ここ最近話題になっている人気漫画を紹介。
バトルからラブコメまでなるべく幅広く扱っていこう。
最近の人気漫画
鬼滅の刃
アニメにより大ブーム＆大ヒットを記録した”鬼作”！
鬼により家族を皆殺しにされ、妹を鬼にされてしまった心優しき少年が、妹を元に戻すため、また家族を殺した鬼を討つため戦い抜く。
画像は『鬼滅の刃』2巻。敵の鬼にも悲しいエピソードがある。
大正時代の日本を舞台とした鬼と戦う剣士たちの物語だが、家族愛と復讐をテーマとしており、味方だけでなく敵にも泣けるエピソードが多い。
修行や強敵との戦いを通して成長していく王道ジャンプ漫画でありながら、女性からの人気も高く、それゆえ大ブームになった模様。男女どちらでも楽しめる少年漫画なわけだ。
SPY×FAMILY
スパイ、殺し屋、超能力者の3人が仮初の家庭を築くホームコメディ！
任務のため妻子が必要になった凄腕のスパイが、（それとは知らずに）心を読める超能力者の女の子を養子にし、（それとは知らずに）殺し屋の女性と結婚する。
画像は『SPY×FAMILY 』1巻。最強3人家族がトラブルを解決していく。
一応少年漫画だが、ほのぼのとした心温まるホームコメディで女性からの人気も高い。特に娘が可愛く、『よつばと！』のよつばを見ているような可愛さがある。
2巻発売時点で累計発行部数が100万部を突破し、破竹の勢いで『少年ジャンプ＋』の看板漫画になった。
チェンソーマン
週刊少年ジャンプの新時代ダークヒーローアクション！
舞台は悪魔が蔓延る現代社会。チェーンソーの悪魔に変身する力を手に入れた少年は公安に拾われ、公安所属のデビルハンターとして悪魔と戦う日々に身を投じる。
画像は『チェンソーマン』3巻。嬉々として悪魔を切り刻むクレイジーな主人公。
敵を切り刻み、血や贓物が飛び散るバイオレンス・アクションが『週刊少年ジャンプ』で連載されるとは、時代の移り変わりを感じる。
敵も味方もあっけなく死んでいくので展開の予想も難しい。個人的に今の『週刊少年ジャンプ』で一番楽しみな漫画。
異世界おじさん
尾田先生も愛読している異世界帰りYouTuberおじさん！
異世界へ転移させられ、17年もの長い冒険のすえになんとか現実世界に帰還したら、待っていたのは親族一同に引取を拒否されたあげくの一家離散。
それでもめげずに魔法の力を活用してYouTuberになり、甥と楽しく生活をしていく。
画像は『異世界おじさん』1巻。異世界でオークと勘違いされて殺されかけた話をするおじさん。
おじさんが語る異世界の冒険譚は重く辛い話ばかり。助けた女の子に好意を寄せられたこともあるが、好意に気づかずフラグは徹底的にへし折ってしまう。
またゲームのSEGAネタや、17年もの空白があるおじさんのジェネレーションギャップネタもあり、当時を知る30～40代の読者にはフフッと笑えてしまう。
おっさん向けの一風変わった異世界モノで面白い。
その着せ替え人形は恋をする
人形オタクとコスプレギャルのコスプレ衣装製作ラブコメ！
雛人形職人を目指す高校生の主人公はある日、裁縫が得意なことをクラスメイトの美少女に知られてしまい、コスプレ衣装の製作を依頼される。そうしてコスプレを通して2人は仲を深めていく。
画像は『その着せ替え人形は恋をする』の1巻。ヒロインにコスプレ衣装を作ってほしいと頼まれる主人公。
衣装の製作やメイク、撮影技術といったコスプレの知識が身に付く漫画として貴重な存在。
そして女の子もカワイイし、主人公をはじめとしたキャラクターたちにも不快感がないので、恋愛漫画としても面白い。
僕の心のヤバイやつ
中二病陰キャ少年と陽キャ美少女の思春期ラブコメ！
主人公はクラスメイトの美少女を殺害する妄想をしている痛々しい中二病の中学2年生の少年。しかしそんな妄想をしながら少女を観察をしているうちに、次第と彼女に好意を抱いていく。
画像は「僕の心のヤバイやつ」1巻。ヒロインに話しかけられて戸惑う主人公。
物語は主人公の一人称で語られていくが、一部の人たちには中二病主人公の心情がとても共感できるかと思う。まぁちょっと古傷を抉られるかもしれないけど。
またお互いが惹かれあっていく過程も丁寧に描かれており、男女どちらが読んでもニヤニヤできるラブコメになっている。
事情を知らない転校生がグイグイくる。
からかわれている女の子をポジティブな男の子が救うハートフルコメディ！
「死神」と呼ばれ、みんなからかわれている女の子。そこに転校生の少年がやって来て、どんなことでもポジティブに解釈し、グイグイ迫って仲良くなっていく。
画像は『事情を知らない転校生がグイグイくる。』1巻。常にポジティブ全快な主人公。
空気を読まず、純粋で真っ直ぐな男の子が最強すぎる。2人の関係には尊いニヤニヤ感があふれ出ている。
「お姉ちゃんな･･･そういうの見るの超好きやで･･･」という作中のセリフが読者の気持ちを代弁している。
お兄ちゃんはおしまい！
女の子にされた兄のTSF日常コメディ！
妹に怪しい薬を飲まされ、女の子に性転換されてしまった引きこもりニートの兄。最初は不本意に思っていたものの、妹に促される形で（女子中学生として）少しずつ社会復帰を果たしていく。
ダメ人間なお兄ちゃんが女の子の生活に悪戦苦闘する様を眺めるほのぼの日常系で、かわいくて癒される。
ダンジョン飯
モンスター料理のダンジョンファンタジー・グルメ！
ダンジョンで死んだ仲間を蘇生するため、再びダンジョンに挑もうとする主人公たち。しかし金がなくて道中の食料を用意できない。
そこで主人公は倒したモンスターを調理することを決意する。
画像は「ダンジョン飯」1巻。スライムの構造と調理。
剣と魔法の王道ファンタジーでありながら、モンスターの設定にリアリティを追求しているため、作中に出てくる料理はまるで本物のように美味しそうで、世界観に説得力があるのが面白いポイント。
戦闘もモンスターのリアルな設定を活かして、生物としての弱点を突いていく戦い方になっている。
料理好きもファンタジー好きも、どちらも楽しめる傑作。
ブルーピリオド
リア充優等生が全力で美術に情熱を注ぐ！
成績優秀でリア充ながらも、打ち込めるものがなく空虚な日々を過ごす高校生の主人公。しかし一枚の絵に心を奪われ、さらに授業中に真剣に描いた絵が褒められたことで、最難関の東京藝術大学を目指すことを決意する。
画像は「ブルーピリオド」2巻。ライバルの言葉に刺激され感情を込めて描く主人公。
主人公は高校2年生という遅れたスタートにも関わらず、日本一受験倍率の高い東京藝術大学の絵画科を受験する。その努力と葛藤にはリアリティがあり、読んでいて応援したくなる魅力がある。
美術の世界の一端を知ることができ、そして強い情熱も味わえる青春漫画。
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