【完結済み】少年漫画おすすめランキング30選【熱い名作】

おすすめマンガ

(11月14日更新)

Kindleで読める完結済みのおすすめ少年漫画をランキング形式で紹介。

基本的に「大人が読んでも面白い少年漫画」を基準に選んでいる。

完結済みの少年漫画

【1位】ヒカルの碁

ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

一大囲碁ブームを巻き起こした少年ジャンプで異色の囲碁漫画!

小学生の少年・ヒカルは祖父の蔵で古い碁盤を見つけたことにより、平安時代の天才囲碁棋士の霊・藤原佐為に取り憑かれてしまう。
佐為にせがまれて嫌々ながらも碁を始めるヒカルだが、同い年でありながらプロ級の実力を持つ塔矢アキラに刺激され、次第に碁の魅力に目覚めてゆく。


画像は『ヒカルの碁』13巻。囲碁のルールがわからなくても楽しめる演出になっている。

漫画界の王者・少年ジャンプの中でも、個人的に最もストーリーの完成度が高いと思うのがこの漫画。
最強囲碁棋士の霊に取り付かれた少年の、囲碁を通した成長物語が巧みに描かれる。

囲碁はルールがわからない?
大丈夫、ルールがわからなくても一切まったく問題ない。

ほったゆみ氏と小畑健氏の名コンビがとても熱い対局描写を演出してくるため、ルールがわからなくても楽しめるようになっている。
このコンビは「何やってるのかわからないけどスゴイ!」という漫画を描くのが驚くほどうまい。

また演出だけでなくストーリーも熱い。

最初は最強囲碁棋士の霊の力(チート)で勝つ主人公だが、同い年のライバルに感化され、そのチートを使わず自分の力で一から強くなっていく。
「チートを与えられたのにそれを使わず、努力して自分の力で強くなる」というのは、いま考えると面白い展開だなと思う。

そうして部活⇒プロ養成機関⇒プロと駆け上り、その過程で出会う様々な仲間・ライバルたちと切磋琢磨していく。
この成長過程がジャンプ漫画なのにとても丁寧に描かれている。

また登場するプロを目指す少年少女たちや、プロの世界で生きる人たちひとりひとりに人間味があり、それゆえに感情移入する人間模様になっている。

囲碁・将棋などのマインドスポーツを題材とした作品で、これ以上のものは今後もう生まれないだろうと思えるレベルの傑作だ。

【2位】鋼の錬金術師

鋼の錬金術師 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)

錬金術師たちのスチームパンク・ダークファンタジー!

幼くして父親が失踪し、母親を亡くした天才兄弟の2人は、母親を蘇らせたいがために錬金術を用いて禁忌の人体練成を行う。しかしその代償は大きく、兄は片手と片足を、弟は全身を失ってしまう。
2人は失った肉体を取り戻すため、伝説の「賢者の石」を探す旅に出る。


画像は『鋼の錬金術師』1巻。主人公の兄弟2人。

手塚治虫文化賞新生賞や星雲賞を受賞した錬金術ファンタジー。
長編でありながら、最初から最後までストーリーが1本でまとまってる稀有なバトル漫画として評価が高い。

ほぼ全ての長編バトル漫画は、ストーリーが伸びるのにあわせて主人公たちの強さをどんどんインフレしていく。
しかしこの漫画は最後まで主人公たちの強さがほとんど変わらない。

つまりそれだけ全体のストーリーが構想通りで完結しているわけだ。
全27巻でここまでインフレしないバトル漫画は大変珍しい。

そしてキャラクターひとりひとりが無駄なく最後まで活躍していく点でも完成度が高い。
主要キャラは当然ながら、モブキャラたちまでもが使い捨てではなく後半まで出番があるので、「こいつがここまで活躍するなんて・・・・・・」と読んでいてニヤッとくる。

付け加えるなら、少年漫画なのにやたらオッサンたちの生き様がカッコイイ。
作者の好みなのだろうけれど、オッサンたちがみんな生き生きしている。なので大人になってから読んでも面白い。

【3位】ドラゴンボール

DRAGON BALL カラー版 孫悟空修業編 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

世界一読みやすいバトル漫画の金字塔!

