックス)

楽しく騒がしい農大の菌類青春コメディ!

肉眼で菌が見える不思議な力を持った農大新入生の沢木惣右衛門直保。
変人の教授や研究室の仲間たちと共に、祭り好きな大学でキャンパスライフを送りながら菌について学んでいく。


画像は『もやしもん』12巻。酒造りのうんちくを語る菌たち。

主人公が肉眼で菌を見れるという設定は正直あまり関係ない。
面白いキャンパスライフ物語であり、菌の世界について楽しく学べる学習漫画である。

菌といっても、出てくるのは主に日本酒やビール、ワインといったお酒の発酵食品。
なので酒好きだとより楽しめる。

農大コメディとしても学習漫画としても最高傑作。

【5位】幽遊白書

幽★遊★白書 カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

喧嘩最強の中学生が妖怪と戦う格闘異能力バトル!

交通事故で死んだ不良中学生・浦飯幽助が霊界探偵として蘇り、人間界で悪さをする妖怪を退治する。


画像は『幽★遊★白書』12巻。主要メンバーの4人。特に飛影と鞍馬の2人は当時人気が高かった。

オカルトコメディとしてスタートしたものの、3巻頃からバトル路線に変更。そしてそれで大ヒットした作品。

『ドラゴンボール』のような熱いトーナメントバトルを行ったり、『ジョジョの奇妙な冒険』のような心理戦の能力バトルを繰り広げたり、かと思えば日常短編だったりと作風がコロコロ変わる。
しかし何を描かせても面白いのが冨樫氏の凄いところ。

子供の頃は中盤のトーナメントが面白かったが、大人になってから読み返すと後半も傑作だったなと理解できる。

【6位】GANTZ

GANTZ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

死者が再生されて異星人と戦わされるSFバトル!

地下鉄ではねられて死んだ高校生の玄野と加藤は、マンションの一室に転送される。
そしてそこで謎の黒い玉に武器とスーツを渡され、異星人と戦うよう指示される。


画像は『GANTZ』21巻。死んだ者たちが部屋に集められ、謎の黒い玉に異星人討伐を指示される。

異星人の強さに応じて倒したときにポイントを得られる。
そして100ポイント貯まると、「解放」「仲間の蘇生」「強力な武器」の3つから1つを選択できる。
こういったゲーム的設定が面白い。

また主要キャラクターでもあっさりと死ぬ緊張感があるため、毎回ハラハラドキドキさせられる。

【7位】シグルイ

シグルイ 1 (チャンピオンREDコミックス)

刀に狂った漢たちの剣豪時代劇!

江戸時代初頭、隻腕の剣士と盲目の剣士が、駿河城内の御前試合で真剣を用いて斬り結ぶ。
隻腕や盲目になりながらも戦うこの2人には一体何があったのか、その因縁の過去が描かれる。


画像は『シグルイ』9巻。2人の剣鬼の因縁の戦いが物語の中心。

絵を見てもらってもわかる通り、かなーり人を選ぶクセの強すぎる漫画だ。

しかし迫真の表現で描かれる剣士たちの生き様、斬り合いには、強く引き付けられる蠱惑的な美しさがある。

残酷でグロテスクで狂気の壮絶な物語。
一度読んだら忘れられない力作である。

【8位】ジョジョの奇妙な冒険(7部まで)

ジョジョの奇妙な冒険 第1部 カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

能力バトル漫画の金字塔!
まぁ能力バトルは3部からだが。

ジョースター一族と吸血鬼・ディオの、1世紀以上にわたって繰り広げられる因縁の戦いが描かれる。


画像は『ジョジョの奇妙な冒険』第5部。3部以降は能力バトルと心理戦が魅力。

能力バトル物に大きな影響を与えた作品。
様々な能力者たちとの心理戦を交えた戦いが面白い。

かなりの長編シリーズだが、全部を読むのは大変という人には4部、5部、7部をオススメする。

4部は一つの街を舞台とした日常バトル。
平穏な街に潜む能力を悪用した殺人者との戦いもあれば、能力者たちのちょっとした平穏な日常のエピソードもある。

5部はイタリアを舞台としたマフィア同士の抗争。
息をつかせぬ命がけの戦いの連続で、テンポの良いスリリングなストーリーになっている。

そして7部は、19世紀後半のアメリカを舞台とした大陸横断の壮大な乗馬レース大会。
1部~6部までの一連のストーリーがリセットされているため、シリーズをはじめて読む人でも楽しみやすいかと思う。

