【2020年最新】連載中の青年漫画おすすめランキング20選【大人向け】

おすすめマンガ

(11月23日更新)

Kindleで読める連載中のおすすめ青年漫画をランキング形式で紹介。

何十年も続いている作品から最近の作品まで、幅広い漫画を扱っていく。

連載中のおすすめ青年漫画

【1位】ダンジョン飯

ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX)

モンスターを調理しながらダンジョンを攻略するリアルなグルメファンタジー!

ダンジョンで大切な仲間を失ってしまった冒険者・ライオス一行。
死んだ仲間を救助&蘇生するためダンジョンに再挑戦したいが、金がなくて食料を用意できない。
そこでライオスは倒した魔物を食べながら進むことを決意する。


画像は『ダンジョン飯』1巻。スライムの構造とその調理法。

ハイファンタジー世界のモンスターの生態を考察し、そのモンスターをリアルに調理して食べるという、ありそうでなかったファンタジーグルメ漫画。
九井諒子氏はそういった現実世界とファンタジー世界の日常を融合させるのがうまい。

主人公たち冒険者一行はダンジョンにもぐり、モンスターと戦い、そのモンスターの生物としての弱点を突いて倒す。
そうした戦い方もまた一種のリアリティがあるが、それもモンスターの生態をしっかり考察しているからできること。

そして倒したモンスターは調理して食べる。
モンスター料理というとゲテモノに思われるかもしれないが、現実の料理に当てはめて調理されているため、これがまた美味しそうなのだ。


画像は『ダンジョン飯』1巻。人喰い植物のタルト。

ついでにレシピも掲載されている。
残念ながらこちらの世界では作れないけれど。

ストーリーはコメディとしてクスッと笑えるところが多い。
途中からはシリアスなダンジョン攻略要素が強くなってくるものの、そのダンジョン設定もまたリアリティのある考察がなされているため、それはそれで面白い。

大人向けのファンタジーとして文句なしでオススメ。

【2位】宇宙兄弟

宇宙兄弟 オールカラー版(1) (モーニングコミックス)

夢を追う大人たちの宇宙飛行士ヒューマンドラマ!

幼い頃に星空を眺めながら宇宙へ行く約束を交わした兄・六太と弟・日々人。
弟の日々人はそのまま夢を追い続けて宇宙飛行士になるが、兄の六太は大人になるにつれて夢を諦めてしまう。
しかし会社をクビになり、さら弟に後押しされたことで、六太も再び宇宙飛行士を目指すことを決意する。


画像は『宇宙兄弟』1巻。幼い頃に宇宙を夢見た兄弟。

小学館漫画賞や講談社漫画賞や手塚治虫文化賞読者賞を受賞した宇宙飛行士漫画。
宇宙飛行士を目指す主人公のサクセスストーリーを中心に、宇宙飛行士の弟や、宇宙に夢を持つ大人たちのドラマが描かれる。

主人公は弟と共に宇宙飛行士を夢見るが、途中で諦めて普通に就職する人生を歩む。
一方で弟は夢を諦めず宇宙飛行士になり、世界最年少で月面探査のクルーとして選ばれ、日本人初となる月面歩行者としても注目される。

そんな偉大な弟を持つ主人公が、一度は諦めた夢を再び追うことを決意し、宇宙飛行士の選抜試験を受けることから物語は始まる。

作中で登場する団体は、NASAやJAXAといった宇宙関連の実在団体。
宇宙飛行士になるための選抜試験や、宇宙飛行士の訓練、宇宙での任務など、宇宙飛行士の内容がリアリティを持って描かれており、それらの試験や任務などをチームで協力して乗り越えていくところが面白い。

また天才肌の弟に劣等感を抱いたり、細かいことを気にする神経質で繊細な性格の主人公には人間としての魅力があり、応援したくなる。
そしてその主人公が試練をひとつずつ乗り越えて夢を叶えていく様は、読んでいてモチベーションが上がってきて、こちらまでやる気が出てくる。

大人たちが夢を叶える明るい漫画なので老若男女問わずオススメ。

(※進行はモノクロ版のほうが早い)

【3位】BLUE GIANT

BLUE GIANT(1) (ビッグコミックス)

真っ直ぐな青年が世界一のジャズプレイヤーを目指す感動の音楽ストーリー!