人里離れた山奥で暮らしている野生少年・孫悟空。
西の都からやってきた科学少女・ブルマと出会い、7つ揃えたらどんな願いでも叶う「ドラゴンボール」を探す冒険の旅に出る。


画像は『DRAGON BALL カラー版 フリーザ編』7巻。読みやすいアクションが魅力。

世界的に有名な少年ジャンプの代表作。
その魅力は鳥山明氏の読みやすいバトル描写にある。

『ワンピース』や最近だと『鬼滅の刃』といった人気の漫画でも、バトル描写はごちゃごちゃしていて何をしているのかパッと見でわからない、あるいはスピード感や迫力に欠けることがわりとよくある。
それだけバトル描写を描くというのは難しい。

しかし『ドラゴンボール』はごちゃごちゃ描き込まず無駄を省いており、コマ割りや構図も読みやすさ最優先で構成されているため、ほぼすべてのバトル描写が物凄く読みやすい。
そして絵にスピード感や迫力もある。

ここまで徹底的に読みやすく、且つスピード感と迫力があるバトル漫画はほかに見たことがない。
「世界一うまいバトル漫画」と言っても過言ではないだろう。

ついでに言えば、鳥山明氏はキャラクターのデザインやデフォルメ技術も抜きん出ている。

『Dr.スランプ』や『ドラゴンクエスト』などにしてもそうだが、鳥山明氏のデフォルメ技術の高さは、漫画の神様・手塚治虫氏が自身の後継者として認めたほど。
「鳥山明以前」と「鳥山明以降」で分けられるくらい、その後の漫画の絵に多大な影響を与えた。

鳥山明氏の漫画はセンスの塊で心底感心する。

(カラー版はいくつもに分かれていてややこしいが、この上から順に読んでいけばOK)

【4位】ダイの大冒険

DRAGON QUEST―ダイの大冒険― 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ドラクエ×少年ジャンプの傑作ファンタジー!

モンスターが暮らす平和な島で生まれ育った少年・ダイは、島を訪れた勇者育成の家庭教師・アバンに才能を認められ、勇者になるための特訓を受ける。
しかしかつて勇者に倒されたはずの魔王が復活し、ダイたちを襲撃する。


画像は『ダイの大冒険』18巻。魔王軍との激しい戦いが描かれる。

「勇者が魔王を倒したドラクエ世界のその後」を舞台に、次世代勇者一行の冒険と成長を描いたドラクエ漫画の傑作。

この漫画はバトルも熱いのだが、それと同じかそれ以上に仲間と敵の成長も熱い。
特に主人公の親友にして魔法使いのポップの成長が熱すぎる。

ポップは平凡な生まれの人間で、戦いから逃げだすような臆病な性格をしている。
しかしそれでも悩み葛藤しながら仲間のために勇気を振り絞って戦いに挑み、精神的に少しずつ成長していく。

また味方だけでなく敵側も成長する。
最初は卑劣な敵も、主人公たちとの戦いを経て真っ当な武人へと成長し、ライバルとして立ちふさがってくる。

絵はちと古臭いけれど、この成長物語が熱くて面白いのでオススメ。

【5位】幽遊白書

幽★遊★白書 カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

喧嘩最強の中学生が妖怪と戦う格闘異能力バトル!

子供を助けて交通事故で死んだ不良中学生・浦飯幽助。
霊界の閻魔大王も予定外だったその死により、幽助は紆余曲折を経て霊界探偵として蘇り、人間界で悪さをする妖怪を退治することになる。


画像は『幽遊白書』12巻。主要メンバーの4人。

現在『ハンターハンター』を連載している(?)冨樫義博氏の出世作。

最初は1話完結の人情オカルトとしてスタートし、3巻頃から妖怪バトルに路線変更され、その後はジャンプお得意のトーナメントが出てきて、さらにはジョジョ風の心理戦を含む異能力バトルになり、最後はまたオカルト日常に戻った。

わずか19巻の間に紆余曲折あった作品だけれども、どの部分をとっても冨樫氏の良さがでている。
子供の頃は特に中盤のトーナメントを面白く感じたが、大人になってから読み返すと、後半の展開もヒューマンドラマとして名作だったなと理解できる。

冨樫氏の凄いところは、一級の少年向けバトル漫画を描けて、なおかつ大人向けのドラマを描けるところにあるのではないかと思う。
そういった意味では本作は冨樫氏の良さが存分に出た名作だろう。

【6位】デスノート

DEATH NOTE カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

名前を書いた相手を殺せる「死神のノート」を巡った天才同士の頭脳バトル・サスペンス!