(※完結は7部まで)

【9位】銀の匙

銀の匙 Silver Spoon(1) (少年サンデーコミックス)

荒川弘氏が描く北海道の農業高校・青春漫画!

高校受験に疲れた少年・八軒は、学力競争と高圧的な父から逃れるため、寮生活の農業高校に進学する。
当初は農業関係の将来を見据えている同級生たちとの違いに苦悩するも、仲間たちと共に過ごすことで成長し、新たな目標を見つけていく。


画像は『銀の匙』1巻。農業高校に戸惑う主人公。

農業というと農大漫画の『もやしもん』も有名だが、『もやしもん』は菌(というかお酒)がメインなのに対して、こちらは純粋に農業がメイン。

気のいい仲間たちとの3年間の農業高校生活を通して主人公の成長や、畜産での命の重さ、農家生活の厳しさなどが描かれる。

荒川弘氏自身、北海道の農業高校に通い、漫画家になる前は実家の農家で働いていた経験があるため、リアリティのある農業・畜産描写になっている。

また『鋼の錬金術師』がそうであったように、ストーリーも全体的に安定してまとまっている。

【10位】GUNSLINGER GIRL

GUNSLINGER GIRL(1) (電撃コミックス)

義体化された少女たちと担当官の儚いヒューマンドラマ。

テロ行為の絶えない現代イタリア。
政府組織によって義体化・洗脳された少女たちが、担当官と共にテロリストと戦う日常を送る。

画像は『GUNSLINGER GIRL』1巻。機械の体を与えられ洗脳を施された少女たち。

儚さ全力全開の作品。

凄惨な事件などで身体を失った少女をサイボーグ化。
さらに薬物投与による洗脳で記憶を消去。
そうして対テロリストの人間兵器となった短命の彼女たちが、殺し合いの日常の中で「小さな幸せ」を見つけるお話。

理不尽な世界で悲しい物語だけど、一抹の希望を感じる読後感ではあった。

【11位~】

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【完結済み短編】

【1位】プラネテス

プラネテス(1) (モーニングコミックス)

「宇宙」と「愛」がテーマの傑作SFヒューマンドラマ!

今よりも気軽に宇宙へ行けるようになった近未来。
宇宙のデブリ(ゴミ)回収業者として働く主人公をはじめ、宇宙で妻を失った同僚や、ロケット技術者を目指す少年、宇宙船以外何一つ愛せない科学者など、宇宙に関わる様々な人々の物語が展開される。


画像は『プラネテス』1巻。事故が原因でパニック障害を引き起こし、自分と語り合う主人公。

同じ宇宙飛行士モノでも夢に向かって突き進む『宇宙兄弟』とは異なり、こちらは人生観などの哲学・思想を描いた作品。

言葉にするのが難しいが、全4巻で短いながらも、宇宙を通して人生や愛などについて考えさせられる。

20歳前半のデビュー作でこれを描いた作者に脱帽だ。

【2位】蟲師

蟲師(1) (アフタヌーンコミックス)

怪異を引き起こす「蟲」と対峙する伝記ファンタジー!

江戸時代~明治時代あたりの架空の日本。
常人には見えない「蟲」への対処を生業とする「蟲師」のギンコは各地を旅し、蟲による怪異を解決していく。


画像は『蟲師』1巻。蟲に取り付かれた少年のエピソード。

古き良き日本を感じる作品。

要は妖怪ものに近い形で、超自然現象の「蟲」に取り付かれた人々の人生を見ながら、それを主人公が解決する1話完結の物語になっている。

儚い雰囲気の中で淡々と進行していくが、個人的にはそれがとても心地良い。

【3位】寄生獣

寄生獣 フルカラー版(1) (アフタヌーンコミックス)

人間を捕食する寄生生物との戦いと共生を描いた傑作!