ジャズに心打たれた素朴な高校生・宮本大は、世界一のジャズプレイヤーを目指して毎日河原でサックスを吹き続ける。
そうして大は、出会う多くの人たちに助けられながら、世界への道を立ち止まることなく突き進むこととなる。


画像は『BLUE GIANT』1巻。河原で演奏をする主人公。

『岳』の石塚真一氏による、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞などを受賞したジャズ漫画。
世界一のジャズプレイヤーを目指す青年が、地方から東京へ、そしてヨーロッパ、アメリカへと羽ばたいていくサクセスストーリーが描かれる。

音楽漫画だとピアノやロックバンド、吹奏楽などはちょくちょく見かけるけれど、こちらはジャズのサックスを題材としているのが珍しいところ。
しかしジャズをまったく知らなくても、主人公の音楽の熱意、凄さ、そして聴衆が圧倒される様がしっかり伝わってくる。

と書いていて思ったけど、「何かよくわからないけど凄い」と伝える巧さは『ヒカルの碁』に近い感じだろうか。絵から音楽が聴こえてくるようだ。

また『岳』でもそうだったように、人の優しさ、温かさを感じられるエピソードも見所だ。
『岳』では主人公が優しさを与える側だったが、こちらは主人公が優しさを与えられる側になる。
世界一を目指してひたむきに頑張る主人公を周囲が支える様にはジワッと感動させられる。

個人的にはいままで読んだ音楽漫画のなかで、いまのところは最高傑作だ。

【4位】乙嫁語り

乙嫁語り 1巻 (HARTA COMIX)

中央アジアの生活文化を森薫氏が絢爛豪華に描き出す!

19世紀後半の中央アジア。
街に定住するエイホン家の跡継ぎである12歳の少年・カルルクのもとに、遊牧民のハルガル家から20歳の花嫁・アルミが嫁いでくる。
歳の差の結婚生活に慣れないふたりだが、周囲の支えもあり緩やかに仲を深めてゆく。


画像は『乙嫁語り』1巻。装飾品・工芸品などの綿密な描き込みが魅力。

マンガ大賞や、フランスのアングレーム国際漫画祭世代間賞を受賞した中央アジア文化漫画。
19世紀の中央アジア、カスピ海周辺の地域(ウズベキスタンとか)を舞台に、家同士の結婚および結婚生活を中心とした定住民や遊牧民の生活文化の模様が描かれる。

作者の森薫氏といえば、イギリス・メイド漫画の『エマ』や『シャーリー』で装飾品に対するこだわった描き込みを行い、高い評価を受けた漫画家。
それは今作でも健在どころかさらにパワーアップしており、衣装や布地、装飾品、工芸品などがこれでもかと綿密に描き込まれている。
絢爛豪華な装飾が好きな人にはたまらない作品だ。

またストーリーでは歳の差夫婦の新婚生活を中心とした日常が展開される。
結婚から始まる物語ではあるものの、その土地の文化を紹介するという側面が大きいため、恋愛漫画が苦手な人でも読みやすい。

美しい世界観なので男女どちらにもオススメできる。

【5位】ベルセルク

ベルセルク 1 (ヤングアニマルコミックス)

重厚で壮大な世界観のダークファンタジー漫画の金字塔!

身の丈を超える大剣を携えてひとり旅をする黒い剣士・ガッツ。
道中で出会った妖精・パックと共に、各地で巨大な怪物「使徒」を追い、狂戦士のような戦いを繰り広げる。


画像は『ベルセルク』40巻。壮大なダークファンタジーの世界観が魅力。

「ダークファンタジーといえばコレ」と断言できるくらいには有名な、世界的に人気の剣と魔法のダークファンタジー漫画。
中世ヨーロッパ風の世界を舞台に、身の丈を超える大剣を携えた黒い剣士・ガッツの壮絶な復讐の旅が描かれる。

主人公がとある相手に復讐をしようとするストーリー自体は珍しくもなんともない。
しかしこの作品では、その復讐相手が神に等しい存在で、それに対して主人公は強い剣士なだけでただの人間に過ぎないという、絶望的なまでの戦力差が珍しい。
どうやって決着をつけるのか予想ができないレベルで絶望的だ。

絶望的といえば、特に12~13巻は漫画史に残る絶望シーンで必見だ。
子供の頃に読んだときはちょっとしたトラウマものだった。

そして残虐で暗澹としながらも、緻密に描き込まれた重厚な絵で表現された壮大なファンタジーの世界観も必見。
作者が描き込みを頑張りすぎて連載がしょっちゅうストップするのがネックだが、それだけ世界観の描き込みが凄い。

ダークなハイファンタジーが好きなら一度は読むべき作品だ。

【6位】喧嘩商売/喧嘩稼業

喧嘩商売(1) (ヤングマガジンコミックス)

最強の格闘技を決めるヘビー級選手たちの本格格闘漫画!