とある死神が人間界に落とした、名前を書いた相手を好きなように操って殺せるノート。
それを拾った日本一の天才高校生は、ノートを使って犯罪者を心臓麻痺で裁き、犯罪のない世の中を作ろうとする。
その一方でその殺人を阻止しようと、誰も名前を知らない世界一の名探偵が動き出す。


画像は『DEATH NOTE』3巻。監視の目を欺くため、ポテチを食べるふりをしながら犯罪者を殺す有名なシーン。

世界的な社会現象にもなった、週刊少年ジャンプで異例の頭脳戦サスペンス。

本名を書いた相手を殺せる「死神のノート」を用いた殺人犯の主人公は、ノートの証拠を掴まれたら負け。
探偵は本名を知られたら負け。

証拠と名前を巡る頭脳戦・心理戦の駆け引きがとても面白く、連載当時は毎週楽しみに読んでいた。
毎回のようにハラハラドキドキのテンポの良い展開が続いていくが、こういった大場つぐみ氏による計算された飽きさせないストーリー構成には脱帽する。

そしてこの漫画の魅力は小畑健氏の画力があってこそ。
氏の繊細で美麗な画は芸術の粋に達している。

ストーリーも作画もどちらもハイクオリティなサスペンス漫画の傑作。

【7位】ナルト

NARUTO―ナルト― カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

忍者たちが己の信念をかけて戦うファンタジーバトル!

少し前まで忍者たちが大きな戦争を行い、殺しあっていた世界。
孤児の少年・ナルトは落ちこぼれの忍者で、とある事情により大人たちから差別される悲惨な境遇にいた。
しかしナルトは諦めない心でまっすぐに成長し、その努力と行動により次第に周囲を認めさせていく。


画像は『ナルト』4巻。高い画力からのアクション描写が魅力のひとつ。

落ちこぼれ呼ばわりされていた主人公が努力して実力を身につけて、そうして活躍していく様が爽快なファンタジー忍者漫画。

忍者だとか侍だとかの和風ファンタジーものは、リアルに寄ったやや地味なアクション・世界観になりがちだったりする。
しかしこの漫画は『ドラゴンボール』にも引けを取らない、ド派手な忍術バトルが繰り広げられていく少年ジャンプらしい作風になっている点が素晴らしい。

作者の岸本斉史氏はこれがデビュー作にもかかわらず画力が高く、アクション描写がとても上手い。
そしてその画力から繰り出されるバトルがカッコイイ。

和風ハイファンタジーのバトル漫画としては間違いなくイチオシ。

【8位】北斗の拳

北斗の拳 1巻

核で荒廃した世界を拳ひとつで生き抜くバイオレンス・アクション!

核戦争で文明が崩壊し、弱肉強食の世界となった世紀末。
一子相伝の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者・ケンシロウは奪われた許嫁・ユリアを救うため、復讐の旅をする。


画像は『北斗の拳』9巻。有名なケンシロウとラオウの戦い。

少年ジャンプで3年間にわたり1位を維持し、「お前はもう死んでいる」で一世を風靡した格闘漫画。

『マッドマックス2』のような文明が崩壊したポスト・アポカリプスの世界を舞台に、伝説の「北斗神拳」を使う格闘家の戦いの旅が描かれる。

25年くらい前の作品だけど、いま読んでも熱いバトルとハードボイルドなストーリーで楽しめる。

【9位】金田一少年の事件簿

金田一少年の事件簿 File(1) (週刊少年マガジンコミックス)

IQ180の高校生が難事件を解決する推理漫画の金字塔!

名探偵・金田一耕助の血を引く高校生・金田一一。
幼なじみの頼みで演劇部の合宿に参加するが、合宿先の孤島のホテル「オペラ座館」では恐ろしい事件が待ちかまえていた。


画像は『金田一少年の事件簿』1巻。孤島で起きた殺人事件に挑む金田一少年。

今まで大人向けだったミステリーというジャンルを少年漫画として見事にアレンジし、推理漫画ブームの先駆けとなった作品。
普段はダメ人間だけど、事件のときだけ天才的な頭脳を発揮する高校生が、数々の難事件を解決に導いていく。