あるときどこからともなくやって来た謎の寄生生物たち。
人間の頭に寄生し、人間そっくりの姿で人間社会に紛れ込み、密かに人間を捕食するようになる。
日本に住む高校生の新一も寄生されるが、寄生先が右手だったために命は助かり、以降その寄生生物との奇妙な共生関係が続くことになる。


画像は『寄生獣』1巻。右手に寄生される主人公。

人間そっくりの捕食者が日常に潜むという、その後の作品に大きな影響を与えた漫画。
最近のだと『東京喰種』や『亜人』はこれの影響を受けている模様。

食物連鎖の頂点に立つ人間が被食者になるとか、環境問題とか、バディ物とか、親子愛とか、哲学とか、主人公が活躍するアクションとか、そういったものを全て詰め込んで10巻で綺麗にまとめている。

一昔前の漫画だし、絵柄も80年代チックで古臭い(そしてファッションはダサい)。
しかしメッセージ性と漫画としての完成度の高さは抜きん出ている名作なのでオススメだ。

【4位】BLAME!

新装版 BLAME!(1) (アフタヌーンコミックス)

巨大構造物を探索する圧倒的スケールのSFアクション!

遥か遠い未来、都市は複雑高度に階層化され、ネットワーク社会も拡大し、ネットワークへの正規アクセスを可能にする「ネット端末遺伝子」が市民権となる。
しかし災厄によりネット端末遺伝子は失われ、人間は市民権を失ってしまい、AIにより排除されるようになる。

そんな絶望的な世界で、サイボーグの霧亥はこの世界を救う鍵となる失われたネット端末遺伝子を持つ人間を探し出そうと、果てしない探索と戦いの旅を繰り広げる。


画像は『BLAME!』1巻。壮大な都市構造物が魅力。

制御できなくなったAIによって際限なく拡張されていく階層都市、不法居住者としてAIに排除されるようになった人間、そして人間とは異なる進化を遂げた珪素生物・・・・・・。

そんなワクワクする超未来のSF世界を、サイボーグで不老不死の主人公が淡々と戦いながら、黙々と探索していく。

セリフも少なく雰囲気も暗く息苦しい。
しかし圧倒的なスケール感と音のない世界には引き込まれてしまう。

【5位】夕凪の街 桜の国

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

被爆者家族の日常を描いた必読作!

広島の原爆投下から10年後。生き延びて日常を歩んでいた人に突然訪れる原爆症による死。
そして現代まで続く、被爆により家族を亡くした二世の悩みや差別。


画像は『夕凪の街 桜の国』。温かみのある絵。

日本人なら知っておかなくてはいけない原爆漫画。

原爆を生き残っても、その後に発症して死ぬ恐れがある原爆症。
そして今もまだ終わっていない原爆による被害。
恥ずかしながら、この漫画を読んではじめて知ったことだ。

絵柄も主人公も明るいため、重苦しい雰囲気ではなく読みやすい。
1巻完結なので一度は読もう。

【6位】幽麗塔

幽麗塔(1) (ビッグコミックス)

セクシャル・マイノリティを絡めたレトロなミステリー冒険活劇!

昭和29年の神戸。ニート青年・天野はある日、謎の美青年・テツオにそそのかされ、金を目当てに財宝が眠るといわれる幽霊塔の調査に協力する。
しかしそれにより、幽霊塔を巡った連続殺人事件に巻き込まれていくことになる。


画像は『幽麗塔』1巻。財宝が眠るとウワサされる幽霊塔を巡った殺人事件が起こる。

幽霊塔を狙う殺人鬼の出現や、過去の幽霊塔の惨劇、幽霊塔を買い取った検事の目論見、相棒の美青年の正体など、次から次へと謎を呼び、様々な怪事件へと巻き込まれるミステリー冒険漫画。
最初はのび太のような頼りない主人公も、そうした波瀾万丈な展開を乗り越えて成長していく。

またトランスジェンダーを中心とした、セクシャル・マイノリティたちの葛藤が描かれる点も特徴的だ。
むしろそちらが本題と言えるほど力が入っており、ジェンダーをテーマとした『センス・オブ・ジェンダー賞』の大賞を受賞したほどである。
漫画での大賞受賞はこの作品くらいだと思う。

ミステリーとしても、葛藤や成長を描いたヒューマンドラマとしても、綺麗にまとまった名作。

【7位】ひきだしにテラリウム

ひきだしにテラリウム

『ダンジョン飯』の九井諒子氏による傑作ショートショート!