空手家、柔道家、合気道家、力士、日本拳法家、中国拳法家、召琳寺拳法家、軍隊格闘家、ボクサー、キックボクサー、プロレスラー、総合格闘家、裏世界のシラットの使い手、ヤクザの用心棒、忍術・剣術家、古流武術家・・・・・・。
それぞれの分野で最強のファイターたちが、最強の格闘技を決めるトーナメントで雌雄を決する。


画像は『喧嘩稼業』1巻。最強を決めるトーナメントの選手たち。

『幕張』で知られる漫画界のお騒がせギャグ漫画家・木多康昭氏による、まさかの本格格闘漫画。
たぶんこれがうまくいくと思っていた人なんて読者にも編集部にもほとんどいなかったのではないかと思うが、実際には驚くことに物凄く面白い。
正確にいえば面白くなるのは6巻からだが。

主人公は恵まれた身体能力と悪魔的な頭脳を用いて喧嘩をする高校生。
主人公の体格が恵まれた格闘技漫画というのも珍しいが、そのうえ主人公は抜きん出て頭が良く、その頭脳を駆使して戦術や心理戦で戦いを有利に運んでいくのがほかの格闘技漫画では見られない面白さになっている。

そしてその主人公の成長と戦いを交えながら、空手や柔道、ボクシング、キックボクシング、総合、古武術などの各格闘技・流派の国内最強の選手たちが集まり、最強の格闘技を決めるトーナメントが行われていく。
このトーナメントも選手ひとりひとりが魅力的でどの戦いにもドラマがあり、しかも誰が勝つのか予想がつかないので先が気になって仕方がない。

『餓狼伝』に影響を受けた格闘技漫画の最強トーナメントというと『グラップラー刃牙』や『修羅の門』が有名だが、それらと比べても抜きん出て面白い。
『グラップラー刃牙』や『修羅の門』ほどファンタジーではなく、かといってリアルすぎる面白みのない戦いでもない、そのバランスが優れている。

いままで読んだ格闘技漫画の中で間違いなくナンバー1。

【7位】ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

アイヌの財宝をめぐるアイヌ文化×冒険サバイバル!

日露戦争終結後の明治時代北海道。
幼馴染の治療費のために大金を求める元陸軍兵の杉元佐一は、偶然にもアイヌが秘蔵していた金塊と、その隠し場所の鍵を握る囚人たちの存在を知る。
杉元はアイヌの少女・アシㇼパと共に、同じく金塊を狙う陸軍や囚人たちと三つ巴の争いを繰り広げる。


画像は『ゴールデンカムイ』1巻。熊との戦いもリアルに描かれる。

マンガ大賞や手塚治虫文化賞マンガ大賞などを受賞したアイヌ冒険サバイバル漫画。
明治末期の北海道を舞台に、隠された金塊を巡る三つ巴の冒険サバイバルを通して、アイヌの風習・文化が描かれる。

特にアイヌ文化の紹介をしている漫画は珍しいため、それだけでも読む価値がある。
狩猟や料理を中心に、アイヌの風習・文化をリアル表現しており、アイヌ文化に興味を持つ良いキッカケになる作品だと思う。

また金塊を巡る争いも徐々に白熱し、先が読めない三つ巴の争いが面白くなっていく。
さらに金塊を隠した犯人に関するミステリー要素も強まり、どんどんストーリーが楽しみになる。

冒険あり、バトルあり、ギャグあり、歴史あり、アイヌ文化あり、ミステリーありと、様々な要素が詰め込まれたごった煮のような漫画だが、それらをとてもうまくまとめている。

【8位】キングダム

キングダム 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

一兵卒から秦の大将軍を目指す乱世バトル!