推理漫画だと後に刊行された『名探偵コナン』も有名だろう。
比較すると、コナンは小中学生向けの軽めなストーリーが多い。
それに対してこちらは、主に復讐を扱った悲劇的な重い内容が多い。

特に犯人の切なく悲しい動機にはついつい感情移入してしまい、「こりゃ犯行に及ぶのも仕方ないな」と納得するくらいに同情させられる。

どちらが良いかは好みの問題だが、子供も大人も楽しめるという点ではこちらのほうがオススメかと思う。

【10位】ジョジョの奇妙な冒険(7部まで)

ジョジョの奇妙な冒険 第1部 カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

能力バトル漫画の金字塔!まぁ能力バトルは3部からだが。

ジョースター一族と吸血鬼・ディオの、1世紀以上にわたって繰り広げられる因縁の戦いが描かれる。


画像は『ジョジョの奇妙な冒険』第5部。3部以降は能力バトルと心理戦が魅力。

能力バトル物に大きな影響を与えた作品。
様々な能力者たちとの心理戦を交えた戦いが面白い。

かなりの長編シリーズだが、全部を読むのは大変という人には4部、5部、7部をオススメする。

4部は一つの街を舞台とした日常バトル。
平穏な街に潜む能力を悪用した殺人者との戦いもあれば、能力者たちのちょっとした平穏な日常のエピソードもある。

5部はイタリアを舞台としたマフィア同士の抗争。
息をつかせぬ命がけの戦いの連続で、テンポの良いスリリングなストーリーになっている。

そして7部は、19世紀後半のアメリカを舞台とした大陸横断の壮大な乗馬レース大会。
1部~6部までの一連のストーリーがリセットされているため、シリーズをはじめて読む人でも楽しみやすいかと思う。

(完結は7部まで)

【11位】グラップラー刃牙

グラップラー刃牙 1 (少年チャンピオン・コミックス)

最強を決める地下闘技場の異種格闘技ドラマ!

高校生にして地下闘技場のチャンピオンに君臨する少年・範馬刃牙。
「地上最強の生物」と謳われる父親・範馬勇次郎を倒すため、刃牙は強者と闘い最強を追い求める。


画像は『グラップラー刃牙』1巻。試合直前に食事をする有名なシーン。

空手、柔道、合気道、ボクシング、レスリングなど様々な格闘技のトップファイターたちが集まり、最強を決める戦いを行う格闘漫画。
まぁ約30年続いている有名な作品なので、知っている人は多いかと思う。

いまでこそネタ化が進んでいるけれど、この初期シリーズの『グラップラー刃牙』の頃はどこを切り取っても名試合の連続で、当事流行っていた異種格闘技系の格闘漫画の中でも抜きん出て面白かった。

格闘漫画が好きな人は読んでおくべき名作。

【12位】アイシールド21

アイシールド21 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ジャンプ王道の熱血青春アメフト漫画!

気弱なパシリ少年・小早川瀬那は、ズバ抜けた俊足を持つことから悪魔的な頭脳を持つアメフト部主将に見出される。
そうして仲間たちと全国大会決勝(クリスマスボウル)出場を目指していく。


画像は『アイシールド21』23巻。村田雄介氏の作画で迫力あるアメフトが描かれる。

稲垣理一郎氏と村田雄介氏のコンビによる、良い意味でとても少年ジャンプっぽいアメフト・スポーツ漫画。

アメフトという日本では珍しいスポーツながらも、しっかりと少年ジャンプらしい友情・努力・勝利が織り交ぜられたストーリー展開になっている。

そのうえでアメフトに実在するひとつひとつの普通の技を、カッコイイ演出で、まるで少年漫画の必殺技かのように魅せてくる。
村田氏の圧倒的な画力もあわさり、スポーツ漫画というよりバトル漫画を読んでいるかのような迫力の試合描写だ。

個人的に『スラムダンク』以降のジャンプスポーツ漫画の中では、これが最もジャンプらしいスポーツ漫画だと思っている。
特に20巻~23巻は『スラムダンク』に引けを取らない名試合。

【13位】封神演義

封神演義 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

中国の古典小説をもとにした壮大なSF歴史ファンタジーバトル!