SFを中心としたコメディ集。
1話数ページの引き出しの中にクスッと笑える話が詰め込まれている。


画像は『ひきだしにテラリウム』。ショートショートの主人公として生まれた少女のお話。

ショートショートというと星新一氏などの小説が有名だが、九井諒子氏のこの漫画もそれに引けを取らないくらい面白い。

独特の世界観をもとに、現代的な日常からSFやファンタジーまで、様々な物語が展開されていく。
最近ではこういった作品は珍しい(というかまったく見かけない)。

またストーリーにあわせて絵柄を変えている点も特筆すべきところ。
そのためひとつひとつが新鮮な気分で楽しめる。

ほかにも同作者の『竜のかわいい七つの子』や『竜の学校は山の上』も短編としてオススメだ。

【8位】テルマエ・ロマエ

テルマエ・ロマエI (ビームコミックス)

古代ローマ人が現代日本の風呂文化にカルチャーショックを受ける風呂コメディ!

古代ローマの浴場設計技師・ルシウスは、事故で現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまう。
古代ローマより遥かに発達し、合理的な日本の風呂の凄さを知ったルシウスは、そこで得た着想をもとに古代ローマで浴場を設計する。


画像は『テルマエ・ロマエ』1巻。古代ローマの技師が主人公。

古代ローマ人の目を通して「日本の風呂スゲー」と感動する漫画。
日本のトイレが凄いのはよく話題に上がるが、風呂文化も凄いのだなと気づかせてくれる。

「マンガ大賞」と「手塚治虫文化賞」をダブル受賞し、また欧米のいくつかの賞でもノミネートされるなど、世界的にも評価されている。

【9位】日常

日常(1) (角川コミックス・エース)

シュールさを極めた日常コメディ!

ロボ娘が曲がり角で男子高校生にぶつかり、その衝撃でお互いが上空に吹っ飛び、そして荷物から飛び散ったシャケが通行人の頭の上に降ってくる。
そんなシュールな日常がぼちぼちと繰り広げられる。


画像は『日常』1巻。頭の上にシャケが降ってくる日常。

何かよくわからないけど笑ってしまうシュールギャグ。
ただただひたすらにシュールな展開が続いていくので、かなり好みが分かれるかと思う。

「何これよくわからん」と思う人も多いだろう。
でもツボに入る人にはめちゃくちゃツボに入るはずだ。

個人的にはとてもツボに入ったのでオススメしておく。

【10位】ハチミツとクローバー

ハチミツとクローバー 1

美大生たちの青春と、報われないそれぞれの片思いを描いた少女漫画の名作!

貧乏アパートで暮らす美大生の男3人組が、可憐な天才少女と出会うことから物語が動き出す。


画像は『ハチミツとクローバー』の1巻。コロボックル扱いされるヒロイン。

主要登場人物のほとんどが報われない片思いをしているのが切ない。
しかしハイテンションなノリのコメディもミックスされているので、暗さを感じさせない切なさだ。

少女漫画というより青年漫画に近い作風だろうか。
作者は『すごいよ!!マサルさん』をリスペクトしているそうだが、そのためか女性だけでなく男性でも読みやすい漫画になっているように思う。

少女漫画だけど性別を問わずオススメ。

【11位~】

【完結済み】短編漫画おすすめランキング20選【短い名作】
Kindleで読める完結済みの短編漫画をランキング形式で紹介。 ここ20年くらいの、なるべく最近(?)の漫画を優先...

