面白い格闘漫画10選! 格闘技モノのおすすめ人気作を紹介

おすすめマンガ

子供の頃に『修羅の門』を読んでフルコンタクト空手を始め、大人になってからは『空手小公子 小日向海流』や『オールラウンダー廻』を読んでキックボクシングを始めた私が、Kindleで読めるオススメの格闘漫画を紹介していこう。

格闘技のおすすめ漫画

喧嘩商売/喧嘩稼業

最強の格闘技は何か!?

空手家、柔道家、合気道家、力士、日本拳法家、中国拳法家、召琳寺拳法家、軍隊格闘家、ボクサー、キックボクサー、プロレスラー、総合格闘家、裏世界のシラットの使い手、ヤクザの用心棒、忍術・剣術家、古流武術家・・・・・・。

それぞれの分野で最強のファイターたちが、最強の格闘技を決めるトーナメントで雌雄を決する。

『喧嘩商売』の序盤はコメディ要素が強いものの、6巻あたりから徐々にシリアスになり(6巻まで飛ばしても問題ない)、『喧嘩稼業』の最強トーナメントへと繋がっていく。

ヘビー級ファイターたちが心理戦の駆け引きをしながら戦うのがほかの漫画にはない魅力で、そこにリアルさを感じる説得力がある。
またトーナメントは誰がどうやって勝つのか予想できないため、とにかく先が気になって仕方がない。

オールラウンダー廻

総合格闘技「修斗」でプロを目指すアマチュアたちの闘い!

総合格闘技「修斗」のジムに通う高校生の主人公は、はじめて出場したアマチュア試合のリング上で小学生時代の幼馴染と再会するも、何もできずに敗北してしまう。
しかしそれをキッカケにプロの練習に参加し、本格的に取り組むようになっていく。

プロを目指すアマチュアたちの練習や試合をリアルに描写した稀有な作品。

漫画としてはとても地味だが、丁寧でしっかりした作りなので大人向けの面白さがある。
またキックボクシング(ムエタイ)やブラジリアン柔術についてもちゃんと解説されており、格闘技の勉強にもなる。

リクドウ

陰鬱で凄惨な昭和風のプロボクシング漫画!

幼い頃に正当防衛で人を殺した壮絶な過去を持つ心優しき少年が、憧れの元東洋太平洋チャンピオンが持っていたベルトを目指してプロボクシングのリングに上がる。

幼少期の凄惨な過去を描いた最初の1巻でかなりの人が振り落とされそうな漫画だが、4巻あたりから面白くなってくるのでそこまで読んでほしい。

話こそシリアスでダークなものの、試合はとてもテンポよく進んでいくので、主人公の活躍をスラスラ読んでいけるのが良い点。

ホーリーランド

少年たちの路上の戦いを描いたストリートファイト漫画。

独学で格闘技を覚えたいじめられっ子で引きこもりの高校生が、居場所を求めて夜の街で喧嘩をし、ヤンキー狩りと呼ばれていく。

主人公をはじめ挫折して悩み苦しむ少年たちが、競技ではない路上の戦いを通して成長する物語。

要所要所で作者の解説や見解が入り、それがリアル感を出す演出になっている。

空手小公子 小日向海流

大学空手部&プロキックボクシングの青春漫画!

空手家に助けられ、その強さに憧れたことで大学の空手部に入部した元体操競技者が、持ち前の身体能力を武器に空手やキックボクシングで活躍する。

前半は大学の空手部を舞台に、合宿や大会などで青春を満喫する物語。
そして後半はキックボクシングを舞台に、格闘家としての活躍が描かれる。

主人公より脇役のほうが魅力的だったりするが、アクションシーンの描写がうまいので、空手やキックボクシングに興味のある人なら楽しめるはず。
特にムエタイ選手がやたらカッコイイ。

嘘喰い

命がけのスリリングなギャンブル×格闘バトル!

「嘘喰い」の異名を持つ伝説のギャンブラーが、あらゆる賭博を取り仕切る秘密組織「賭郎」の長・お屋形様の座を奪い取るため、仲間たちと命がけのギャンブルを勝ち進む。

ババ抜きやポーカー、ハンカチ落としといったシンプルなゲームを、文字通り命を賭けて必死に戦う。

さらに賭けに勝ってはい終わりではなく、その金を暴力から守らなくてはいけないのがこの漫画の特徴。
そのためギャンブルと同時に、あるいはギャンブル後に熱い格闘バトルも繰り広げられる。

格闘がメインの漫画というわけではないが、高い画力による格闘シーンは一級品なのでオススメだ(格闘描写が出るのは4巻あたりから)。

餓狼伝

夢枕獏氏の名作格闘小説と『バキ』の板垣恵介氏の夢の競演!

実践的な強さのみを追い求める武道家・丹波文七が、空手家、プロレスラー、古武術家などのあらゆる強者に挑む。

掲載雑誌の都合で何度も移籍や休止になったり、出版社を変えての新装版やらでゴタゴタしてしまったが、名作小説が原作なだけに面白い。

『バキ』と比べるとリアリティのある異種格闘技モノで、同じ板垣絵でも個人的にはこちらのほうが好き。

バキシリーズ

累計7500万部以上の大人気格闘漫画!

高校生にして地下闘技場の最年少チャンピオン・刃牙と、地上最強の生物と謳われる父親を中心に、格闘家たちの熱い戦いを描く。

シリーズを重ねるごとにネタ漫画になっていった感はあるが、少なくとも一作目の『グラップラー刃牙』は名作。

ワクワクする戦いを描くのがホントうまい。

修羅の門

1000年無敗の陸奥圓明流が異種格闘技で最強を証明!

無敗の古武術・陸奥圓明流を継いだ少年が、国内の異種格闘技トーナメント、アメリカのヘビー級ボクシング、ブラジルのバーリトゥードなど、様々な場で戦って最強を証明していく。

最強系主人公が活躍する様が爽快だし、陸奥圓明流の技もマネしたくなるカッコよさがある。

タフシリーズ

最強の灘神影流の使い手が強者たちと死闘を繰り広げる!

実践的古武術・灘神影流の継承者の高校生が、父親や友人たちに見守られながら修行をし、格上の強者に挑んでいく。

『餓狼伝』や『バキ』、『修羅の門』に近い異種格闘技モノだが、こちらは未熟な主人公が修行を通して強くなっていく成長物語なのが熱い。

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