紀元前11世紀の古代中国・殷の末期。
殷の皇帝・紂王は仙女・妲己の術により魅了され、操り人形と化していた。
仙界の道士・太公望は、悪しき仙人・道士を封印する「封神計画」の任務を受け、殷で暴虐の限りを尽くす妲己と対立する。


画像は『封神演義』20巻。「宝貝」という仙界の道具を用いて戦う。

中国の古典小説「封神演義」を少年漫画らしい異能力バトルにアレンジした藤崎竜氏の出世作。

ストーリーはひとつの時代の終焉と新たな時代の始まりを描いた、中国らしいスケールの大きさを感じさせる大河ファンタジー。
さらにそれにSF的な解釈を加えて、より壮大な世界観に仕上げている。

また少年漫画なだけに、仙人たちの能力バトルも激しい。
「宝貝」という仙界の道具を使って、各々が個性的な能力を発揮してくる。

バトルでは敵だけでなく味方も大量に死にまくるし、そもそもバトル関係なく人が死にまくるが、主人公の軽い性格とコミカルなギャグにより、あまり暗くは感じさせない読みやすさになっている。
そこはさすがフジリュー氏。

そして少年ジャンプとしては大変珍しく、伏線がキレーに回収されてストーリーが完璧にまとまっている。そういった点でもオススメ。

【14位】スプリガン

スプリガン〔保存版〕(1) (少年サンデーコミックス)

超古代文明の遺産を巡るSFアクション!

超古代文明の遺産を封印する特殊工作員「スプリガン」。
高校生の御神苗優はそのスプリガンの一員として、各国の軍隊を相手に古代遺産を守るべく日々戦う。


画像は『スプリガン』1巻。オーパーツを組み込んだオリハルコン製のパワードスーツを装着して戦う主人公。

『ARMS』と並ぶ皆川亮二氏の代表作のひとつ。

超古代文明の遺跡封印を目的とした特殊組織のトップエージェントが、遺産を巡って世界各国の軍隊・特殊部隊と渡り合うアクション漫画。

ノアの箱舟やらナチスの遺産やらのオーパーツが発見され、それらを狙って各国の特殊部隊などがやってくる。
それに対して、オーパーツを用いて作られた通常の30倍以上の筋力を発揮させるパワードスーツを着た主人公や、気功の達人、人間離れした獣人が格闘バトルを繰り広げるという熱い展開。

皆川氏お得意の厨二ワールド全開なので、バトル漫画が好きな人なら燃えること間違いなしだ。

【15位】ブリーチ

BLEACH カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

オシャレでスタイリッシュな死神バトル!

幽霊の見える高校生・黒崎一護は、自らを死神と名乗る少女と遭遇し、同時に「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。
家族を守るために死神になってしまった一護は、それから虚と戦う日々を送ることになる。


画像は『BLEACH』13巻。味方も敵もカッコイイデザインのキャラが多い。

『ワンピース』『ナルト』と並び評された少年ジャンプの代表作。

とにかく作者の天才的なセンスがあふれ出ている漫画で、キャラクターもセリフもバトルもオシャレでスタイリッシュ。
中盤頃から登場する必殺技の「卍解」などは、少年ジャンプ史上でも1・2を争うかっこ良さだと思う。

もちろんただオシャレなだけでなく、バトル漫画としても王道で面白い。
特に7巻~20巻のストーリーは高く評価されているし、個人的にもオススメ。

【16位】るろうに剣心

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

幕末を生き抜いた剣客たちの明治時代・剣戟バトル!

幕末のころ「人斬り抜刀斎」と恐れられた伝説の剣士・緋村剣心。
維新後は不殺を誓い、人を斬れない逆刃刀を手に人々を守り続ける。


画像は『るろうに剣心』7巻。幕末の頃のライバル・斎藤一との戦い。

【17位】ガンスリンガーガール

GUNSLINGER GIRL(1) (電撃コミックス)

義体化された少女たちと担当官の儚いヒューマンドラマ。

テロの絶えないイタリア。
悲しい過去により重症になった少女たちが政府組織によって義体化と洗脳を施され、担当官と共にテロリストと戦ってゆく。

画像は『GUNSLINGER GIRL』1巻。機械の体を与えられ洗脳を施された少女たちがテロリストと戦う。

儚さ全力全開で切なくて泣ける漫画。

凄惨な事件などで身体を失った少女をサイボーグ化。
さらに薬物投与による洗脳で記憶を消去。

そうして対テロリストの人間兵器となった短命の少女たちが、殺し合いの日常の中でパートナーの担当官とともに「小さな幸せ」を見つけてゆく。
しかしそうした幸せの記憶すらも、すぐに失われてしまうという儚さ。

理不尽な世界に悲しくなってくる物語だけど、記憶に刻まれるいい話でもあった。

【18位】すごいよマサルさん

セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

少年ジャンプの伝説的シュールギャグ・アクション!