【連載中】

【1位】ダンジョン飯

ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX)

モンスターをリアルに調理するダンジョンファンタジー・グルメの傑作!

ダンジョンで金も仲間も失ってしまった主人公たち冒険者一行は、死んだ仲間を蘇生するため再びダンジョンに挑む。
しかし金がなくて食料を用意できないため、倒したモンスターを調理にしながら進むことを決意する。


画像は『ダンジョン飯』1巻。リアリティのあるスライムの構造と調理。

ファンタジー世界でモンスターをリアルに調理するという、ありそうでなかった作品。

剣と魔法の王道ファンタジーでありながら、モンスターの設定にリアリティを追求している。
そのリアルなモンスターをリアルに調理しているため世界観に説得力がある。
作中に出てくる料理はまるで本物のように美味しそうだ。

戦闘もモンスターのリアルな設定を活かして、生物としての弱点を突いていく戦い方になっている。
こちらも大人向けのリアルさで面白い。

大人向けのファンタジー作品としてオススメの一品。

【2位】乙嫁語り

乙嫁語り 1巻 (HARTA COMIX)

森薫氏が描写する煌びやかな中央アジア文化!

19世紀後半の中央アジア、カスピ海周辺の地域を舞台に、様々な民族の文化や生活、そして結婚が描かれる。


画像は「乙嫁語り」1巻。綿密な描き込みが魅力。

この漫画はとにかく装飾品の描き込みが緻密。

民族衣装や布地、絨毯、装飾品、工芸品などなど、装飾品1つ1つを徹底的に描き出しているため、中央アジアの文化が絵でしっかりと伝わってくる。

この美しい世界観は老若男女誰にでもオススメだ。

【3位】キングダム

キングダム 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

壮大な中国・春秋戦国時代の戦場アクション!

500年の争乱が続く紀元前の春秋戦国時代を舞台に、戦災孤児で下僕身分の少年が天下の大将軍を目指して乱世に身を投じる。


画像は「キングダム」13巻。敵将を討ち取る主人公。

一兵卒未満からのスタートとなる主人公が、戦場で敵将を倒して活躍し、徐々に出世していくストーリーがシンプルに面白い。

戦場での戦いを通して強くなり、強敵を倒して出世する。シンプルイズベストな王道展開が面白い。

大人向けの少年ジャンプといった感じの漫画。

【4位】進撃の巨人

進撃の巨人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

人間と巨人の戦いを描いた大人気ダークファンタジー!

突如出現した巨人により窮地に陥った人類。
生き残った人々は巨大な壁の内側で辛うじて生活していたが、巨人によりその壁も壊され、再び滅亡の淵に立たされる。


画像は「進撃の巨人」1巻。次々と巨人に食い殺されていく仲間たち。

圧倒的な力を持つ巨人に対し、「立体機動装置」なるものを用いて飛び回りながら戦うアクションが独創的。

そしてなぜ巨人が存在するのかといった世界の謎が解き明かされていくストーリー展開もよくできており、先が気になる面白さがある。

【5位】HUNTER×HUNTER

HUNTER×HUNTER カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

怪物・財宝・賞金首・美食・遺跡・幻獣などに生涯をかけるハンターたちの冒険ファンタジー!

ハンターである父親を探すため、少年ゴンはハンターを目指して故郷を旅立つ。
そうして道中出会った仲間たちと共にハンター試験を受験するが、それは多くの死亡者が出る命がけの試練だった。


画像は「HUNTER×HUNTER」1巻。ハンターを目指して旅立つ主人公。

ハンター試験にはじまり、闘技場やオークション、ゲーム世界と、次から次へとワクワクする冒険が生み出されていく。

また能力バトルも『ジョジョの奇妙な冒険』並に面白い。

大人にもオススメな少年漫画の名作。

(※進行はモノクロ版のほうが早い)

【6位】ヴィンランド・サガ

ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンコミックス)

11世紀初頭のヴァイキングや奴隷を描いた中世ヨーロッパ・アクション!