500年の争乱が続く紀元前3世紀の春秋戦国時代末期。
戦災孤児で下僕身分の少年・信は、秦国の大将軍を目指して乱世に身を投じ、戦場で手柄を立てて成り上がってゆく。


画像は『キングダム』13巻。敵将を討ち取り活躍する主人公。

手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した歴史バトル漫画。
古代中国の春秋戦国時代末期を舞台に、後に始皇帝となる秦王政と共に戦う少年・信(李信)の活躍を中心とした群像劇が描かれる。

というわけで主人公は後に秦の大将軍となる李信。
この李信が最下層民の下僕だったという設定の少年時代から始まり、後に中華全土を統一して始皇帝となる少年時代の秦王政と出会い、一兵卒から戦場で成り上がっていくサクセスストーリーとなっている。

一応中国の歴史モノではあるのだけど、内容的には王道バトル漫画のため、ジャンプらしさがあって読みやすいのが人気の秘訣だろう。
一騎当千の武将たちによる激しいバトルや、主人公などの若手がその武将たちを相手に奮闘する様が少年漫画的なわかりやすい展開で熱い。

大きな夢を持った主人公が強敵を倒して出世していくという点では『ワンピース』に近いだろうか。
しかしながら個人で戦うのではなく、あくまでも組織で戦っていくという、やや大人向けの青年誌的な面白さもある。

ジャンプバトルと青年誌をうまくミックスさせた納得の人気作。

【9位】ヴィンランド・サガ

ヴィンランド・サガ(1) (アフタヌーンコミックス)

ヴァイキングと奴隷と新大陸への冒険を描いた中世ヨーロッパ・冒険アクション!

ヴァイキングによる襲撃と略奪が行われていた11世紀初頭の北ヨーロッパ。
ヴァイキングに父親を殺された少年・トルフィンは、ヴァイキングの一味に加わり戦場で手柄を立てながら、仇である首領の首を狙い続ける。


画像は『ヴィンランド・サガ』1巻。奴隷のいない平和な国を望む奴隷の女性。

『プラネテス』の幸村誠氏による、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞などを受賞した中世ヨーロッパ歴史アクション漫画。
11世紀北ヨーロッパの史実をもとに、ヴァイキングによる戦争や略奪、奴隷の生活、ヴィンランド(北アメリカ大陸)への冒険が描かれる。

主人公のモデルは11世紀に実在したと言われる、ヴィンランドへの定住計画を企てたソルフィン・ソルザルソンという人物。
そのソルフィン(作中では”トルフィン”)がどういう経緯でヴィンランド遠征を行うようになったのか、そして結果どうなったのかを追うのがストーリーの大まかな流れとなっている。
まぁほぼ史実とは関係のない創作なのだけど。

そうした史実云々は別にしても、中世ヨーロッパやヴァイキングなどの描写にはリアリティがあり面白い。

戦争と略奪が生活の一部で、戦いの中で死んでヴァルハラへ導かれることを願うヴァイキングたち。
そんなヴァイキングにより踏みにじられていく村人たちや、奴隷にされる人たち。
そんな狂気の時代がよく表されている。

リアルな中世ヨーロッパを感じたい人にオススメの作品。

【10位】ヒストリエ

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

アレクサンドロス大王に仕えた名将・エウメネスの生涯を描く壮大な歴史大作!

紀元前4世紀の古代ギリシア。
マケドニア王国のアレクサンドロス大王に仕えた書記官・エウメネス、その波乱に満ちた生涯が描かれる。

画像は『ヒストリエ』1巻。インターネットミームで有名なシーン。

『寄生獣』の岩明均氏による、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞と手塚治虫文化賞マンガ大賞のダブル受賞を果たした古代ギリシア歴史漫画。

主人公はアレクサンドロス大王に仕えた書記官にして、その後の継承戦争であるディアドコイ戦争を戦ったエウメネス。
まぁ名将ながらも味方に足を引っ張られ続けた不遇な人。

そんなエウメネスの未詳の前半期を創作しつつ、エウメネスの活躍を通した古代ギリシア史が描かれる。

岩明均氏は『寄生獣』も名作だったけど、こちらも負けず劣らずの名作。
ストーリーは地味だし絵も特別うまくはない。でもなぜか面白い。
これはもう「漫画がうまい」としか言いようがない。

世界史に興味がなくても楽しく読める漫画かなと思う。

【11位】アオアシ

アオアシ(1) (ビッグコミックス)

プロを目指すユースのリアル志向戦術サッカー!