謎の格闘技「セクシーコマンドー」を習得した変人高校生・花中島マサル。
セクシーコマンドー部(ヒゲ部)を創設し、部員たちと部活に励む。


画像は『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』1巻。独特のシュールギャグはその後の作品に多大な影響を与えた。

『マサルさん』以前と『マサルさん』以降に分類してもいいくらい、その後の漫画のギャグ展開に革命をもたらした偉大なシュールギャグ漫画。

シュールギャグ漫画のバイブルといっても過言ではない作品なので、シュールギャグが好きな人は読んで間違いなしだろう。

私も当時かなりハマったし、いまでも忘れられないギャグのオンパレードだ。

【19位】五等分の花嫁

五等分の花嫁(1) (週刊少年マガジンコミックス)

五つ子のうち誰を選ぶかを読者が推理する恋愛ミステリー!

貧乏な生活を送る高校生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。
ところが教え子はなんと同級生で、しかも五つ子だった。


画像は『五等分の花嫁』1巻。容姿がソックリな5姉妹。

ミステリー要素を前面に出した点が珍しいラブコメ漫画。

容姿がそっくりな五つ子のヒロインのうち、誰か一人と主人公が結婚する結末が最初に提示される。
その花嫁が誰かを、主人公の回想を通じて読者が推理していくミステリー的な構成になっている。

そして最初から結末が決まっているからか、恋愛漫画に(というか人気漫画に)よくある引き伸ばしが一切なく、非常にテンポよくストーリーが進んでいく。
推理要素とあわさって後半まで飽きずに読めた。

また主人公の性格がいいのも読みやすい点。
恋愛漫画の主人公は不快感を持たれやすい性格をしていることが多いように思うが、この主人公は珍しく不快感を感じない、むしろ応援したくなるタイプだ。

さらに絵も綺麗で、少なくとも12巻までは少年ラブコメ漫画の教科書に載せたいくらい完璧な出来と言える。

【20位】ベイビーステップ

ベイビーステップ(1) (週刊少年マガジンコミックス)

優等生がノートで戦う戦術テニス漫画!

高校からテニスを始めた生真面目な優等生の丸尾栄一郎。
身体能力がない丸尾は、生真面目な反復練習によるコントロールと、不屈のメンタル、そしてノートを用いた戦術を武器に強敵と戦っていく。


画像は『ベイビーステップ』3巻。コントロールとカバーリングで戦う主人公。

少年漫画にしては珍しく、戦術に重点を置いたリアル志向のテニス漫画。

主人公はノートを使って情報収集をし、その情報をもとに戦術を組み立てて戦っていく。
試合中だろうと合間にノートをとる主人公に周囲は驚くが、その情報で対戦相手を徐々に追い詰めて勝利をもぎ取っていく様が爽快。

少年漫画にしては負けまくりで、必ずしも順風満帆とはいかない道のりではあるものの、応援したくなる魅力がある主人公なので読んでいて楽しい。

少年スポーツ漫画としては地味すぎて大きな話題にはなっていないのだけど、ジワジワ面白くなっていくので個人的には好き。

【21位】ARMS

ARMS(1) (少年サンデーコミックス)

金属生命体「ARMS」を移植された少年少女たちが運命を切り開くSFアクション!

日本で普通の高校生活を送っていた少年・高槻涼の前に突然、左腕に「ARMS」という兵器が移植された転校生がやって来る。
それにより平穏な日常は崩れ去り、世界規模の陰謀と激しい戦いに巻き込まれてゆく。


画像は『ARMS』10巻。腕から荷電粒子砲を放つ敵。

厨二漫画の代名詞ともいえる皆川亮二氏の代表作。

特殊な訓練を積んだ高校生や元傭兵の主婦がエリート特殊部隊を倒したり、単身赴任の忍者がマフィアを潰したりする、そんな漫画。

いま読み直すと厨二設定の塊だったりするのだけど、読んでいる最中はまったくそんなことを感じさせない、熱くカッコイイバトルが描かれていく。

ただし少年サンデーとは思えないほど話は殺伐としていて重い。

敵も味方も悲劇だらけで、登場人物たちは悲しいほどに散っていく。
しかし主人公たちは辛く厳しい現実を前に苦悩しながらも、人間として成長し、力強く歩んでいくため、それに心を動かされて感動する。

ホント良い意味で熱くなれる厨二バトルの名作。

【22位】ロトの紋章

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版 1巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックスデラックス)

『ドラゴンクエスト3』の子孫たちの戦いを描いたダークファンタジー!