ヴァイキングに父親を殺された過去を持つ主人公は、復讐のためにヴァイキングの一味に身を置き、戦争と殺戮の少年時代を過ごす。
しかしあることがキッカケで暴力で解決することを否定するようになり、争いや奴隷のない世界を目指すため、新大陸のヴィンランド(北アメリカ)へ旅立とうとする。


画像は「ヴィンランド・サガ」1巻。奴隷のいない平和な国を望む奴隷の女性。

史実をベースに戦争に明け暮れるヴァイキングの生き様と、戦争の犠牲者である奴隷の悲哀なストーリーが展開される。

前作の『プラネテス』同様に哲学的な内容を含む物語ながらも、今作では迫力あるアクションも魅力的になっている。

【7位】喧嘩商売/喧嘩稼業

喧嘩商売(1) (ヤングマガジンコミックス)

最強の格闘技は何か!?

空手家、柔道家、合気道家、力士、日本拳法家、中国拳法家、召琳寺拳法家、軍隊格闘家、ボクサー、キックボクサー、プロレスラー、総合格闘家、裏世界のシラットの使い手、ヤクザの用心棒、忍術・剣術家、古流武術家・・・・・・。

それぞれの分野で最強のファイターたちが、最強の格闘技を決めるトーナメントで雌雄を決する。


画像は「喧嘩稼業」1巻。最強を決めるトーナメントが始まる。

『喧嘩商売』の序盤はコメディ要素が強いものの、6巻あたりから徐々にシリアスになり(6巻まで飛ばしても問題ない)、『喧嘩稼業』の最強トーナメントへと繋がっていく。

ヘビー級ファイターたちが心理戦の駆け引きをしながら戦う様が、ほかの漫画にはない魅力だ。
またトーナメントは誰がどうやって勝つのか予想できないため、とにかく先が気になって仕方がない。

そして格闘漫画界一の外道で頭脳派な主人公も個性的で面白い。
今一番熱い格闘漫画。

【8位】リアル

リアル 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

『スラムダンク』の井上雄彦氏が描く車イスバスケのヒューマンドラマ!

短距離走選手だったが骨肉腫で右脚を切断した過去を持ち、現在は車イスバスケに打ち込む主人公・戸川。
バスケ一筋だったが高校中退になり、生き方を見失った野宮。
自尊心の高い性格で他人を見下していたが、交通事故により下半身不随の障害者となってしまった高橋。

この3人を中心とした人間模様が展開される。


画像は「リアル」1巻。スピード感ある車イスバスケ。

健常者でも、ある日突然に障害者となってしまう可能性がある。
もし自分がそうなったらどうするか、と考えさせられるリアリティがある漫画。

そしてバスケシーンは相変わらず熱い。

【9位】ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

明治時代アイヌ文化の金塊をめぐるサバイバルバトル!

舞台は日露戦争後の北海道。
偶然にもアイヌが隠した莫大な埋蔵金の存在を知ってしまった元軍人の主人公は、アイヌの少女を仲間に、大日本帝国陸軍や新撰組の生き残りと金塊をめぐる戦いを繰り広げることとなる。


画像は「ゴールデンカムイ」1巻。熊との戦い。

明治時代の歴史に加え、狩猟、グルメ、アイヌ文化、新撰組などの面白い要素をごちゃまぜにした作品。
中でも特にアイヌ文化に力を入れており、アイヌの料理、狩猟、風習といった文化がリアルに描写されている。

熱いサバイバルバトル漫画としてもアイヌ文化漫画としても、どちらでも楽しめる。

【10位】アオアシ

アオアシ(1) (ビッグコミックス)

Jリーグのユースを舞台としたリアル志向の熱血サッカー漫画!

天性のセンスはあるが技術のない弱小サッカー校の少年が、サッカープロクラブの下部組織「ユース」の監督に見出され、ユースの試験を受けることになる。
当初は周囲との技能の差で苦悩するも、厳しい練習や実践を通して次第に技術を身に付け、才能を開花させていく。


画像は「アオアシ」6巻。1つ1つの実践でサッカーを学んでいく主人公。

『GIANT KILLING』同様にリアル志向の本格サッカーで、しっかりとしたサッカーの戦術と、練習を通した主人公の成長が描かれる。

またチーム内の人間関係や競争の描写もリアル。
チーム全員がプロを目指すライバル同士という、部活とは一味違うユースの厳しい環境には緊張感がある。

【11位】GIANT KILLING

GIANT KILLING(1) (モーニングコミックス)

監督が戦術でジャイアントキリングをするリアル志向サッカー漫画の金字塔!

