2017年12月
コボルトと秘宝の迷宮
12月8日に追加された拡張パック。
アグロ~コントロールまで、使えるエピックが多い。27枚中10枚ほどは主流デッキで使われている。
特に「回廊漁り蟲」は、ほぼ全てのアグロ~ミッドレンジで使える汎用性が高いエピック。これによりアグロ~ミッドレンジが全体的に強化された。
ただし主流デッキで使われているレジェンドは「マナアリの髑髏」「アルネス」「ヴァラニル」くらい。
パラディン
アグロパラディン
「コボルトと秘宝の迷宮」で追加された「動員」により、1~2マナミニオンを大量展開し、同時にデッキから低マナミニオンを処分できるようになった。
AoEで一掃されても「神聖なる恩寵」で手札を補充できるので、コントロール相手も特に不利ではない。
アグロドルイド、翡翠ドルイド、テンポローグには不利だが、それ以外には大体戦える。
ハイランダープリーストには互角かやや有利くらいだが、性悪ドラゴンプリーストには大きく有利で、キューブウォーロックにも有利。
Tier1クラスのとても強いアグロデッキだが、使用者やテンポローグが増えたためか、最近勝率がやや下がり気味。
マーロックパラディン
アグロパラディンと同じく「動員」で強化。
アグロパラディンとは違い、アグロドルイドに大きく不利ではないし、翡翠ドルイドには有利。ただしアグロパラディンやキューブウォーロックには不利。
Tier1クラスのとても強いアグロデッキ。
プリースト
ハイランダープリースト
「コボルトと秘宝の迷宮」で強力なAoEの「心霊絶叫」が追加された。
翡翠ドルイドに大きく不利だし、秘策テンポメイジにも不利だが、それ以外の主流デッキとは大体互角くらいに戦える。アグロドルイドやデーモンウォーロックに大きく有利で、ビッグプリースト、テンポローグ、キューブウォーロックにも有利。
コントロール系のウォーロックとは違い、目立った弱点のないコントロールデッキ。
平均勝率的にはTier2の中位~上位くらいだが、レジェンド帯だと使用率1位。
(性悪)ドラゴンプリースト
「コボルトと秘宝の迷宮」で追加された「ダスクブレイカー」によりAoEが増えた。現環境では稀少なミッドレンジ寄りのデッキ。
後に「性悪な召喚師」を採用した性悪ドラゴンプリーストが主流になり、ハイランダープリーストより平均勝率が高くなった。
アグロ/マーロックパラディンには大きく不利だが、それ以外の主流デッキとは大体互角に戦える。翡翠ドルイドには大きく有利。
ビッグプリースト
「コボルトと秘宝の迷宮」で追加された「ダイヤモンドの小呪文石」により、大型ミニオンを復活できるようになった。
アグロハンター、アグロ/マーロックパラディン、ハイランダープリースト、性悪プリーストなどにやや不利。アグロドルイドには大きく有利。
平均勝率はハイランダープリーストや性悪ドラゴンプリーストより少し低い。
ウォーロック
コントロール(デーモン/キューブ)ウォーロック
「コボルトと秘宝の迷宮」で悪魔招集/召喚や、強力な悪魔ミニオン、回復が追加された。特に「取り憑かれた従者」や「マナアリの髑髏」からの「ヴォイドロード」が強力。
初期のコントロール(デーモン)ウォーロックは勝率的にそれほどではなかったが、後に「肉食キューブ」を採用したキューブウォーロックが主流になり、ハイランダープリーストと同じくらいの勝率になった。
アグロパラディン、秘策テンポメイジ、ハイランダープリースト、性悪ドラゴンプリーストに不利。それ以外には大体互角かやや有利。
ズーウォーロック
ビッグプリースト、テンポローグに不利。翡翠ドルイドには大きく有利で、秘策テンポメイジにも有利。
デッキ的には大して強化されたわけではないが、勝率的には最近Tier1クラスに浮上。
ウォーロックと対戦する場合、マリガンは基本的にコントロール系のウォーロックを想定するため、それで勝率が高くなっているところもあるように思う。
ローグ
テンポローグ
「コボルトと秘宝の迷宮」で追加された「エルフの吟遊楽人」によりドローが強化された。
ハイランダープリーストには不利だが、それ以外に目立って不利な相手がいない。デーモンウォーロックには大きく不利だったが、キューブウォーロックにやや不利な程度。
翡翠ドルイド、秘策テンポメイジ、アグロ/マーロックパラディン、ズーウォーロックといったアグロ系に有利。
現環境ではアグロが多いためか、最近の勝率はTier1クラス。
ドルイド
アグロドルイド
ハイランダープリーストに不利。デーモンウォーロックには大きく不利だったが、キューブウォーロックにやや不利な程度。アグロ全般に強い。
デッキは大して強化されていないが、現環境ではアグロが多いためか、最近の勝率はTier1クラス。
翡翠ドルイド
ハイランダープリーストには大きく有利だが、アグロドルイド、マーロックパラディン、性悪ドラゴンプリースト、テンポローグ、キューブウォーロック、ズーウォーロックに大きく不利。
現環境では辛く、勝率はぎりぎりTier2クラス。
メイジ
秘策テンポメイジ
「コボルトと秘宝の迷宮」で追加された「アルネス」でドローが強化され、「爆発のルーン」で秘策が強化された。
ハイランダープリーストやコントロール(デーモン/キューブ)ウォーロックといったコントロール系には有利だが、アグロ系には不利。特にアグロ/マーロックパラディン、性悪ドラゴンプリースト、テンポローグには大きく不利。
デッキ的には弱くないと思うのだが、アグロが多い現環境では辛く、勝率はぎりぎりTier2クラス。
ハンター
アグロハンター
「コボルトと秘宝の迷宮」で追加された「キャンドルショット」で多少強化された。
アグロドルイド、アグロ/マーロックパラディン、ハイランダープリーストなどに不利。主要デッキで大きく有利な相手はいない。
体感的にはあまり強くないように感じるが、勝率的には意外とTier2中位はある。
ウォリアー
海賊ウォリアー
ウォリアーは絶滅危惧種だが、海賊ウォリアーは稀に見かける・・・こともあるかもしれない。
「コボルトと秘宝の迷宮」で追加された「性悪な召喚師」と「ミスリルの小呪文石」で強化された・・・らしい。
全体的にアグロ系に不利で、コントロール系に有利。
一応勝率は50%ほどある模様。
シャーマン
進化シャーマン
シャーマンは絶滅危惧種だが、進化シャーマンは稀に見かける・・・こともあるかもしれない。
「コボルトと秘宝の迷宮」で追加された「不安定な進化」で強化された・・・らしい。
勝率は低く、ぎりぎりTier3クラス。
コメント
今季から初めてコントロールデッキ好きなんでキューブロック作ってやってたけど、プリースト多すぎ案件で辛くなってドラプリに切り替えたら安定した 安いし
ウォリは戦斧のナーフのせいでコントロール系も死んでしまったからなぁ
シャーマンは相変わらず進化しかデッキタイプがなくてみんな飽きてるし
プリースト大杉問題は来年のスタン落ちまで続くしスタン落ちまで低まっていけ!