ゾーマが倒されてから100年後、精霊ルビスによって封じられていた大魔王・異魔神が蘇り、世界は再び闇に覆われようとしていた。
異魔神の配下によって国を滅ぼされた勇者ロトの子孫・王子アルスは、異魔神を倒すための旅に出る。


画像は『ロトの紋章』7巻。ロトの子孫同士の戦い。

『ドラクエ3』でゾーマが倒されてから100年後を舞台に、ゾーマを超えるスケールの大魔王と、勇者ロトの子孫たちの戦いを描いた物語。

ドラクエ漫画としては『ダイの大冒険』と双璧をなす有名な作品だが、こちらは陰のある薄暗い雰囲気で、悲劇的なダークファンタジーになっている。
まぁこの当事の少年ガンガンはわりと重い漫画が多かった気がする。

『ダイの大冒険』よりもドラクエのストーリー・設定を反映している漫画なため、『ドラクエ3』をプレイしたことがある人にはとてもオススメだ。

ストーリーの完成度も『ダイの大冒険』に負けず劣らず高い。

【23位】魔法陣グルグル

魔法陣グルグル 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)

ドラクエパロディの伝説的ファンタジーギャグ漫画!

ドラクエ風のRPGっぽい世界。
両親に無理やり勇者として育てられた少年・ニケは、伝説の魔法「グルグル」を使う少女・ククリと出会い、魔王討伐の旅に出る。


画像は「魔法陣グルグル」13巻。ドタバタした展開。

ドラクエ風のゲーム世界を舞台に、RPGネタを用いたファンタジーギャグ漫画。

いまでもちょくちょくネットスラングで作中のセリフなどが用いられるのを見かける。
それくらい当事は流行ったし、何年経っても忘れられないギャグが多い。

後半はファンシーな雰囲気の恋愛漫画になってしまったものの、序盤の面白さは子供から大人までオススメだ。

【24位】バクマン。

バクマン。 カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

少年ジャンプの漫画家になってアニメ化を目指す漫画家漫画!

死んだ叔父が漫画家だった絵のうまい少年と、文才と発想に長けた秀才少年の2人が、コンビを組んで漫画家として成功する道を志す。


画像は「バクマン」1巻。絵のうまい少年と文才のある少年がコンビを組む。

【25位】銀の匙

銀の匙 Silver Spoon(1) (少年サンデーコミックス)

北海道の農業高校を舞台とした青春ストーリー!

高校受験に疲れた少年・八軒は、学力競争と高圧的な父から逃れるため、寮生活の農業高校に進学する。
当初は農業関係の将来を見据えている同級生たちとの違いに苦悩する八軒だが、仲間たちと共に過ごすことで成長し、新たな目標を見つけていく。


画像は『銀の匙』1巻。農業高校に戸惑う主人公。

農業というと農大漫画の『もやしもん』も有名だが、『もやしもん』は菌(というかお酒)がメインなのに対して、こちらは純粋に農業の話がメイン。

気のいい仲間たちとの3年間の農業高校生活を通して、主人公の成長や、畜産での命の重さ、農家生活の厳しさなどが描かれていく。

作者の荒川弘氏自身、北海道の農業高校に通い、漫画家になる前は実家の農家で働いていた経験があるため、農業高校生活や農業・畜産描写にリアリティがある。
普通はリアルな高校生活なんてそんなに面白くならないのだけど、北海道の農業高校という環境がそれを面白くしていく。

後半はちょっと駆け足展開だったが、少なくとも11巻までは名作。

【26位】機動戦士ガンダム THE ORIGIN

機動戦士ガンダム THE ORIGIN(1) (角川コミックス・エース)

ファーストガンダムを安彦良和氏自らがリメイク・コミカライズ!