元日本代表でイングランド帰りの若き天才サッカー監督が、戦術とカリスマで弱小プロクラブを立て直し、勝利へと導いていく。


画像は「GIANT KILLING」3巻。日本サッカー界を面白くすると宣言する主人公。

少年漫画的な必殺技を用いない、戦術で戦うリアルなプロサッカーが描かれる。

また主人公の活躍や選手の成長だけでなく、クラブの経営陣や地元のサポーターなど、サッカーに関わる様々な人たちの群像劇になっているのも特徴的だ。

まさに大人向けのサッカー漫画。

【12位】不滅のあなたへ

不滅のあなたへ(1) (週刊少年マガジンコミックス)

不死の生命体と、それと出会う人間たちの大河ファンタジー!

あらゆる姿をコピーする不死の生命体があるとき誕生する。
それは石になりコケになりオオカミになり、そしてある少年の死を看取ったことでその少年の姿になる。
そうして様々な人たちとの出会いと別れを経て、次第に人の心を獲得していく。


画像は「不滅のあなたへ」1巻。出会った相手の姿を獲得していく不死の生命体。

まず最初の1話目から泣けてくるし、その後も仲間との出会いと別れで毎回泣けてくる。

心に響く感動作。

【13位】ヒストリエ

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

『寄生獣』の岩明均氏が描く、古代ギリシアの天才軍師エウメネスの生涯!

紀元前4世紀の古代ギリシアを舞台に、マケドニア王国のアレクサンドロス大王に仕えた書記官・エウメネスの波乱万丈の歴史物語が展開される。

画像は「ヒストリエ」1巻。インターネット・ミームで有名なシーン。

エウメネスといってもよく分からない人が多いかと思うが、まったく知らなくても大丈夫。歴史に関係なく純粋に漫画として面白い。

またシリアスな笑いが上手いのか、「ば~~~っかじゃねえの!?」「文化がちが~う!」といったインターネット・ミームとして使われているネタも多い。

【14位】ゆるキャン△

ゆるキャン△ 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

女子高生たちがゆるく楽しくキャンプ!

一人キャンプが好きな女子高校生・志摩リンは冬の一人キャンプを楽しんでいたところ、遭難しかけていた同じ高校の生徒・各務原なでしこを助ける。
なでしこはリンのと出会いをきっかけにキャンプに興味を持つようになり、高校の同好会である「野外活動サークル」に入部し、キャンプを楽しむようになる。


画像は「ゆるキャン△」8巻。1人スクーターで目的地へ向かう。

キャンプの準備や目的地までの移動、野外調理や温泉など、キャンプ・アウトドアの楽しさが伝わってくる雰囲気の良い丁寧な作品。

読んだらふらっとキャンプへ行きたくなる魅力がある。

【15位】ブルーピリオド

ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス)

成績優秀なリア充不良が全力で美術に情熱を注ぐ!

成績優秀でリア充ながらも、打ち込めるものがなく空虚な日々を過ごす高校生の主人公。
しかし一枚の絵に心を奪われ、さらに授業中に真剣に描いた絵が褒められたことで美術の世界にハマり、狭き門の東京藝術大学を目指すようになる。


画像は「ブルーピリオド」2巻。ライバルの言葉に刺激され感情を込めて描く主人公。

主人公は高校2年生という遅れたスタートで絵を描き始めたにも関わらず、最難関の東京藝術大学を受験する。
その努力と葛藤にはリアリティがあり、読んでいて応援したくなる魅力がある。

とても熱い青春漫画であり、そして美術の世界の一端を知ることもできる。
ちなみに受験で終わりではなく、その後も続いていく。

【16位】異種族レビュアーズ

異種族レビュアーズ (ドラゴンコミックスエイジ)

ファンタジー世界の風俗コメディ!

