【完結済み】青年漫画おすすめ15選! 完結した大人向けの面白い名作を紹介

おすすめマンガ

大人になるとリアルな設定やダークなSF・ファンタジー、またはノスタルジックな世界観が好みになってくる。

というわけでKindleで読める青年漫画の中から、選りすぐりの完結作を紹介しよう。

完結済みのおすすめ青年漫画

山岳救助を描いた感動の作品。

北アルプスで暮らしながら山岳遭難救助の民間ボランティアを行う主人公を中心に、登山者や遭難者、県警山岳遭難救助隊などの山に関わる人たちのエピソードが語られる。

この漫画は山の楽しい面だけでなく、遭難したら最悪死ぬという厳しい現実も遠慮容赦なく突きつけてくる。
しかしそれと同時に心優しく山が大好きな主人公が、それでも山は楽しいよということも教えてくれる。

山の怖さと魅力が両方詰まった名作でオススメ。

東京喰種

人間と同じ見た目だが人間を食べる「喰種(グール)」と、その喰種を狩る喰種対策局の戦いを描いた現代ダークファンタジーバトル。

人間社会に紛れ込み、人を喰らう喰種が蔓延する東京が舞台。
大学生の主人公は不幸にも喰種の臓器を移植されて半喰種になってしまい、それ以降、喰種たちのコミュニティで生きていく苦悩の日々が始まる。

序盤はやや地味なものの、喰種対策局との戦いが始まると少年漫画のような熱いバトルになり、面白い漫画になっていく。

またかっこいいデザインのキャラクターや武器、喰種のランク、捜査官の階級などなど、中二病心をくすぐる設定がとても上手い。

ダークな世界観とスタイリッシュなアクションが組み合わさった漫画だ。

それでも町は廻っている

商店街の喫茶店を中心としたほんわか日常コメディ。

主人公は商店街のみんなに可愛がられているタヌキっぽい元気な女子高生。
近所のお婆さんの喫茶店でメイド喫茶のアルバイトをしたり、ちょっと不思議な出来事を体験しながら高校時代を過ごしていく。

大人から見て懐かしさを感じる古き良き商店街の雰囲気で、『よつばと!』や『ちびまる子ちゃん』の高校生版とでも言った感じか。

こんな街で暮らしたいと思える良い作品。

GANTZ

死んだ者たちが部屋に集められて異星人と戦わされるSFバトル。

高校生の主人公は友人と共に線路上に落ちた酔っ払いを助けようとしたところ、電車に轢かれて死んでしまう。
しかし気づいたらマンションの一室に転送されており、さらにそこでは同じようにその日死んだ人たちが集められていた。

そして謎の黒い玉に武器とスーツを渡され、異星人と戦うよう指示される。

異星人の強さに応じて倒したときにポイントを得られ、100点貯まると「解放」「仲間の蘇生」「強力な武器」の3つから選択できるというゲーム的設定が面白い。

また主要キャラクターでもあっさり死ぬ無慈悲さもあり、毎回ハラハラドキドキさせられる。

シグルイ

刀に魅入られ狂った漢たちが殺し合う剣豪時代劇。

江戸時代初頭、隻腕の剣士と盲目の剣士が駿河城内の御前試合で真剣を用いて斬り結ぶ。

隻腕や盲目になりながらも戦うこの2人には一体何があったのか。
その因縁の過去が、濃尾無双と謳われた「虎眼流」の道場での出来事を中心に、迫真の表現で描かれる。

残酷でグロテスクで狂気の物語。
しかしこれぞ武士の、そして漢の生き様だというのを感じさせてくれる。

壮絶すぎて一度読んだら忘れられない力作。

もやしもん

楽しく騒がしい農大の菌類青春コメディ。

肉眼で菌が見える不思議な力を持った農大新入生の主人公が、変人の教授や研究室の仲間たちと共に、祭り好きな大学でキャンパスライフを送りながら菌について学んでいく。

日本酒、ビール、ワインなどの発酵食品(主にお酒)を紹介しながら、デフォルメされた可愛い菌と一緒に、様々な菌について楽しく学べる。

農大コメディとしても菌の学習漫画としても、どちらも面白くてオススメ。

プラネテス

「宇宙」と「愛」がテーマのヒューマンドラマ

舞台は今よりも気軽に宇宙へ行けるようになった近未来。
宇宙のデブリ(ゴミ)回収業者として働く主人公をはじめ、宇宙で妻を失った同僚や、ロケット技術者を目指す少年、宇宙船以外何一つ愛せない科学者など、宇宙に関わる様々な人々の物語が展開される。

感動的な話だけでなく、宇宙とは何か、愛とは何かといった哲学的な話も多く、読んでいて考えさせられる。

やや難解で大人向けながらも、宇宙と人生を描ききった名作だ。

寄生獣

人間に寄生し捕食する生物との戦いと共生を描いた傑作

あるとき謎の寄生生物が空から降ってきて、人間の頭に寄生し、人間そっくりの姿で人間社会に紛れ込むようになる。そしてその裏で密かに人間を捕食する。

日本に住む高校生の主人公も寄生されるが、寄生先が右手だったために命は助かり、以降その寄生生物との奇妙な共生関係が続くことになる。

人間を捕食する寄生生物側と、その寄生生物を探し出して滅ぼそうとする人間側、そして寄生生物と共生する主人公たちの三者が入り乱れ、戦いを繰り広げていく。

寄生生物の中にも「自分達は何のために生まれてきたのか、どこから来てどこへ行くのか」という考えを持つものが現れるなど、ストーリーには哲学的な内容も多く含まれる。

絵柄こそ古いものの完成度の高い名作なので、一度は読むことをオススメする。

BLAME!

