京極夏彦氏の作品セールが1月28日まで開催。
約40冊の小説・エッセーが30%OFFになっている。
で、その代表作の京極堂シリーズこと『百鬼夜行シリーズ』について軽く紹介すると、戦後の昭和中頃を舞台とした妖怪ミステリー小説。
古本屋の陰陽師、鬱病の小説家、躁病の超能力探偵といった個性豊かなキャラクターたちが入り乱れながら、複雑怪奇な事件を解決に導く累計1000万部以上の人気作だ。
「妖怪小説」と言われるくらいに妖怪ネタが多く、陰陽師の主人公が妖怪に関するとても長い薀蓄を語るのが特徴。
ただしあくまでも怪奇現象は人為的なトリックによるもので、主人公は「憑き物落し」という形で事件関係者の悩み・心の闇を解消しながら、推理を披露して犯人を暴いていく形となっている。
個人的に好きな作品なのでオススメ。
(※セールは終了しました)
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