人間、エルフ、獣人、天使たちが、様々なファンタジー種族の風俗店を体験し、ファミ通風クロスレビューで異種族ならではの感想を書き記す。


画像は「異種族レビュアーズ」1巻。異種族間の好みの違いレビュー。

例えば人間は50歳くらいの人間の女性よりも、500歳でも見た目が若いエルフの女性を好む。
しかしエルフにとっては見た目が若くても500歳のエルフよりも、50歳の人間のほうが生命力が若くて好みだったりする。

そういった独自設定の異種族間の好みや身体の違いをコメディとして面白おかしく表現している。とにかく発想が天才的。

【17位】私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE)

海外でも人気の女子高生ぼっち日常コメディ!

高校に入学しても彼氏どころか、クラスメイトとの会話すらない日々を送る主人公。
ぼっちの状況に焦り行動を開始するも、痛々しい失敗ばかりが続いていく。


画像は「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」1巻。高校に入学して2ヶ月間、誰とも会話のない主人公。

高校で友達のいない女子高生の、目を背けたくなるような切ない奮闘を描いた物語。

リアリティを感じるぼっちあるあるネタがよくできており、海外からも共感の声が出て反響を呼んだ(人によっては共感できすぎて辛いかもしれないが)。

【18位】異世界おじさん

異世界おじさん 1 (MFC)

尾田先生も愛読している異世界帰りYouTuberおじさんファンタジーコメディ!

異世界へ転移させられ、17年もの間たいへんな冒険を体験することになったおじさん。
なんとか現実世界に帰ってきたら、待っていたのは親族一同に引取を拒否されたあげくの一家離散。
それでもめげずに魔法の力を活用してYouTuberになり、甥っ子と生活をしていく。


画像は「異世界おじさん」1巻。オークと勘違いされて殺されかけた話をするおじさん。

おじさんが甥に異世界での過去話を語っていくのが基本的な流れ。
しかし異世界でオークとみなされて何度も殺されかけたりと、おじさんが話す冒険譚は重く辛い話ばかり。
助けた女の子に好意を寄せられることもあるが、好意に気づかずフラグは徹底的にへし折ってしまう。

またSEGAネタや17年間ものジェネレーションギャップの笑える話もあり、30~40代にはグサリと刺さるネタが多い。

異彩を放ちまくる異世界漫画で面白い。

【19位】メイドインアビス

メイドインアビス(1) (バンブーコミックス)

底知れぬ巨大な縦穴「アビス」の深層を目指すダークファンタジー!

人類最後の秘境にして、どこまで続くとも知れない深く巨大な大穴「アビス」。
偉大な探窟家を母に持つ少女は、「奈落の底で待つ」と書かれた母の手がかりを頼りに、少年の姿をした記憶喪失のロボットと共にアビスに挑む。


画像は「メイドインアビス」6巻。広大な地下迷宮のアビス。

絵柄は可愛らしいが内容はダークでグロく、徐々にしかし確実に読者の心を抉ってくる。

とはいえダーク&グロだけが特徴ではなく、果てしなく広大なダンジョンを探索するという冒険心をくすぐるストーリーも魅力的だ。

ダンジョン探索モノが好きな人にオススメ。

【20位】チェンソーマン

チェンソーマン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

週刊少年ジャンプの新時代ダークヒーローアクション!

舞台は悪魔が蔓延る現代社会。チェーンソーの悪魔に変身する力を手に入れた少年は公安に拾われ、公安所属のデビルハンターとして悪魔と戦う日々に身を投じる。


画像は『チェンソーマン』3巻。嬉々として悪魔を切り刻むクレイジーな主人公。

敵を切り刻み、血や贓物が飛び散るバイオレンス・アクションが『週刊少年ジャンプ』で連載されるとは、時代の移り変わりを感じる。

敵も味方もあっけなく死んでいくので展開の予想も難しい。個人的に今の『週刊少年ジャンプ』で一番楽しみな漫画。

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