どこまでも続く巨大構造物を探索するSFアクション漫画の金字塔。

遥か遠い未来、都市は複雑高度に階層化され、ネットワーク社会も拡大し、ネットワークへの正規アクセスを可能にする「ネット端末遺伝子」が市民権となる。
しかし災厄によりネット端末遺伝子は失われ、人間は市民権を失ってしまい、AIにより排除されるようになる。

そんな絶望的な世界で、サイボーグの主人公はこの世界を救う鍵となる、失われたネット端末遺伝子を持つ人間を探し出そうと、果てしない探索と戦いの旅を繰り広げる。

制御できなくなったAIによって際限なく拡張されていく階層都市、不法居住者としてAIに排除されるようになった人間、そして人間とは異なる進化を遂げた珪素生物・・・・・・。

そんなワクワクするSF世界を、サイボーグで不老不死の主人公が淡々と戦いながら、黙々と探索していく。

セリフも少なく雰囲気も暗いのでかなり人を選ぶかと思うが、このスケール感と音のない世界には引き込まれる。

シドニアの騎士

ロボットに乗って巨大生命体と戦うSFアクション・ラブコメ。

『BLAME!』などで知られる弐瓶勉氏の漫画で、奇居子と呼ばれる生命体によって太陽系が破壊された1000年後の未来が舞台。

生き残った人類は宇宙船で漂浪しながら、追撃してくる奇居子との戦いを繰り広げる。

過去作と同様に独創性の高いSFでありながら、今作ではエースパイロットの主人公が戦いの合間に仲間たちと日常生活を送るラブコメ要素にも力が入っている。

ロボットアクション×日常ラブコメの組み合わせが好きな人にオススメ。

テルマエ・ロマエ

古代ローマ人が日本の風呂文化にカルチャーショックを受ける風呂コメディ

古代ローマの浴場設計技師が事故で現代日本にタイムスリップするも、転移先はなぜか風呂の中。
主人公はそこで古代ローマより遥かに発達し、様々な面で合理的な日本の風呂の凄さを知り、驚愕する。

そしてそこで得た着想をもとに、古代ローマに戻って浴場を設計して評価されていくという流れになる。

シリアスな笑いとしても面白いが、風呂を通して日本文化の素晴らしさや、古代ローマ文化への親しみを教えてくれる意味でも良い作品だ。

「マンガ大賞」と「手塚治虫文化賞」をダブル受賞し、また欧米でも評価されている。

蟲師

怪異を引き起こす「蟲」と対峙する伝記ファンタジー

江戸~明治時代くらいの地方日本を舞台に、常人には見えない「蟲」への対処を生業とする「蟲師」の主人公が各地を旅し、「蟲」による怪異を解決していく1話完結の物語。

要は妖怪ミステリー系だが、蟲は人に取り付くだけで喋るわけではないので、話の中心はあくまでも人間。
蟲に取り付かれた人々の人生を見ていき、それを主人公が解決する流れになっている。

落ち着いた儚さがあるものの、自然の美しさを感じる和の雰囲気が良い作品だ。

エマ

森薫氏によるメイドと貴族のラブロマンス

伝統的な身分制度が根強く残るヴィクトリア朝時代のロンドンを舞台に、メイドと貴族の身分差の恋を描いている。

初期の頃はまだ絵が洗練されていないものの、徐々に『乙嫁語り』に繋がる緻密な描き込みへと昇華していく。

森薫氏が表現する煌びやかな世界と穏やかな日常の雰囲気がとても好みで、何度も読んでしまう。

山賊ダイアリー

東京から岡山の田舎に帰った著者が、空気銃を片手に猟仲間たちと楽しく狩猟。

猟師にして漫画家の岡本健太郎氏が、ウサギやハト、カラス、イノシシなどを狩猟し、狩猟した動物は自分で解体して調理する日々を描くコミックエッセイ。

マムシやカラスなども食べるが、そういった料理も美味しそうに見えてしまう。

猟の手法やサバイバルの知識、資格、コミュニティなど、リアルな狩猟体験が淡々と詳細に描かれて、読んでいて男心がくすぐられる。

いちえふ

福島原発作業員の日常を描いたルポ漫画。

東日本大震災後の福島第一原子力発電所(通称「1F」)で、実際に作業員として働いた作者の体験談をまとめている希少な本。

採用までの流れや、作業員が実際にどんな環境でどんな仕事をしているのかが分かりやすく描かれており、また1F内での闇取引めいた転職活動などの話もあって読み物としても面白い。

国内だけでなく海外からも注目された作品だが、メディアではあまり報じられない福島の現実を知ることができるので一度は読んでおきたい。

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