近代文学おすすめ小説まとめ! Kindleなら有名作家の全集・選集が200円以下

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芥川龍之介、夏目漱石、太宰治、宮沢賢治といった著名な近代文学作家の作品は、国語の教科書などで誰しも触れたことがあるかと思う。

実はKindleなら、そういった近代文学作家の作品をまとめた全集などが、100円~200円といった価格で購入できてしまう

安いのは著作権が切れているからだが、それにしても数十冊~数百冊をまとめてでその価格とはビックリする。凄い時代になったものだ。

というわけで、そういった激安な名作品集を紹介していこう。

(※紹介文は気が向いたときに追記)

日本の近代文学作家

芥川龍之介全集 378作品

東京帝国大学卒で、毎日新聞社に入社して小説を寄稿していたが、様々な悩みから若くして自殺した短編小説家。
ちなみにその死の8年後に、親友で文藝春秋社主の菊池寛が設けた新人文学賞が「芥川龍之介賞」。

初期の頃の作品は古典アレンジやキリシタン物が目立ったが、晩年には私小説が多くなった。

代表作は『羅生門』『鼻』『河童』など。

夏目漱石全集 122作品

帝国大学(東京帝国大学)卒で、中学教師やイギリス留学を経て東京帝国大学講師を務めていたが、そんなエリート街道を捨てて朝日新聞社に入社して小説家になった人。
芥川龍之介の師匠でもある。

生涯を通して神経衰弱に苦しめられたが、その精神衰弱を和らげる目的で執筆したのが処女作の『吾輩は猫である』で、この成功がキッカケで小説家になったとか。

代表作は『吾輩は猫である』『坊っちゃん』『こころ』など。

太宰治全集 280作品

自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも作品を発表し続けた人間失格な人。
学生の頃から4回自殺を図り、5回目で亡くなってしまう。

代表作は『走れメロス』『斜陽』『人間失格』など。

宮沢賢治全集 283作品

生前はほとんど作品を発表せず無名に近かったが、死後に多数の作品が刊行されて国民的作家になった詩人・童話作家。

郷里の岩手県が大好きで、岩手県をモチーフとしたイーハトーブという理想郷を造語している。

代表作は『雨ニモマケズ』『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』など。

谷崎潤一郎作品集 25作品

東京帝国大学を中退して小説家になり、ノーベル文学賞の候補に7回以上も選ばれた、マゾヒズムの変態天才作家。

妻の妹に好意を寄せて妻と不仲になり、それを知った谷崎の友人が妻に同情&好意を寄せて三角関係になり、谷崎は妻を友人に譲渡しようとするという昼ドラみたいな事件を起こしている。
そしてそれを作品にしている。

代表作は『刺青』『陰翳禮讚』『細雪』など。

中島敦作品集 31作品

東京帝国大学卒で、就職難に苦しみながらも教員やパラオ南洋庁の官吏を経て専業作家になるも、持病悪化のため33歳の若さで亡くなった人。

最期の言葉は「書きたい、書きたい」「俺の頭の中のものを、みんな吐き出してしまひたい」。
死後に出版された全集は毎日出版文化賞を受賞した。

代表作は『山月記』『光と風と夢』『李陵』など。

吉川英治全集 111作品

戦前戦後に大衆向けの時代小説で人気を博し、文化勲章を受章して「国民文学作家」と呼ばれた人。

小説が売れて貧乏人から金持ちになったが、その変化についていけなかった妻はヒステリーを患い、離婚することになってしまった。
そしてその後16歳の少女と再婚(29歳差)。

代表作は『宮本武蔵』『三国志』『新・平家物語』など。
ちなみにこの『宮本武蔵』を原作にしたのが井上雄彦氏の漫画『バガボンド』。

江戸川乱歩作品集 107作品

大怪盗の怪人二十面相で有名な、日本を代表する探偵小説(推理小説)家。
ちなみに実際に探偵として勤務していた経歴もあったりする。

代表作は『D坂の殺人事件』『怪人二十面相』『探偵小説四十年』など。

森鴎外全集 136作品

夏目漱石と共に明治期を代表する小説家にして、陸軍軍医総監という偉い人。

小説家としては高く評価されている一方、軍医としては脚気の原因を細菌と勘違いし、国内の栄養障害説を否定・阻害して、麦飯を禁止するという愚行で低く評価されている。

代表作は『舞姫』『雁』『山椒大夫』など。

坂口安吾全集 444作品

薬物中毒になったり、税金不払い闘争を行なったり、ライスカレーを百人前頼むといった奇行をとった、無頼派作家の代表格みたいな人。

純文学、歴史小説、推理小説、エッセー、囲碁・将棋の観戦記などの多彩な作品を発表した。

代表作は『風博士』『堕落論』『白痴』など。

小泉八雲作品集 54作品

怪談話の名手で、欧米に日本文化を紹介する著書を数多く遺した小説家・随筆家・民俗学者(など)。

ちなみにギリシャ生まれのアイルランド人とギリシャ人のハーフ。
その後フランスやイギリスで教育を受け、アメリカで就職し、最終的に日本国籍を取得した。

代表作は『骨董』『怪談』『知られぬ日本の面影』など。

石川啄木全集 83作品

泉鏡花全集 188作品

梶井基次郎全集 48作品

菊池寛作品集 86作品

国木田独歩全集 46作品

小林多喜二作品集 24作品

島崎藤村全集 52作品

中原中也全集 315作品

樋口一葉全集 46作品

柳田国男作品集 26作品

夢野久作全集 154作品

海外の近代文学作家

フランツ・カフカ作品集 14作品

生前はそこまで有名というわけではなかったが、死後に自身の黒歴史ノートを焼き捨てるよう遺言を残したにも関わらず友人に出版されてしまい、結果的に名声が高まり世界的なブームも起き、20世紀の文学を代表する作家と呼ばれるまでになってしまった人。

ちなみに生前はとても人格者な保険局員だったが、父親との軋轢に苦しめられ、そのうえ30半ばで結核を発症し、40歳でこの世を去った。

代表作は『変身』『審判』『城』など。

トーマス・マン作品集 20作品

ノーベル文学賞を受賞したドイツの小説家。

ナチス台頭時にはナチズムの危険性を訴える講演を行うも、ナチス政権が誕生してしまい、ナチスから逃れるためにスイスやアメリカで亡命生活を送ることとなった。
自宅はナチスに押収されるも、原稿が命がけで回収したそうな。

代表作は『ブッデンブローク家の人々』『ヴェニスに死す』『魔の山』など。

チェーホフ作品集 28作品

ロシアを代表する劇作家にして短編小説家。

代表作は『かもめ』『桜の園』『ワーニャ伯父さん』など。

モーパッサン作品集 10作品

フランスの自然主義の作家、劇作家、詩人。

代表作は『女の一生』『ベラミ』『脂肪の塊』など。

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