スペースコロニーへの宇宙移民が始まって半世紀あまりが過ぎた宇宙世紀0079年。
スペースコロニー国家・ジオン公国は連邦政府に対し独立戦争を挑み、新兵器・モビルスーツの導入やコロニー落としなどにより優位に立ち、双方の人口の半分を死に至らしめる。


画像は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」9巻。シャア・アズナブルのオリジナルエピソードが大幅に追加されている。

ガンダムシリーズ1作目の『機動戦士ガンダム』を、アニメーションディレクターやキャラクターデザイナーなどを務めた安彦良和氏自らがリメイクした漫画。

テレビアニメ版をベースに、ライバルとして名高いシャア・アズナブルの生い立ちなどのエピソードが追加され、さらに現代に合わせて設定の見直しも行われている。

特に9巻から14巻あたりのシャア過去編は完全オリジナルのストーリーとなっているため、アニメ視聴済みの人にもオススメだ。

もちろんアニメを観たことがないという人にも、オタクの教養としてオススメする。

【27位】日常

日常(1) (角川コミックス・エース)

高校生たちのシュールな日常コメディ!

ロボ娘が曲がり角で男子高校生とぶつかり、その衝撃でお互いが上空に吹っ飛び、そして荷物から飛び散ったシャケが通行人の頭の上に降ってくる。
そんなシュールな日常が今日も繰り広げられる。


画像は『日常』1巻。ただひたすらにシュールな日常が描かれる。

【28位】D-LIVE!!

D-LIVE!!(1) (少年サンデーコミックス)

あらゆる乗り物を使いこなす天才マルチドライバーのドライビング・アクション!

少年・斑鳩悟は高校生でありながら、国際的人材派遣会社「ASE」に所属する天才マルチドライバー。
あらゆる乗り物を使いこなし、ドックファイトから人命救助、犯罪者の追跡まで、様々な任務を遂行してゆく。


画像は『D-LIVE!!』1巻。ジェットスキーを操り犯罪者を倒す主人公。

『スプリガン』や『ARMS』で知られる皆川亮二氏によるドライビング・アクション漫画。

個人的に好きな作品なのだが、乗り物という題材が掲載紙の少年サンデーとあわなかったためか、前作と比べるとイマイチ人気が出なかった。
内容的には青年誌向きだったかと思う。

本作の主人公は、あらゆる一流を派遣する国際的人材派遣会社「ASE」に所属する超一流の天才マルチドライバー。

普段は安アパートで暮らす貧乏で平凡な高校生だが、任務になると常に冷静沈着にあらゆる乗り物を使いこなし、超人的なドライビングテクニックで周囲を圧倒する。

自動車、バイク、飛行機、潜水艇、建設機械、電車などなど、様々な乗り物が登場し、それらを主人公がかっこよく乗りこなしていくため、乗り物が好きな人にオススメだ。

また「表向きは平凡な高校生だが実はめちゃくちゃ凄いやつ」などの皆側作品でお約束の厨二設定も健在。
アクションバトルも相変わらず熱い。

【29位】彼方のアストラ

彼方のアストラ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

マンガ大賞受賞作の少年少女たちのSF惑星サバイバル・ミステリー!

宇宙への往来が当たり前になった近未来。
惑星キャンプに旅立った高校生たち9名は謎の襲撃を受け、故郷から遠く離れた宇宙空間へと飛ばされ遭難してしまう。
9名は協力しながら惑星を旅し、故郷への帰還を目指してゆく。


画像は『彼方のアストラ』1巻。謎の球体の襲撃を受ける主人公たち。

【30位】こち亀

こちら葛飾区亀有公園前派出所 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

少年ジャンプで40年間連載された巻数ギネス記録の警察ギャグ漫画!

東京都葛飾区にある亀有公園前派出所に勤務する警察官の両津勘吉。
警察官として型破りな両津は、毎日街で様々な問題を巻き起こしてゆく。


画像は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』1巻。初期の頃は劇画的だった。中川が普通にイケメン。

少年ジャンプで40年間にわたり連載され、最終的には200巻で完結し、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定された偉大な漫画。

趣味や時事ネタを交えながら1話完結していくギャグ漫画になっており、いつどの巻から読んでも安定して面白いのが凄い。

200巻もの大ボリュームなため、漫画を大人買いしたい衝動に駆られたら、これを購入しておけば満たされるのではないかと思う。

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