天性のセンスはあるが技術のない弱小サッカー部の少年・青井葦人は、強豪ユースチームの監督に見出され、ユースの編入試験を受ける。
当初は周囲との技術の差で苦悩するアシトだが、厳しい練習や実践を通して次第に技術と戦術を身に付け、才能を開花させてゆく。


画像は『アオアシ』6巻。サッカーの技術や戦術がわかりやすく丁寧に描かれる。

Jリーグのユースを題材としたリアル志向の戦術サッカー漫画。
プロを目指す少年たちの熱い青春が描かれる。

主人公は全体を俯瞰できる優れた才能を持っているが、技術がなくてそれを活かせない弱小中学サッカー部の選手。
その才能を強豪ユースのカリスマ監督に見出され、ユースの編入試験を受けるところから物語は始まる。

このユースが舞台というのが珍しいところ。
ユースというのはプロを目指す高校生の年代が所属するプロクラブの下部組織で、ここで実力を見せるとプロへと昇格できる。

よくある部活モノだと全員で協力して全国大会を目指していくが、本作は「チーム全員がプロを目指しているライバル」という過酷な競争環境。
部活スポーツとは違ったちょっとギスギスした展開や、部活サッカーとの対決なども表現される。

また主人公の成長を通して、サッカーの個人技やチーム戦術を言語化しているのも評価が高いポイント。
今まではサッカー漫画を読んでいても「よくわからんけどスゲー」くらいで流していたところを、とてもわかりやすく読みやすく解説している。

そうしたリアル志向の戦術サッカー漫画でありながら、少年漫画的な王道の熱いストーリーになっているため、個人的にはいま一番好きなスポーツ漫画だったりする。

【12位】リアル

リアル 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

『スラムダンク』の井上雄彦氏が描く障害者のヒューマンドラマ!

元短距離走選手だが右脚を切断し、現在は車いすバスケに打ち込む青年・戸川。
バスケ一筋だったがバイク事故を起こして高校を退学させられ、生き方を見失った青年・野宮。
自尊心の高い性格で他人を見下していたが、交通事故により下半身不随になってしまった青年・高橋。
この3人を中心とした物語が展開される。


画像は『リアル』1巻。車いすバスケも見所のひとつ。

『スラムダンク』で知られる井上雄彦氏による、障害者と車いすバスケを中心とした群像劇のヒューマンドラマ。

例えば主人公のひとりの戸川は、中学では陸上の全国選手だったが、骨肉腫により片足を切断し、車椅子での生活を余儀なくされる。
そのことで塞ぎこんで引きこもりになってしまうが、しかし車いすバスケと出会ったことで立ち直り、競技者として車いすバスケに打ち込むようになっていく。

そういった病気や事故により健常者から障害者になった人たちの、葛藤や新たな人生の歩みが描かれる。

『スラムダンク』とは違って話がかなーり重い。
だがこれを読むと、そういった障害者たちのリアルが身近にあることや、自分がいつ健常者から障害者になってもおかしくないということを認識させられる。

なので是非一度は読んでおくべき漫画。

【13位】GIANT KILLING

GIANT KILLING(1) (モーニングコミックス)

カリスマ監督が主役のサッカー漫画新機軸!

元日本代表選手でイングランド帰りの若きサッカー監督・達海猛。
古巣の弱小プロクラブの新監督に就任した達海は、クラブを建て直して大番狂わせの勝利へと導いてゆく。


画像は『GIANT KILLING』3巻。日本のサッカー界を面白くすると宣言する主人公。

選手ではなく監督が主役ということで話題性を呼んだプロサッカー漫画。

主人公は怪我により若くして引退した元日本代表のエース選手。
引退後はイングランドでアマチュアチームを率いてプロを相手に大番狂わせをするという、監督しての才能も発揮する。

そんな主人公が日本での選手時代に所属していたプロクラブの監督に就任することから物語は始まり、万年J1最下位争いにまで落ちぶれたチームを建て直し、試合で大番狂わせを巻き起こしていく様が描かれる。

主人公は監督なので当然ながら選手としては活躍しないわけだけど、カリスマ性あふれる個性的なキャラなので、十分に漫画として面白くなっている。

またプロとしてフィールドに生きる選手たちだけでなく、サッカークラブのフロント(経営陣)から地域のサポーターまで、サッカーに関わる様々な人たちにも焦点が当てられていく。
そのため「漫画としての面白さ」だけでなく、「サッカーの面白さ」も理解できてくる。

読むとサッカー観戦がしたくなる、大人向けのスポーツ漫画。

【14位】ブルーピリオド

ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス)

美術に目覚めた高校生が東京藝大を目指す本格美術ストーリー!

不良にして成績優秀の高校生・矢口八虎は、打ち込めるものがなく空虚な日々を過ごす。
しかし一枚の絵に心を奪われ、さらに授業中に真剣に描いた絵が褒められたことで美術にハマり、狭き門の東京藝術大学を目指すことを決意する。


画像は『ブルーピリオド』2巻。ライバルの言葉に刺激されて感情を込めて描く主人公。

マンガ大賞を受賞した美術漫画。
よくある美大が舞台の美術とはあまり関係のないゆるい青春物語ではなく、初心者が本気で絵に取り組む熱い青春物語。

主人公は不良なのに成績優秀な高校生で、あるとき絵を描く楽しさに目覚めて美術部に入部する。
進学も美大を希望するが、金銭面で私大は厳しいため、唯一の国立にして最難関の東京藝術大学を目指して奮闘することになる。

そういうわけで美大受験について本格的に描かれるのが見所(物語は受験後も続くけど)。
高校2年生という他の人たちより遅れたスタートのため、主人公には常に余裕がなく苦悩と葛藤が付き纏うが、そういった内面もリアルに描写されているのが面白いところ。

また主人公は美術についてまったくの初心者なこともあり、ちょくちょく美術に関する解説も挟まれていく。
そのため美術の知識がない人でも、わかりやすく楽しめるようになっている。

高校生の頃にこれを読んでいたらたぶん美大を選択していたと思う。

【15位】メイドインアビス

メイドインアビス(1) (バンブーコミックス)

底知れぬ巨大な縦穴「アビス」の深層を目指すダークファンタジー!

人類最後の秘境にして、どこまで続くとも知れない深く巨大な大穴「アビス」。
偉大な探窟家を母に持つ少女は、「奈落の底で待つ」と書かれた母の手がかりを頼りに、少年の姿をした記憶喪失のロボットと共にアビスに挑む。


画像は『メイドインアビス』6巻。アビスの6層。

【16位】シャーリー

シャーリー 1巻 (HARTA COMIX)

メイド少女と女主人の穏やかな日常ストーリー!

20世紀初頭のロンドン。13歳の少女・シャーリーは、カフェを営む女主人・ベネットの元にメイドとして雇われる。
そうしてふたりの緩やかな日常が送られてゆく。


画像は『シャーリー』2巻。ハイヒールを履いて喜ぶシャーリー。

【17位】とんがり帽子のアトリエ

とんがり帽子のアトリエ(1) (モーニングコミックス)

美しく描かれた魔法世界ファンタジー!

魔法が存在する世界で魔法使いにあこがれを抱いている少女はある日、見てはいけないとされる魔法使いが魔法を使う方法を目撃する。
しかしそのことがきっかけで事件を起こしてしまい、例外的に魔法使いの弟子になり、同じく弟子の少女たちと魔法使いの道を目指していくことになる。


画像は『とんがり帽子のアトリエ』1巻。魔法を描くシーン。

アメリカのアイズナー賞最優秀アジア作品賞を受賞した魔法使いファンタジー漫画。

特別なインクで魔方陣を描くことで魔法を使えるという設定で、どんな魔法になるかは描かれた魔法陣次第。
そんな独特の魔法世界で、創意工夫して魔法を使っていく様が面白い。

そして何より絵が美しく、その美麗な作画で描かれる世界観の雰囲気がとても良い。読者が魔法世界に入り込める画力がある。

児童小説のようなファンタジー世界の雰囲気が好きな人にオススメだ。

【18位】きのう何食べた?

きのう何食べた?(1) (モーニングコミックス)

中年ゲイカップルの日常料理!

几帳面な弁護士と人当たりの良い美容師のゲイカップル。
2LDKのアパートで暮らす2人の毎日を、食生活をメインに展開していく。

画像は『きのう何食べた?』1巻。いちごジャムを作る主人公。

【19位】ゴールデンゴールド

ゴールデンゴールド(1) (モーニングコミックス)

異形の力で廃れた離島が欲にまみれるサスペンスホラー!

離島の祖母の家で暮らす少女はある日、海辺で見つけた怪しげな人形にとある願い事をするも、それによって「福の神」らしき異形が復活してしまう。
そして異形は少女の願いを原動力に島を欲望まみれにし、異常なバブル経済が形成されていく。


画像は『ゴールデンゴールド』1巻。家に居座るフクノカミ。

【20位】波よ聞いてくれ

波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンコミックス)

ラジオ番組に関わる人たちのラジオコメディ!

北海道のカレースープ店で働く主人公はある日、ラジオディレクターの口車に乗せられ、ラジオで華麗なアドリブトークを披露してしまう。
そしてそれがキッカケで深夜帯のラジオパーソナリティとしてデビューし、奮闘していくこととなる。


画像は『波よ聞いてくれ』1巻。騙されてラジオトークすることになった主人公。

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